TOP > 国内特許検索 > 集電装置の騒音抑制構造
新幹線用パンタグラフの空力騒音に対して集電舟や枠組から発生する空力音が大きな寄与を有していることが知られており、空力音低減に関する研究が数多く進められ、集電舟単体や枠組単体としてはかなりの低空力音化が実現しつつある。最近では、新幹線用パンタグラフの集電舟の設計方法として、流れ場のシミュレーションと最適化手法とを組み合わせることにより集電舟の形状を決定する手法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この手法では、流れ場のシミュレーションの実行と最適化手法とによる形状変更を計算機により繰返し実施させることができる。このため、風洞試験によって望ましい形状を試行錯誤する必要がなく、適切な形状のパンタグラフを得ることができ、揚力特性が安定化し低騒音化を実現することができる。
【特許文献1】 特開2005-20834号公報
この発明は、集電装置から発生する騒音を抑制する集電装置の騒音抑制構造に関する。
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