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血液凝固阻害活性を有するハマダラカ由来のAs-1蛋白質

国内特許コード P06A009692
掲載日 2007年3月2日
出願番号 特願2001-317330
公開番号 特開2003-116573
登録番号 特許第3648548号
出願日 平成13年10月15日(2001.10.15)
公開日 平成15年4月22日(2003.4.22)
登録日 平成17年2月25日(2005.2.25)
発明者
  • 鎮西 康雄
  • 油田 正夫
  • 伊澤 晴彦
出願人
  • 国立大学法人三重大学
発明の名称 血液凝固阻害活性を有するハマダラカ由来のAs-1蛋白質
発明の概要 【課題】 血液凝固阻害作用を有する新規な蛋白質を提供することが、本発明の課題である。
【解決手段】 本発明により、ハマダラカ(Anopheles stephensi )由来の新規な蛋白質であるAs-1蛋白質、及び当該蛋白質をコードするAs-1遺伝子が与えられた。As-1蛋白質は血液凝固阻害活性を有するために、As-1蛋白質を有効成分として含有する医薬は、新規な血液凝固阻害剤として、心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞の治療及び予防に有効である。またAs-1蛋白質は、医薬開発の場における血液凝固阻害剤のリード化合物としてもまた、大きな可能性を有している。
従来技術、競合技術の概要


高齢化社会を迎え、成人病がますます重要な社会問題となってきた。成人病に起因する症状、特に血液関連の疾病、例えば高血圧症、肺高血圧症、心筋梗塞、脳梗塞、肺梗塞、クモ膜下出血後の血管攣縮などのように、血管が細くしかも硬くなることによって起こる疾病を治療したり、予防することは、高年齢層の社会では重要な課題である。これらの疾病は、血管弛緩拡張剤や血液凝固阻害剤によって治療したり予防することができる。その様な目的に使用が可能である抗凝固活性を有するペプチドとしては、ヒルの唾液腺由来のヒルジンがこれまでに知られていた。ヒルジンは吸血するムシの唾液腺から同定された抗凝固活性ペプチドであり、トロンビン阻害活性を有する。

産業上の利用分野


本発明は、吸血昆虫であるハマダラカ(Anopheles stephensi )の唾液腺に由来し、血液凝固阻害活性を有するAs-1蛋白質、及び当該As-1蛋白質をコードする遺伝子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハマダラカ由来の蛋白質であり、以下の(a)または(b)に示すアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。
(a)配列表の配列番号1に示す、アミノ酸番号(-21)-80で示されるアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。
(b)血液凝固阻害活性を有し、(a)のアミノ酸の10個以下が欠損、置換若しくは付加された蛋白質。

【請求項2】
請求項1記載の蛋白質をコードする遺伝子。

【請求項3】
ハマダラカ由来の蛋白質であり、以下の(c)または(d)に示すアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。
(c)配列表の配列番号1に示す、アミノ酸番号1-80で示されるアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。
(d)血液凝固阻害活性を有し、(c)のアミノ酸の10個以下が欠損、置換若しくは付加された蛋白質。

【請求項4】
ハマダラカ由来の蛋白質をコードし、以下の(e)または(f)に示す塩基配列からなることを特徴とする遺伝子。
(e)配列表の配列番号2に示す、塩基番号1-456 で示される塩基配列からなることを特徴とする遺伝子。
(f)血液凝固阻害活性を有する蛋白質をコードし、(e)の塩基の10個以下が欠損、置換若しくは付加された遺伝子。

【請求項5】
請求項3記載の蛋白質を有効成分として含有する、血液凝固阻害剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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