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DIAGNOSTIC METHOD OF ACUTE RENAL FAILURE meetings

Patent code P08A013879
File No. A-015
Posted date Oct 28, 2008
Application number P2007-008132
Publication number P2008-175630A
Patent number P5162751
Date of filing Jan 17, 2007
Date of publication of application Jul 31, 2008
Date of registration Dec 28, 2012
Inventor
  • (In Japanese)池田 正浩
  • (In Japanese)園田 紘子
Applicant
  • University of Miyazaki
Title DIAGNOSTIC METHOD OF ACUTE RENAL FAILURE meetings
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a noninvasive diagnostic method of acute renal failure.
SOLUTION: The diagnostic method of acute renal failure includes the process of measuring the amount of aquapolin 1 in the urine of a specimen preferably by an immunological measuring method using an anti-aquapolin antibody. A diagnostic medicine or diagnostic kit of acute renal failure containing the antibody specifically bonded to aquapolin 1 is also disclosed.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


急性腎不全(ARF)は、ヒトでは死亡率が50%を超える重篤な疾患で、急激なGFRの低下と窒素代謝物の体内蓄積に特徴付けられる症候群の総称である。現在のところ特異的な治療薬は無く、また、軽度な急性腎不全における早期診断方法も確立していない。ARFは、出血などによって腎血流量の低下が原因となる腎前性ARF、尿細管細胞死を伴う腎実質性ARF、および尿路閉塞による腎後性ARFの3つに分類される。この中で、腎実質性ARFの発症原因としては、腎が一時的な虚血に陥り、その後血流が再開することによっておきる腎虚血再灌流(IR)傷害および薬物などによる尿細管への直接傷害が重要であり、急性尿細管壊死が引き起こされる。また、壊死した尿細管上皮細胞は基底膜から脱落し、尿細管閉塞の原因ともなる。



一方、水分子を透過させる膜タンパク質分子として発見されたアクアポリン(AQP)は、現在ではAQPタンパク質分子ファミリーに属する分子種として、水分子のみを透過させる“アクアポリン”(AQP0、AQP1、AQP2、AQP4、AQP5、AQP8)、水分子だけでなくグリセロールなどの中性子も一部透過させる“アクアグリセロポリン”(AQP3、AQP7、AQP9)、水分子以外にも陰イオンを透過させるAQP6、輸送される物質が明らかにされていないAQP11およびAQP12の13種類の分子種が報告されている。“アクアポリン”に属する分子種は、目の水晶体、腎臓、脳、涙腺などに分布し、そこで水分代謝を調節し、“アクアグリセロポリン”は脂肪細胞に分布して脂質代謝に関与していることが明らかにされている。



腎臓においては、近位尿細管およびヘンレの細い下行脚の上皮細胞にAQP1が、近位尿細管の上皮細胞にAQP11が、近位直尿細管(特にS3segment)の上皮細胞にAQP7が、集合管の主細胞にAQP2、AQP3、およびAQP4が、集合管のα間在細胞にAQP6が、近位尿細管および集合管の上皮細胞にAQP8が、それぞれ部位特異的に発現していることが知られている。AQP1は近位尿細管上皮細胞の管腔側および基底側の両方の細胞膜に発現しており、それぞれの膜における水輸送に関与していると考えられている。AQP2は集合管主細胞の管腔側の細胞膜とその付近の細胞内小胞に発現しており、バソプレシンによって細胞が刺激されると、その管腔側細胞質における発現量が増加し、水分の再吸収が促進する。AQP3およびAQP4は主細胞の基底側の細胞膜に発現しており、AQP2によって細胞内に輸送された水を血管へ輸送すると考えられている。AQP6は集合管のα間在細胞の細胞質内に発現しており、その局在と陰イオンを透過させることから小胞の酸性化に関与しているのではないかと推察されている。AQP8と新規アクアポリンであるAQP11はそれぞれが発現している上皮細胞の細胞質に、AQP7は近位直尿細管の刷子縁に発現していることが報告されているが、それらの腎における役割は明らかにされていない。また、AQP1が欠損しているヒトでは尿の濃縮障害が、AQP11のノックアウトマウスでは嚢胞腎がおこることが報告されている。



【非特許文献1】
Ikeda M, Prachasilchai W, Burne-Taney MJ, Rabb H, Yokota-Ikeda N. (2006). Ischemic acute tubular necrosis models and drug discovery: a focus on cellular inflammation. Drug Discov Today. 11, 364-370.
【非特許文献2】
Nielsen S, Frokiaer J, Marples D, Kwon TH, Agre P, Knepper MA. (2002). Aquaporins in the kidney: from molecules to medicine. Physiol Rev. 82, 205-244.
【非特許文献3】
Pisitkun T, Shen RF, Knepper MA. (2004). Identification and proteomic profiling of exosomes in human urine. Proc Natl Acad Sci U S A. 101, 13368-13373.

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は急性腎不全の非侵襲的な早期診断方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
被検体の尿中のアクアポリン1の量を測定する工程を含む、急性腎不全の検出方法。

【請求項2】
 
被検体の尿中のアクアポリン1の量を測定する工程と、
被検体の尿中のアクアポリン1の量を、健常検体の尿中のアクアポリン1の量と対比する工程と、
被検体の尿中のアクアポリン1の量が、健常検体の尿中のアクアポリン1の量と対比して統計学的に有意に少ないときに、被検体が急性腎不全に罹患していると判断する工程とを含む、
請求項1記載の方法。

【請求項3】
 
アクアポリン1の量の測定に用いる尿試料が、尿をフィルター法および/または超遠心法により処理して得られた試料である、請求項1または2記載の方法。

【請求項4】
 
被検体がヒトである、請求項1~3のいずれか1項記載の方法。

【請求項5】
 
アクアポリン1の測定が、アクアポリン1に特異的に結合する抗体および/またはその断片を用いた免疫学的測定法により行われる、請求項1~4のいずれか1項記載の方法。

【請求項6】
 
アクアポリン1に特異的に結合する抗体および/またはその断片を含有する、請求項5記載の方法に使用するための急性腎不全の検出薬。

【請求項7】
 
アクアポリン1に特異的に結合する抗体および/またはその断片を含有する、請求項5記載の方法に使用するための急性腎不全の検出キット。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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21981_01SUM.gif
State of application right Registered


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