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METHOD FOR PRODUCING CANCER MODEL ANIMAL

Patent code P06P004584
File No. T24
Posted date Mar 2, 2007
Application number P2005-232674
Publication number P2007-043975A
Patent number P4565189
Date of filing Aug 10, 2005
Date of publication of application Feb 22, 2007
Date of registration Aug 13, 2010
Inventor
  • (In Japanese)小田 竜也
  • (In Japanese)大河内 信弘
  • (In Japanese)榎本 剛史
  • (In Japanese)青柳 靖之
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人 筑波大学
Title METHOD FOR PRODUCING CANCER MODEL ANIMAL
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for stably producing cancer model animal that is suitable for screening anticancer agents as a variety of hematogenous metastasis including animal liver metastasis model or the like.
SOLUTION: A microcapsule in which a cancer cell is enclosed is injected into a blood vessel reaching the target organ of the laboratory animal into which the cancer cell is to be implanted. After arrival of the microcapsule, the cell enclosed in the microcapsule is broken by the timed proliferation of the capsulated cell and exposed from the inner part and the exposed cells are implanted on the organ to form a cancer lesion.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


膵臓がん、胃がん、大腸がんなどの消化器がん患者の多くは、終末期に肝転移を伴い、それが患者の直接の死因となることも多い。肝転移を制御する治療法を得ることができれば、がん患者の予後改善に大きく寄与することは間違いがないが、残念ながら今のところそのような治療法は確立されるに至っていない。その理由の一つには、肝転移を制御する治療法を確立するための研究手法自体の確立がこれまで困難であったことが挙げられる。方法論的に考えれば、肝転移を制御する治療法の開発は、免疫不全のラットやマウスなどにヒトのがん細胞を移植することで肝転移モデルを作製し、このモデルに対する有効性を検討することで行うことができる。しかしながら、実験動物に対して、実際に肝転移を形成させることができるがん細胞は特殊で非常に限られたものである。また、その再現性にも問題があり、転移の結節数や程度を制御することはできない。即ち、肝転移を制御する治療法を開発するための優れたモデル動物が存在しないことが、これまで開発の律速段階の一つになっていたと考えられる。



肝転移モデル動物、即ち、肝臓がんモデル動物を作製する方法には、がん細胞を直接脾臓や門脈内に注入し、肝臓にがん細胞を到達させる“直接注入モデル”と、がん細胞を大腸や膵臓などの同所臓器にいったん生着させて、自然に肝転移を形成することを期待する“自然転移モデル”がある。“直接注入モデル”は、“自然転移モデル”よりもより確実に肝転移モデル動物を作製することができるように思われるが、実際には必ずしもそうではない。1個1個バラバラのがん細胞(single cell suspension)を門脈内に注入しても、注入されたがん細胞は末梢門脈、肝類洞を通り抜け、肝静脈から抜け出してしまい、肝臓に着床しにくいということが知られている(非特許文献1)。これに対し、数十個~数百個のがん細胞の塊を作り、これを門脈内に注入すると、がん細胞の集塊は物理的に末梢門脈に引っかかり、1個1個バラバラのがん細胞を投与するよりも転移率が上がるとの報告がある(非特許文献2)。Fidlerらが提唱している肝転移の成立の多段階機序においても、脈管中を遊離するがん細胞は、血小板や宿主の様々な細胞などによって集塊を形成しているとされており(非特許文献3)、がん細胞の集塊が、転移先の毛細血管においてこれを物理的に塞栓することで捕捉されることが、転移形成に有利に働くようである。しかしながら、大きさや性状が均一ながん細胞の集塊を人工的に安定して作ることは極めて困難である。
【非特許文献1】
J hepatol 11 53-57 1990
【非特許文献2】
J Surg Res 112 31-37 2003
【非特許文献3】
Cancer Res 38 2651-2660

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、がんモデル動物の新規な作製方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
がんモデル動物の作製方法であって、がん細胞を着床させたい実験動物(ヒトを除く)の臓器に至る血管内に、内部に500個~4000個のがん細胞を封入した平均粒径が100μm~800μmのマイクロカプセルを注入し、前記マイクロカプセルを前記臓器に到達させた後、前記マイクロカプセルの内部に封入したがん細胞の増殖による時限的な前記マイクロカプセルの破壊により、その内部からがん細胞を外出させ、外出したがん細胞を前記臓器に着床させてがん病巣を形成させることを特徴とする作製方法

【請求項2】
 
前記マイクロカプセルの構成材料としてアルギン酸塩と所望によりポリリジンを用いることを特徴とする請求項1記載の作製方法。

【請求項3】
 
前記臓器が肝臓であって、前記血管が門脈であることを特徴とする請求項1または2記載の作製方法。

【請求項4】
 
前記実験動物がゲッ歯動物であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の作製方法。

【請求項5】
 
前記ゲッ歯動物がラットであることを特徴とする請求項4記載の作製方法。

【請求項6】
 
前記マイクロカプセルを100個~6000個注入することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の作製方法。

【請求項7】
 
前記がん細胞が消化器がん細胞をはじめとする各種悪性腫瘍細胞であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の作製方法。

【請求項8】
 
請求項1記載の作製方法によって作製されてなることを特徴とするがんモデル動物。

【請求項9】
 
請求項1記載の作製方法によって作製されてなるがんモデル動物に抗がん剤候補物質を投与し、その抗がん性を評価することに基づくことを特徴とする抗がん剤のスクリーニング方法
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2005232674thum.jpg
State of application right Registered
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