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NEW MITE ALLERGEN AND USE THEREOF meetings

Patent code P07P005243
File No. H06-025
Posted date Feb 22, 2008
Application number P2006-215082
Publication number P2008-035790A
Patent number P4982848
Date of filing Aug 7, 2006
Date of publication of application Feb 21, 2008
Date of registration May 11, 2012
Inventor
  • (In Japanese)小埜 和久
  • (In Japanese)秋 庸裕
  • (In Japanese)河本 正次
  • (In Japanese)磯部 敏秀
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人広島大学
Title NEW MITE ALLERGEN AND USE THEREOF meetings
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a new allergen protein associated with mite allergic diseases except Der f or Der p family, a diagnostic, a prophylactic, a therapeutic agent, etc., using the same.
SOLUTION: The protein is contained in an extract of mite polypide, exhibits a molecular weight of about 15kDa measured by an SDS-polyacrylamide gel electrophoresis method and an isoelectric point in the vicinity of about 5.5 measured by an isoelectric point electrophoresis method and has characteristics of exhibiting a cross-reaction with IgE. The new allergen protein exhibits homology to the mite allergen of group 2 by analyzing the protein by ESI Q-TOF MS. Thereby, the new mite allergen protein is obtained. The polynucleotide encoding the protein is obtained, and the antibody recognizing the protein is obtained. The diagnostic, the prophylactic, the therapeutic agent of mite allergic diseases, etc., are obtained by using the same.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


ダニ(Dermatophagoides farinae、Dermatophagoides pteronyssinus等)はアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、喘息などの深刻なアレルギー性疾患を引き起こす原因となっている(例えば非特許文献1、2、3、4参照)。ダニは家中に偏在するため、ダニを生活環境から除去することはきわめて困難であり、そしてアレルギー患者はいつもそのアレルゲンにさらされている。そしてそのような絶え間無い暴露が、時間経過とともにアレルギー症状をさらに悪化させる。



アレルゲンによって感作されアレルギーを発症してしまった患者に対しては、抗ヒスタミン剤などの副作用を有する対症療法剤を用いた一時的な解決策に依存せざるを得ないのが実状である。このため、アレルギー患者は、抗ヒスタミン剤等の薬剤を使用し続けない限り発症を繰り返すことになり、財政的にも、肉体的にも大きな負担を強いられる。また、上記薬剤の使用を中止するとリバウンドによる症状の悪化も懸念されるという問題をも抱えている。このようにダニに対するアレルギーは、慢性的となり、そして治療することが困難である。



上記の対症療法剤に代わるアレルギーの治療方法として減感作療法が注目を浴びている。減感作療法とはアレルゲンを少しずつ投与し、患者の免疫を慣れさせてアレルギーを治療する手法である。しかしながら、現行の減感作療法では、ダニに含まれる無数のタンパク質をまとめて抽出し、患者に投与する方法が主流である。このためアレルゲン以外にもたくさんのタンパク質を患者に注射することになり、過剰な免疫応答による、アナフィラキシーショックなどの副作用を引き起こすことや、異物が大量に体内に入り込んだことで、別のアレルギーを発症してしまうことがある。そこで、アレルゲンとなるタンパク質を、遺伝子工学などの手法により特定し、合成ペプチドやDNAワクチンとして用いることで副作用がなく、特定のアレルギーを選択的に治療する方法が試みられている。例えば、ダニアレルゲンであるDer fファミリーまたはDer pファミリータンパク質をコードする遺伝子を用いてDNAワクチンとして投与するという方法が知られている(非特許文献5参照)。
【非特許文献1】
Platts-Mills TAE, Chapman MD: Dust mites, immunology, allergic disease, and environmental control. J Allergy Clin Immunol, 80: 755-775 (1987)
【非特許文献2】
Lin KL, Hsieh KH, Thomas WR, Chang BL, Chua KY: Allergens, IgE, mediators, inflammatory, mechanisms. Characterization of Der p 5 allergen, cDNA analysis, and IgE-mediated reactivity to the recombinant protein. J Allergy Clin Immunol, 94: 989-996 (1994)
【非特許文献3】
International workshop report: dust mite allergens and asthma: a world wide problem. WHO Bulletin, 66: 769-780 (1988)
【非特許文献4】
Van der Zee JS, Van Swieten P, Janse HM, Aalberse RC: Skin tests and histamine release with PI-depleted Dermatophagoides pteronyssinus body extracts and purified PI. J Allergy Clin Immunol, 81: 884-895 (1988)
【非特許文献5】
Nacksung KS, Soon SK, Jaechun Lee, Sohyung Kim, Tai JY: Protective effects of the DNA vaccine encoding the major house dust mite allergens on allergic inflammation in the murine model of house dust mite allergy. Clinical and Molecular Allergy, 4:4 (2006)

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、ダニ(Dermatophagoides farinae等)に由来する新規なアレルゲンタンパク質、および当該アレルゲンタンパク質をコードするポリヌクレオチド、並びに当該アレルゲンタンパク質が含まれるダニアレルギー性疾患の予防または治療薬をはじめとする当該ダニアレルゲンタンパク質の代表的な利用例に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
配列番号1および2に示されるアミノ酸配列を含む、ダニ由来のタンパク質であって、以下の(a)~(c)に記載のタンパク質:
(a)SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子量が14~16kDaである;
(b)等電点が5.0~6.0である;および
(c)アレルゲン活性を有する。

【請求項2】
 
グループ2ダニアレルゲンに属することを特徴とする請求項1に記載のタンパク質。

【請求項3】
 
ダニ由来のタンパク質であって、以下の(d)または(e)に記載のタンパク質:
(d)配列番号3に示されるアミノ酸配列からなり、かつアレルゲン活性を有するタンパク質;
(e)配列番号3のアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、アレルゲン活性を有するタンパク質。

【請求項4】
 
請求項3に記載のタンパク質をコードすることを特徴とするポリヌクレオチド

【請求項5】
 
下記の(f)または(g)のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載のポリヌクレオチド:
(f)配列番号4に示される塩基配列からなるポリヌクレオチド;または
(g)配列番号4に示される塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチド。

【請求項6】
 
請求項4または5に記載のポリヌクレオチドを含むことを特徴とするベクター

【請求項7】
 
請求項6に記載のベクターを用いることを特徴とする請求項3に記載のタンパク質の生産方法

【請求項8】
 
請求項4または5に記載のポリヌクレオチドが導入されていることを特徴とする形質転換体

【請求項9】
 
請求項8に記載の形質転換体を用いることを特徴とする請求項3に記載のタンパク質の生産方法

【請求項10】
 
請求項1~3のいずれか1項に記載のタンパク質と結合することを特徴とする抗体

【請求項11】
 
請求項1~3のいずれか1項に記載のタンパク質を含有することを特徴とする、当該タンパク質に特異的に結合しかつ当該タンパク質のアレルゲン活性を阻害する阻害物質のスクリーニング方法を行なうために用いられるキット

【請求項12】
 
請求項1~3のいずれか1項に記載のタンパク質を含有することを特徴とするダニアレルギー性疾患の診断キット
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2006215082thum.jpg
State of application right Registered


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