TOP > 国内特許検索 > 鉄道車両の振動低減方法及び鉄道車両

鉄道車両の振動低減方法及び鉄道車両

国内特許コード P07A011193
整理番号 /NO30853
掲載日 2007年11月2日
出願番号 特願2003-000226
公開番号 特開2004-001686
登録番号 特許第4278987号
出願日 平成15年1月6日(2003.1.6)
公開日 平成16年1月8日(2004.1.8)
登録日 平成21年3月19日(2009.3.19)
優先権データ
  • 特願2002-094494 (2002.3.29) JP
発明者
  • 富岡 隆弘
  • 瀧上 唯夫
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 鉄道車両の振動低減方法及び鉄道車両
発明の概要 【課題】車体重量の大幅な増加を伴わずに車体弾性振動を低減することのできる方法等を提供する。
【解決手段】本発明は、乗客Hの座る腰掛15の配列された床13を備える鉄道車両における振動低減方法である。この方法は、床13と腰掛15との間に弾性体又は粘弾性体からなる弾性支持体(バネ)25を介在させ、腰掛15の質量を利用した動吸振効果により鉄道車両の車体10の弾性振動を低減する。
【選択図】   図1
従来技術、競合技術の概要


近年、鉄道車両の軽量化が進んでおり、これに伴って鉄道車両車体の剛性が低下する傾向がある。車体の剛性が低下すると、車体の弾性振動(上下曲げ振動)の発生が顕著となる。このような弾性振動は、乗客数の増減によって発生具合が変化するが、人間が最も敏感な周波数帯域において発生する場合も多く、乗り心地悪化の原因にもなっている。



これに対し、現状では、車体に粘弾性層と拘束層からなる制振材を貼付したり、アクティブあるいはセミアクティブ制御を行なう等をして、車体の弾性振動を低減することが提案されており、現在も研究が進められている。なお、車体に制振材を付加して弾性振動の低減を図る事例は、既に新幹線で実用化されている(鈴木康文らによる『鉄道車両の車体曲げ振動の制振法』、No.97-1、日本機械学会第74期通常総会講演会講演論文集(I)、pp.691~692参照)。



あるいは、鉄道車両車体の弾性振動低減方法の一種として、付加質量と支持バネからなる動吸振器による制振効果を利用するものが知られている。その一例としては、石川龍太郎らによる『ダイナミックダンパによる車体曲げ振動の低減』、No.910-17、日本機械学会第68期通常総会講演会講演論文集(Vol.C)、pp.531~533を挙げることができる。



この石川らによる論文においては、車体質量の5%程度の付加質量ダイナミックダンパ(動吸振器)を用いて車体上下曲げ振動を1/3~1/4に低減できるという理論解析の結果、並びに、約1000kgのダイナミックダンパを用いて車体曲げ振動を半減できるという実車試験の結果が報告されている。しかしながら、この方法ではダイナミックダンパ分の大幅な付加質量が必要となる。

産業上の利用分野


本発明は、鉄道車両の車体の弾性振動を低減する方法等に関する。特には、車体重量の大幅な増加を伴わずに車体弾性振動を低減することのできる方法等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
乗客の座る腰掛の配列された車体床を備える鉄道車両であって、
前記車体床と前記腰掛との間に介在された、弾性体又は粘弾性体からなる弾性支持体と、
前記腰掛に乗客が着座した場合に前記弾性支持体の動きがロックされるロック機構と、
を備えることを特徴とする鉄道車両。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2003000226thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close