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METHOD FOR RECOVERING HISTIDINE-CONTAINING PEPTIDE FROM SALT-CONTAINING SOLUTION

Patent code P08P005713
File No. E-026
Posted date Aug 15, 2008
Application number P2007-013766
Publication number P2008-179557A
Patent number P5150897
Date of filing Jan 24, 2007
Date of publication of application Aug 7, 2008
Date of registration Dec 14, 2012
Inventor
  • (In Japanese)大島 達也
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人 宮崎大学
Title METHOD FOR RECOVERING HISTIDINE-CONTAINING PEPTIDE FROM SALT-CONTAINING SOLUTION
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for efficiently recovering a histidine-containing peptide from a salt-containing solution.
SOLUTION: This method for recovering the histidine-containing peptide is characterized by bringing an aqueous solution containing a histidine-containing peptide and a salt into contact with an imino diacetate type chelate resin containing an immobilized primary transition metal ion, to adsorb the histidine-containing peptide to the resin, and then eluting the histidine-containing peptide from the resin.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


各種食品に含まれるペプチド類には多様な健康機能を有するものが知られる。食品加工廃液などの低品位な廃棄物からこれらの機能性ペプチドを選択的に回収できれば、健康補助食品等の原料として有効に利用できると考えられる。例えば、食肉や魚肉類に含まれるアンセリン、カルノシン等のヒスチジン含有ペプチドには、各種健康機能が報告されている(例えば、特許文献1及び2など)。しかし、食品加工廃液からこれらを回収する場合、液中に含まれる食塩などの塩類や他のアミノ酸・ペプチド類が回収の妨害となり、従来使用されてきたイオン交換法等では分離が困難である。



イオン交換樹脂との静電的相互作用(イオン結合)を利用して目的物を回収するイオン交換法は、アミノ酸・ペプチド類の分離回収法として最もよく使用されている方法の1つである。しかしながら、一般的なイオン交換樹脂を用いた場合、酸性度又は塩基性度の類似するアミノ酸同士を分離することは容易ではない上、過剰の塩類(例えば塩化ナトリウム)が共存する場合にはこれらの塩が代わりに樹脂に吸着されてしまうために、目的のペプチド類を吸着回収することが難しく、そのため前処理として脱塩操作を行うことが必須であった(特許文献3)。しかし、食品加工廃液などから目的ペプチドを安価に回収するためには、高コストの脱塩操作を行わずに、過剰の塩類が共存する液から目的ペプチドを直接分離することが望ましい。



一方、タンパク質の分離回収法として、固定化金属イオンアフィニティークロマトグラフィー(IMAC)法が広く知られている(非特許文献1)。このIMAC法は、金属イオンを固相に吸着固定化し、その金属イオンとタンパク質のある種のアミノ酸側鎖との親和性を利用してタンパク質を分離する手法である。His-Tag融合タンパク質をIMAC法により金属イオン(主にNi+)固定化担体に吸着させることにより、組換えタンパク質を分離精製する手法は多く利用されている。



また、アミノ酸・タンパク質の混合溶液をIMAC法に供することにより、性質の類似したアミノ酸等(ロイシンとイソロイシンなど)を、金属イオンとの親和性の差を利用して相互に分離する方法も知られている(特許文献4)。



しかしながら特定のペプチド種を高塩濃度の溶液から高効率で回収する方法については十分な開発は進んでいない。



【特許文献1】
特表平11-505540号公報
【特許文献2】
特開2004-359663号公報
【特許文献3】
特公平6-93827号公報
【特許文献4】
特開平5-58972号公報
【非特許文献1】
Porath et al., Nature 258, (1975) p.598-599

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、塩類含有溶液からのヒスチジン含有ペプチドの回収方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
スチジン含有ペプチド及び塩を含む水溶液と、第一遷移金属イオンを固定化したイミノ二酢酸型キレート樹脂とを接触させて、ヒスチジン含有ペプチドを該樹脂に吸着させた後、該樹脂からヒスチジン含有ペプチドを溶離させることを特徴とする、ヒスチジン含有ペプチドの回収方法であって、該ヒスチジン含有ペプチドがアンセリン又はカルノシンである、方法

【請求項2】
 
第一遷移金属イオンが、銅(II)イオンである、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
前記水溶液と前記キレート樹脂との接触をpH 5~12の条件下で行う、請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
 
前記水溶液の塩濃度が0.001 mM~1000 mMである、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered


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