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Pbsp1 PROTEIN DERIVED FROM MALARIAL PARASITE OF MOUSE AND GENE ENCODING THE SAME PROTEIN

Patent code P06A009697
Posted date Mar 2, 2007
Application number P2003-146698
Publication number P2004-344105A
Patent number P3837547
Date of filing May 23, 2003
Date of publication of application Dec 9, 2004
Date of registration Aug 11, 2006
Inventor
  • (In Japanese)石野 智子
  • (In Japanese)油田 正夫
  • (In Japanese)鎮西 康雄
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人三重大学
Title Pbsp1 PROTEIN DERIVED FROM MALARIAL PARASITE OF MOUSE AND GENE ENCODING THE SAME PROTEIN
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a new technique useful for treatment and prophylaxis of malaria by using a mechanism in which liver is infected with malarial parasite as a target.
SOLUTION: The present invention provides Pbsp1 protein derived from malarial parasite of mouse and a gene encoding the protein. The Pbsp1 protein is useful as a tool for preparation of vaccine of malaria using sporozoite as a target and development of medicines, because the protein has activity for helping infection of sporozoite of malarial parasite to the liver.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


マラリアは、マラリア原虫が赤血球に感染することによって起こる、原虫性の熱性疾患である。毎年2億から3億人もの人々がマラリアに羅患しているといわれ、海外のマラリア流行地を旅行中に感染したケースを中心にして、日本国内でも年間数百人程の発症者が認められる。原虫の種類によってマラリアは、熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵型マラリア、四日熱マラリアに分類される。マラリアの症状としては、2~3日ごとの高熱発作、進行性の貧血、脾腫が挙げられ、予後は良好である。しかし、熱帯熱マラリアの場合には脳症、腎不全、広汎性血管内凝固などを起こして悪性となる場合もある。



マラリアの感染は蚊を媒介としており、スポロゾイトと言われるステージにあるマラリア原虫が蚊を介してヒトに感染した後、この原虫はヒトの肝臓に侵入して肝臓性原虫となる。肝細胞内でマラリア原虫は数千の赤血球感染型原虫(メトロゾイト)に発育し、血中に放出される。肝細胞にスポロゾイトが感染し、その中で増殖してメトロゾイトとなるというステップは、マラリア伝播の成立おいて非常に重要である。



マラリアの治療薬としては現在クロロキン、キニーネ、ピリメサミン、メバクリン、プリマキンなどの抗マラリア薬が使用されている。この中では、副作用が少ないためにクロロキンが第一選択薬である。マラリアのワクチンに関しては、原虫の抗原が変化することなどもあって、その開発は困難であるといわれている。近年、原虫の抗原を遺伝子工学的に生産することにより、マラリアに対するワクチンを開発することも試みなども行われているが、実用化されたものはまだない。そこでマラリアの治療と予防のために、有効かつ安全な新たなワクチンの提供が待望されている。



ところで、従来開発されてきたマラリアのワクチンや治療薬は、主に赤血球侵入のステージであるメトロゾイトを標的にするものであった。しかし、[0003]において述べたステップから判るように、メトロゾイトを標的とした手段はマラリアの症状を緩和することはできるが、マラリアの感染自体を阻止することはできない。また、大量に増殖するステージを標的としているため、耐性を持った原虫が出現する可能性が高い。それを考えると、スポロゾイトを標的としたワクチンや薬剤を開発することができれば、感染サイクルそのものを遮断することができるため、劇的な効果をあげる可能性がある。しかしスポロゾイトの感染に関する分子生物学的な知見はまだ不足しているのが実情であり、スポロゾイトを標的としたマラリア治療のアプローチは未だ進展していない。

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、ネズミマラリア原虫由来のPbsp1蛋白質、および当該蛋白質をコードする遺伝子に関する。Pbsp1蛋白質は、マラリア原虫スポロゾイトの肝臓への感染を介助する活性を有するという特徴を有する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
  ネズミマラリア原虫由来の蛋白質であり、以下の(a)または(b)に示すアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。
(a)配列表の配列番号1に示す、アミノ酸番号1-241で示されるアミノ酸配列からなることを特徴とするアミノ酸配列。
(b)マラリア原虫スポロゾイトの肝臓への感染を介助する活性を有する、(a)のアミノ酸の10個以下が欠損、置換若しくは付加されたアミノ酸配列。
【請求項2】
  請求項1記載の蛋白質をコードする遺伝子。
【請求項3】
  ネズミマラリア原虫由来の蛋白質をコードし、以下の(c)または(d)に示す塩基配列からなることを特徴とする遺伝子。
(c)配列表の配列番号2に示す、塩基番号1-1592 で示される塩基配列からなることを特徴とする塩基配列。
(d)マラリア原虫スポロゾイトの肝臓への感染を介助する活性を有する蛋白質をコードし、(c)の塩基の10個以下が欠損、置換若しくは付加された塩基配列。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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