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SECRETORY ANTIGEN 1 PROTEIN OF BABESIA GIBSONI AND DNA ENCODING THE PROTEIN, AND THEIR USES

Patent code P08A014104
Posted date Nov 27, 2008
Application number P2005-244508
Publication number P2007-053987A
Patent number P4752054
Date of filing Aug 25, 2005
Date of publication of application Mar 8, 2007
Date of registration Jun 3, 2011
Inventor
  • (In Japanese)玄 学南
  • (In Japanese)買 洪林
  • (In Japanese)周 金林
  • (In Japanese)鈴木 宏志
  • (In Japanese)藤崎 幸蔵
  • (In Japanese)五十嵐 郁男
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人帯広畜産大学
Title SECRETORY ANTIGEN 1 PROTEIN OF BABESIA GIBSONI AND DNA ENCODING THE PROTEIN, AND THEIR USES
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide the main antigen gene and main antigen protein of B. gibsoni protozoan, to provide an antigen for diagnosing dog B. gibsoni infectious disease with the gene, to provide a vaccine for preventing the dog B. gibsoni infectious disease with the gene, and the like.
SOLUTION: A DNA encoding the secretory antigen 1 (BgSA1) protein of Babesia gibsoni protozoan; the expression product (recombinant BgSA1 protein) of the BgSA1 gene; a synthetic peptide based on a BgSA1 gene sequence; a therapeutic preparation using an antiserum or antibody against the recombinant BgSA1 protein and the BgSA1 synthetic peptide; a diagnostic preparation containing the recombinant BgSA1 protein or the BgSA1 synthetic peptide as an antigen; a DNA diagnosis using the BgSA1 gene as a target; a preventive vaccine preparation using the recombinant BgSA1 protein or the BgSA1 synthetic peptide; a recombinant virus vaccine integrated with the BgSA1 gene; a plasmid vaccine (DNA vaccine) integrated with the BgSA1 gene.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


B. gibsoniはダニにより媒介される赤血球内寄生原虫であり、本原虫による犬の感染症(B. gibsoni感染症)はアジア、アフリカ、ヨーロッパ及び北アメリカなど世界中に広く認められている。日本においても九州から北海道まで全国的にほとんどの地域で発生例が報告されているが、特に西日本においてその被害が深刻である。



B. gibsoni感染犬は、食欲不振、睡眠傾向、元気消失、発熱、貧血、嘔吐、血尿、血色素尿、脾腫、黄疸、ヘモグロビリン血症、血小板減少症、全身性リンパ節腫大などの症状を示す。発熱は溶血時や単球食細胞系と感染赤血球・原虫との応答時に放出される発熱物質によって惹起される。血小板の減少は、骨髄での産生抑制、肝臓や脾臓での血小板隔離、血小板の消費増大、免疫介在性の血小板破壊などに起因すると考えられている。また、B. gibsoni感染犬は手術や免疫抑制療法実施中に進行性の貧血をもたらして原疾患の回復や円滑な治療を妨げたりもする。



犬B. gibsoni感染症の治療は、主としてジミナゼン製剤により行われているが、本製剤は小脳出血に起因する神経症状や肝障害、腎障害を惹起するなど副作用があるために、その使用が制限されている。



本原虫感染症の診断は、現在主に血液塗抹標本における原虫の確認により行われているが、この方法は慢性期の感染犬に対する検出感度が低い問題点がある。一方、蛍光抗体法による血清学的診断法も用いられているが、他の赤血球内寄生原虫(B. canis)との交叉反応が認められ、その特異性に問題点がある。



犬B. babesia感染症の有効なワクチンは未だ開発されていない。その大きな要因として感染防御に関わる有効抗原の検索が遅れていることが挙げられる。このような背景から、B. gibsoniの主要抗原の検索、組換えタンパク質を抗原とした感度と特異性が高い診断法の確立と有効な組換えワクチンの開発が強く望まれている。
【非特許文献1】
Fukumoto, S., Xuan, X., Nishikawa, Y., Inoue, N., Igarashi, I., Nagasawa, H., Fujisaki, K., and Mikami, T.: Identification and expression of a 50-kilodalton surface antigen of Babesia gibsoni and evaluation of its diagnostic potential in an enzyme-linked immunosorbent assay. J. Clin. Microbiol. 39:2603-2609, 2001.

