Top > Search of Japanese Patents > METHOD FOR STEREOSELECTIVELY PRODUCING 1,3-AMINO ALCOHOL DERIVATIVE

METHOD FOR STEREOSELECTIVELY PRODUCING 1,3-AMINO ALCOHOL DERIVATIVE

Patent code P07P004698
File No. E076P52
Posted date Sep 7, 2007
Application number P2006-036042
Publication number P2007-217286A
Patent number P4732180
Date of filing Feb 14, 2006
Date of publication of application Aug 30, 2007
Date of registration Apr 28, 2011
Inventor
  • (In Japanese)小林 修
  • (In Japanese)松原 亮介
  • (In Japanese)河井 伸之
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人科学技術振興機構
Title METHOD FOR STEREOSELECTIVELY PRODUCING 1,3-AMINO ALCOHOL DERIVATIVE
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for highly stereoselectively producing an optically active 1,3-amino alcohol derivative with ease in a high yield by the catalytically asymmetric nucleophilic addition reaction of the aldol addition reaction type using an aldehyde compound and an enamine or its derivative.
SOLUTION: The method for producing an optically active 1,3-amino alcohol derivative having an N, O-acetal structure comprises treating a polymer formed as an intermediate with a Lewis acid such as scandium triflate in ethanol to effectively decompose the polymer in the asymmetric nucleophilic addition reaction for reacting an aldehyde with an enamine derived from an aldehyde in the presence of an asymmetric catalyst composed of a monovalent copper compound and a chiral diamine ligand. Furthermore, the method for producing the corresponding optically active 1,3-amino alcohol derivative comprises treating the above polymer with an allylating agent or a reducing agent in the presence of a Lewis acid.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


医薬品、農薬、香料、機能性高分子等のファインケミカル分野においては、化学物質の有効性や安全性の観点からより高純度の物質を提供することが望まれてきている。特に、分子中に不斉炭素原子を有する物質については、光学的にもより高純度の物質の提供が望まれてきており、立体選択的又はエナンチオ選択的な化学物質の製造法の開発が望まれてきている。このような製造方法は、一般に不斉合成法として呼ばれており、不斉水素化反応はすでに工業化されてきている。
触媒的不斉アルドール反応は、カルボニル基と水酸基を有する化合物のエナンチオ選択的な製造方法としてファインケミカル分野における重要な化合物の合成方法として活発に検討されてきたが、アルドール反応は自己縮合やオリゴマー化などの副反応が生じやすく必ずしも十分な収率で目的物を得ることはできなかった。特に、アルデヒドを求核剤として用いた場合、自己縮合や、生成物の再反応といった問題を伴うことがよく知られている。近年、アルデヒドを直接、あるいはアルデヒド由来のケイ素、エノレートを用いた触媒的不斉交差アルドール反応が報告され注目されている(非特許文献1~3参照)。
本発明者らは、このような状況において、キラル銅触媒を用いてイミン、アルデヒド、ケトンに対する、ケトン由来のエンカルバメート又はエナミドの触媒的不斉求核付加反応を報告している(特許文献1、及び非特許文献4~7参照)。



しかしながら、これまでの本発明者らによる検討による求核付加反応においては、カルボニル化合物とエナミンからβ-ヒドロキシカルボニル化合物(アルドール誘導体)を製造する方法が主体とされており、1,3-アミノアルコール誘導体、特に光学活性1,3-アミノアルコール誘導体を高い立体選択性で高収率で製造する方法としては必ずしも十分ではなかった。また、β-ヒドロキシカルボニル化合物(アルドール誘導体)の製造方法としては、ケトンより誘導されたエナミン又はその誘導体については十分な収率が得られたが、アルデヒド由来のエナミン又はその誘導体では必ずしも十分な収率を期待することはできなかった。



【特許文献1】
WO 2005/070864号
【非特許文献1】
Cordoba,A. 他 J.Org.Chem. 2002,67,301.
【非特許文献2】
Chowdari,R. 他 Tetrahedron Lett. 2002,43,9591.
【非特許文献3】
Denmark,S. E. 他 Angew.Chem.,Int.Ed. 2001,40,4759.
【非特許文献4】
J.S.Fossey et al.,Org. Biomol. Chem.,2005,3,2910-2913
【非特許文献5】
R.Matsubara et al.,Tetrahedron,60,2004,9769-9784
【非特許文献6】
R.Matsubara et al.,Angew. Chem. Int. Ed.,2004,43,1679-1681
【非特許文献7】
R.Matsubara et al.,Angew. Chem. Int. Ed.,2004,43,3258-3260

