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METHOD FOR MODIFYING COLOR OF FLOWER OF GARDEN PRODUCT USING METAL ION

Patent code P07A010696
Posted date Oct 4, 2007
Application number P2005-344322
Publication number P2007-143506A
Patent number P4967115
Date of filing Nov 29, 2005
Date of publication of application Jun 14, 2007
Date of registration Apr 13, 2012
Inventor
  • (In Japanese)渡部 由香
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人 鹿児島大学
Title METHOD FOR MODIFYING COLOR OF FLOWER OF GARDEN PRODUCT USING METAL ION
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for making healthy plants produce a blue colored flower without the need of a horticulture apparatus and without damaging roots.
SOLUTION: This method comprises spreading a heavy metal-containing compound such as a molybdenum compound-containing agent on a leaf surface instead of roots so as to make the healthy plants produce blue colored flowers without the need of an equipment such as a horticulture apparatus and without damaging roots.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


植物の自然な発色については天然植物色素が貢献しているが、その主な物質としてクロロフィル類、カロチノイド系色素、アントシアニン系色素が挙げられる。クロロフィルは緑色の色素で主に葉や茎の発色に寄与している。力ロチノイドは黄色から橙、赤の色をカバーしている。アントシアニン色素の発色は橙色からピンク、赤色、赤紫色が多い。青色の発色もアントシアニン系色素によるものであるが、その発色機構は複雑であり現在も研究が進められている。また、生花店で販売されている主な花卉類において空色に近い青色の花の品種は意外に少ない。バラでは古来より青いバラの作製が育種家の夢であるが、従来の育種技術では困難と言われており、近年、遺伝子工学を利用して青バラの作製が研究されている。多くの青い色の花は、デルフィニジンを含有しているが、バラなどの青い花が知られていない植物はデルフィニジンを含まない。そこで、例えば、特許文献1では、3′,5′-ヒドロキシラーゼのごときDHKヒドロキシル化酵素をコードする核酸配列をトランスジェニック植物に導入し発現させ、それにより、DHK(ジヒドロカンフェロール)及び/又は他の適当な基質を、最終的に、アントシアニジンのアントシアニン誘導体、例えばデルフィニジン、ペチュニジン又はマルビジン(malvidin)に転換することにより、青色及び青様色の種々の色相の植物生産を試みている。また、特許文献2には、芳香族アシル基の転移により、アントシアンの吸収極大が長波長側に移動することから、既存の花色に青味を持たす場合に有効であると考えられるので、植物において、アントシアンへのアシル基転移反応を制御する方法が示されている。



また、花色に関して新色を得る方法としては、最も手軽な方法としては、白色の花弁をもつ花の茎からに青や緑などの人工的な色素液を吸収させ、好みの色に着色する方法があり、現在、種々の色素液が販売されている。しかしながら、この方法では切り花全体が一様に着色され、人工的な印象を受けるため人気がなく、あまり活用されていない。



モリブデンイオンとB環に水酸基をもつアントシアニン色素が結合して強酸性条件下で青色になる反応は溶媒で抽出したアントシアニン色素の分析方法の一つとして、古くから知られている。非特許文献1は、モリブデン酸ナトリウム溶液を切り花の茎から吸収させる、あるいは花に直接散布処理を行い花色を青色化させる効果について調査しており、5mMのモリブデンイオン溶液を切り花の切り口から吸収させたところキキョウの花において青色化が見られたが、キキョウ以外の花では、青色化が起こり且つ薬害が少なく鑑賞期間が短くならない等の条件を備えたものは極めて少なかったことから、切り花にモリブデン化合物の溶液を吸収させる方法は利用できない場合が多い、と結論づけている。実際に、この現象が論文で発表されてから20年近く経過しているが、一般的な技術としては全く利用されていない。



また、本願発明者等は、すでに、モリブデン化合物を使用して栽培することにより、青色の花を咲かせる、アントシアニン系色素を含有する植物の栽培方法を開発している(特許文献3)。



特許文献2には、開花の2週間~1週間ほど前から開花までに0.1mM以上の水溶性モリブデン酸塩類水溶液を数回施肥することにより、根からモリブデンイオンが吸収され、花弁に移行し、花弁中のアントシアニン色素と結合して青く発色させる方法が記載されている。この方法は、花の収穫前に花弁の青色化が終了するので、生花店において入荷後すぐに販売することができ、また、通常の切り花に比べて棚持ちの程度も遜色がないものであった。
【特許文献1】
特許第3087246号
【特許文献2】
特開平9-70290号
【特許文献3】
特開2004-194523号
【非特許文献1】
園芸学会雑誌,52巻,174-179,1983年

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、既存の花色と異なる色の花を咲かせる植物の製造方法に関する。詳しくは、本発明は、アントシアニン系色素を含有する植物であって、通常は、橙色、ピンク色、赤色、赤紫色等の花を咲かせる植物に、青色の花を咲かせるための栽培方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
リブデン化合物をモリブデン濃度として0.1~20mM含有する溶液又は懸濁液を葉面に散布することを特徴とする、アントシアニン系色素を含有する植物に青色の花を咲かせる方法。

【請求項2】
 
リブデン化合物をモリブデン濃度として0.1~20mM含有する溶液又は懸濁液を葉面に散布することを特徴とする、アントシアニン系色素を含有する植物の花をより青色に変える方法。

【請求項3】
 
アントシアニン系色素を含有する植物が、トルコキキョウ、チューリップ、キク、アスター、ユリ、アルストロメリア、グラジオラス、スイトピー、カーネーション、アネモネ、ストック、キンギョソウ、ラナンキュラス、カラー、フリージア、ハボタン、ラン、ニチニチソウ、ナデシコ又はリコリスから選ばれる請求項1又は2記載の方法。

【請求項4】
 
モリブデン化合物がモリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸ナトリウム、モリブデン酸カリウム、又はモリブデン酸リチウムから選ばれる請求項1~3いずれか1項記載の方法。

【請求項5】
 
モリブデン化合物を3日ごとに1ないし10回散布する請求項1~4いずれか1項記載の方法。

【請求項6】
 
モリブデン濃度として0.1~20mMのモリブデン化合物を含有することを特徴とする、アントシアニン系色素を含有する花を青色に変色させる葉面散布用花卉変色剤。

【請求項7】
 
更に、展着剤を含有する請求項6記載の葉面散布用花卉変色剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
(In Japanese)公開特許は弊社ホームページ内で開示資料とともに、特許公報も掲載しております。
アドレスは http://www.ktlo.co.jp/002_seeds_.html


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