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、犬のバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)(以下、B. gibusoniと表記する) の分泌抗原1(BgSA1)をコードするDNA、組換えBgSA1タンパク質或いはBgSA1合成ペプチド等に関し、さらにこれらを用いた原虫感染症の診断方法並びに原虫感染症の治療・予防剤に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
以下の(A)または(B)に示すバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)の分泌抗原1(BgSA1)タンパク質のシグナルペプチド及び成熟タンパク質をコードするDNA。
(A)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の1~544番を有するタンパク質
(B)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の1~544番において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、抗BgSA1タンパク質抗体と反応しうるタンパク質

【請求項2】
 
以下の(C)または(D)に示すバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)の分泌抗原1(BgSA1)タンパク質の成熟タンパク質をコードするDNA。
(C)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の24~544番を有するタンパク質
(D)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の24~544番において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、抗BgSA1タンパク質抗体と反応しうるタンパク質

【請求項3】
 
以下の(a)または(b)に示すバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)の分泌抗原1(BgSA1)タンパク質のシグナルペプチド及び成熟タンパク質をコードするDNA。
(a)配列表の配列番号1に記載の塩基配列の52~1686番であるDNA
(b)配列表の配列番号1に記載の塩基配列の52~1686番からなる塩基配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、抗BgSA1タンパク質抗体と反応しうるタンパク質をコードするDNA

【請求項4】
 
以下の(c)または(d)に示すバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)の分泌抗原1(BgSA1)タンパク質の成熟タンパク質をコードするDNA。
(c)配列表の配列番号1に記載の塩基配列の121~1686番であるDNA
(d)配列表の配列番号1に記載の塩基配列の121~1686番からなる塩基配列の相補鎖とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、抗BgSA1タンパク質抗体と反応しうるタンパク質をコードするDNA

【請求項5】
 
請求項1~4のいずれか1項に記載のDNA及びプラスミドDNAを含む組換え体DNA。

【請求項6】
 
請求項1~4のいずれか1項に記載のDNAを含む組換えウイルス。

【請求項7】
 
請求項5に記載の組換え体DNAまたは請求項6に記載の組換え体ウイルスを含む宿主。

【請求項8】
 
宿主が細菌である請求項7に記載の宿主。

【請求項9】
 
以下の(A)または(B)に示す、シグナルペプチド及び成熟タンパク質を含むバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)の分泌抗原1(BgSA1)タンパク質。
(A)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の1~544番を有するタンパク質
(B)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の1~544番において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、抗BgSA1タンパク質抗体と反応しうるタンパク質

【請求項10】
 
以下の(C)または(D)に示す、成熟タンパク質であるバベシア・ギブソニ(Babesia gibsoni)の分泌抗原1(BgSA1)タンパク質。
(C)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の24~544番を有するタンパク質
(D)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の24~544番において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、抗BgSA1タンパク質抗体と反応しうるタンパク質

【請求項11】
 
請求項9に記載のBgSA1タンパク質のシグナルペプチド及び成熟タンパク質または請求項10に記載のBgSA1タンパク質の成熟タンパク質とグルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)リーダータンパク質とからなる融合タンパク質。

【請求項12】
 
請求項9に記載のBgSA1タンパク質のシグナルペプチド及び成熟タンパク質、請求項10に記載のBgSA1タンパク質の成熟タンパク質、または請求項11に記載の融合タンパク質を用いた犬の原虫感染症の診断方法。

【請求項13】
 
請求項9に記載のBgSA1タンパク質のシグナルペプチド及び成熟タンパク質、請求項10に記載のBgSA1タンパク質の成熟タンパク質、または請求項11に記載の融合タンパク質に対する抗血清あるいは抗体を用いる犬の原虫感染症の診断方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
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