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METHOD FOR EXTRACTING GLYCEROL GALACTOSIDE

Patent code P08A013331
Posted date Apr 18, 2008
Application number P2006-117517
Publication number P2007-290971A
Patent number P5007969
Date of filing Apr 21, 2006
Date of publication of application Nov 8, 2007
Date of registration Jun 8, 2012
Inventor
  • (In Japanese)石原 賢司
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人水産研究・教育機構
Title METHOD FOR EXTRACTING GLYCEROL GALACTOSIDE
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for safely and efficiently extracting glycerol galactoside from a marine alga (including laver) belonging to red algae without using an organic solvent such as ethanol, an ether, etc., and a method for safely and efficiently extracting glycerol galactoside from a low-quality laver which has an especially low protein content, is hardly used and called "color faded" or "color faded laver".
SOLUTION: The method for selectively extracting glycerol galactoside from a marine alga belonging to red algae, especially laver as a raw material by using only water at 0-30°C as a solvent. A laver having ≤30 wt.% protein content is preferably used as the raw material. The extracted glycerol galactoside is easily purified by ultrafiltration followed by ion exchange resin treatment or electrodialysis.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


【特許文献1】
特開平5-139988号公報
【非特許文献1】
恒星社厚生閣・昭和48年10月5日発行改訂4版「水産化学」の391~392頁



グリセロールにガラクトースがα結合したグリセロールガラクトシド(以下「GG」と記すことがある。)は、フロリドシドとも呼ばれ、ノリ、ツノマタ、ダルスなどの紅藻類の海藻に広く分布している(非特許文献1)。本発明者は、このグリセロールガラクトシドが紅藻類アマノリ属であるノリの中でも、特に「色落ち」又は「色落ちノリ」と呼ばれていて、タンパク質含量が30重量%以下であり、ほとんど利用されていない低品質のノリに多量に含まれていること、及び、グリセロールガラクトシドは強いビフィズス菌増殖促進能を有し、消化酵素によって消化されず、腸管からも吸収されないため、プレバイオテクスとして利用できることを他の研究者と共同で解明している。



グリセロールガラクトシドを食品や医薬品などに利用するためには、紅藻類に属する海藻からグリセロールガラクトシドを抽出・精製する必要がある。従来のグリセロールガラクトシドの抽出方法は、エタノールやエーテルなどの有機溶剤を使用する方法であり、例えば、上記「色落ちノリ」などから75%エタノール水溶液で加熱抽出した後、ジエチルエーテルで脱脂し、さらにイオン交換樹脂を通して不純物を除去するという工程を採っている。



このように、従来のグリセロールガラクトシドの抽出方法では、エタノールやエーテルなどの有機溶剤を使用するため、その費用がかかる他、特別な設備や装置を必要とする。また、ジエチルエーテルなどの溶剤は食品に使用できない上、可燃性・爆発性・有害性などの観点から抽出作業の安全確保には特別な配慮が必要である。さらに、イオン交換樹脂処理は、糖液の精製などに用いられている一般的な手段であるが、抽出したグリセロールガラクトシドの不純物の除去にイオン交換樹脂を用いると、樹脂の再生や洗浄に大量の酸又はアルカリ溶液を必要とするため、環境への負荷などの面で懸念がある。このような事情から、エタノールやエーテルなどの有機溶剤を使用しないで、紅藻類に属する海藻から安全かつ効率的に、しかも、なるべく環境を汚染しないようにしてグリセロールガラクトシドを抽出する方法の開発が求められている。



なお、特許文献1の実施例2には、オゴノリの乾燥粉末に蒸留水を加え、沸騰水浴中で加温抽出することを繰り返し、抽出液を回収してセロファン膜で透析した後凍結乾燥して乾燥物を得る方法が開示されている。しかし、この抽出方法は、高温で行なわれるため、オゴノリ中の高分子多糖成分(例えば、ガラクタンの一種であるポルフィラン)がグリセロールガラクトシドと共に多量に抽出されているものと考えられる。高分子成分は、抽出後の精製工程で大きな障害となるため、この方法では単品のグリセロールガラクトシドを抽出・精製することは困難である。

Field of industrial application (In Japanese)


本発明はグリセロールガラクトシドの新規な抽出方法に関する。詳しくは、ノリなどの紅藻類に含まれているグリセロールガラクトシドを従来よりも安全かつ効率的に抽出する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
紅藻類に属する海藻から0~10℃の水のみを溶媒としてグリセロールガラクトシドを選択的に抽出し、抽出したグリセロールガラクトシドを、限外濾過処理した後イオン交換樹脂処理又は電気透析処理を行なって、精製されたグリセロールガラクトシドを得る方法

【請求項2】
 
紅藻類に属する海藻のうち、アマノリ属のノリを原料として用いる請求項1に記載の精製されたグリセロールガラクトシドを得る方法

【請求項3】
 
アマノリ属のノリのうち、タンパク質含量30重量%以下のノリを原料として用いる請求項2に記載の精製されたグリセロールガラクトシドを得る方法
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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20876_01SUM.gif
State of application right Registered


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