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、1,3-アミノアルコール誘導体の立体選択的製造方法に関する。より詳細には、本発明は、アルデヒド基を有する化合物とアルデヒド由来のエナミンを反応させて、対応する1,3-アミノアルコール誘導体を製造する方法において、不斉炭素原子を含有する配位子を有する金属錯体、又は不斉炭素原子を含有する化合物及び金属化合物の存在下で、アルデヒド基を有する化合物のアルデヒド基に当該エナミンをアルドール付加型の求核付加反応をさせて、アルデヒド基を有する化合物のアルデヒド基に当該エナミンが付加した付加体を製造し、次いで当該付加体を求核試薬の存在下で処理することを特徴するアルドール付加型求核付加反応による1,3-アミノアルコール誘導体を製造する方法に関する。
また、本発明は、アルデヒドと、アルデヒド由来のエナミンとを1価の銅化合物とキラルなジアミン配位子とからなる不斉触媒の存在下で反応させる不斉求核付加反応において、中間体として生成する重合体をエタノール中でスカンジウムトリフラートなどのルイス酸と処理することにより効果的に分解し、N,O-アセタール構造を有する光学活性アルコール誘導体を製造する方法に関する。さらに本発明は、前記重合物をルイス酸存在下、アリル化剤或いは還元剤と処理することにより、対応する光学活性1,3-アミノアルコール誘導体を製造する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
次の一般式(1)
【化1】
 


(式中、R1は-C(=O)-Ra基、又は-COO-Ra基を示し、Raは炭素数1~10のアルキル基又は炭素数6~12のアリール基を示す。)
で表されるアルデヒド基を有する化合物と次の一般式(2)
【化2】
 


(式中、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1~10のアルキル基を示し、R4は-COO-Rb基を示し、Rbは炭素数2~10のアルケニル基又は炭素数6~12のアリール基を示す。)
で表されるアルデヒド由来のエナミンを反応させて、次の一般式(4)
【化5】
 


(式中、R1、R2、R3、及びR4は、前記したものと同じであり、R5は炭素数1~10のアルキコキシ基、アリル基又は水素原子を示す。)
で表される1,3-アミノアルコール誘導体を製造する方法において、
次の一般式(3)
【化3】
 


(式中、Arは、それぞれ独立してハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基を示す。)
で表される配位子を有する銅錯体、又は前記一般式(3)で表される化合物及び銅化合物の存在下で、アルデヒド基を有する化合物のアルデヒド基に当該エナミンをアルドール付加型の求核付加反応をさせて、アルデヒド基を有する化合物のアルデヒド基に当該エナミンが付加した付加体を製造し、次いで当該付加体を炭素数1~10の直鎖状又は分岐状のアルカノール、アリルトリアルキルシラン及びトリアルキルシランからなる群より選ばれる求核試薬の存在下で処理することを特徴するアルドール付加型求核付加反応による1,3-アミノアルコール誘導体を製造する方法。

【請求項2】
 
アルデヒド基を有する化合物のアルデヒド基に、アルデヒド由来のエナミンをアルドール付加型の求核付加反応が、さらに炭素数1~6の直鎖状又は分岐状のアルカノールの存在下で行われる請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
アルカノールが、イソプロピルアルコールである請求項2に記載の方法。

【請求項4】
 
求核試薬が、炭素数1~10の直鎖状又は分岐状のアルカノールであり、希土類金属トリフラート(OTf)塩の存在下で処理される請求項1に記載の方法。

【請求項5】
 
希土類金属トリフラートの希土類元素が、スカンジウムである請求項4に記載の方法。

【請求項6】
 
求核試薬が、アリルトリアルキルシランであり、ルイス酸の存在下で処理される請求項1に記載の方法。

【請求項7】
 
ルイス酸がトリメチルシリルトリフラート(TMSOTf)である請求項6に記載の方法。

【請求項8】
 
求核試薬が、トリアルキルシランであり、ルイス酸の存在下で処理される請求項1に記載の方法。

【請求項9】
 
ルイス酸がトリメチルシリルトリフラート(TMSOTf)である請求項8に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

※Click image to enlarge.

17154_29SUM.gif
State of application right Registered
Reference ( R and D project ) ERATO KOBAYASHI Highly Functionalized Reaction Environments AREA
Please contact us by E-mail or facsimile if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close