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CONCENTRATION METHOD OF ABNORMAL PRION PROTEIN AND REMOVAL METHOD OF SAME

Patent code P09A014764
Posted date Oct 30, 2009
Application number P2006-071881
Publication number P2007-248256A
Patent number P4769925
Date of filing Mar 15, 2006
Date of publication of application Sep 27, 2007
Date of registration Jul 1, 2011
Inventor
  • (In Japanese)堂 浦 克 美
  • (In Japanese)照 屋 健 太
  • (In Japanese)竹 中 繁 織
  • (In Japanese)大 塚 圭 一
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東北大学
  • (In Japanese)国立大学法人九州工業大学
Title CONCENTRATION METHOD OF ABNORMAL PRION PROTEIN AND REMOVAL METHOD OF SAME
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for rapidly and simply concentrating abnormal prion protein with high efficiency, and a method for rapidly and simply removing abnormal prion protein from a biosample.
SOLUTION: A liquid specimen containing body fluids and/or bio-tissue destructed substances is adjusted to pH 5.5-10.5 and an oxide, which is selected from an oxide of an element selected from silicon, aluminum, zirconium, titanium, molybdenum and tungsten, a composite oxide composed of at least two kinds of the above-mentioned elements, a composite oxide composed of at least one kind of the element and at least one kind of a metal element other than the element and a combination of at least two kinds of them, is added to and mixed with the specimen to concentrate the specimen or the precipitate obtained by precipitating the oxide.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


体内にある正常型プリオン蛋白質(PrPC)が、何らかの原因によりプリオン、即ち異常型プリオン蛋白質(PrPSc)となることがある。異常型プリオン蛋白質は、正常型プリオン蛋白質の立体構造変異体であり、正常細胞にある正常型プリオン蛋白質が異常型に変化することにより生理的な代謝経路から外れて、神経系への蓄積と神経細胞死を起し、牛の狂牛病(牛海綿状脳症:BSE;Bovine Spongiform Encephalopathy)、羊のスクレイピー、人のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)など所謂プリオン病の病原体となると考えられている。特に、狂牛病は我々の生活に密接した牛に発症し、さらにヒトへの感染が懸念されることから世界的な関心事となった。牛は食肉以外に、牛乳、ゼラチン、コラーゲン等などが様々な用途に用いられており、これらを原材料として作られた製品の安全性を確実に確認するために発症早期あるいは発症前診断の開発が急がれている。



現在牛のプリオン病診断には死後の中枢神経組織を可溶化し、これをウエスタンブロット(WB:Western blot)法やELISA法、免疫組織染色法などにより測定されている。しかし、異常型プリオン蛋白質の含有量は極めて低い上に、検体が希釈されるので、微量の異常型プリオン蛋白質を検出せねばならず、操作の煩雑さに加え、測定精度の上でも限界がある。



そこで、異常型プリオン蛋白質を検出するとき、異常型プリオン蛋白質の濃縮が必要とされることが多い。異常型プリオン蛋白質を濃縮する技術として、超遠心分離法、アルコール沈殿法、リンタングステン酸沈殿法〔非特許文献1、2参照〕や限外ろ過法が代表的であり、その他一般に蛋白質の濃縮に用いられる技術が応用されることがある。最近では、異常型プリオン蛋白質を含む試料に蛋白凝集作用物質を作用させて凝集沈殿物中に異常型プリオン蛋白質を濃縮させる方法〔特許文献1参照〕、異常型プリオン蛋白質を含む試料をβ-プリーツシート結合性分子を結合した固体担体と一緒にインキュベートして、選択的に異常型プリオン蛋白質をβ-プリーツシート結合性分子に結合させて濃縮する方法〔特許文献2参照〕などの提案がある。



【非特許文献1】
サーファー(Safar J)ら,ネイチャーメディスン(Nature Medicine)、4巻.10号、1157-1165頁、1998年10月発行
【非特許文献2】
ワズワース(Wadsworth JDF)ら,ランセット(Lancet)、358巻.9277号、171-180頁、2001年7月21日発行
【特許文献1】
特開2005-300431号公報
【特許文献2】
特表2005-531775号公報

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、異常型プリオン蛋白質の濃縮方法および除去方法、特に脳脊髄液、尿、血液などを用いて行う迅速、簡便かつ高効率に濃縮する異常型プリオン蛋白質濃縮方法、およびこの濃縮物を分離して行う異常型プリオン蛋白質除去方法に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
体液及び/又は生体組織破壊物を含む液体状の検体をpH5.5~10.5に調整し、ケイ素、アルミニウム、ジルコニウム、チタン、モリブデン、タングステンから選ばれる元素の酸化物、前記元素の二種以上よりなる複合酸化物、前記元素の一種以上と前記元素以外の一種以上の金属元素とよりなる複合酸化物、およびこれらの二種以上の組合わせ、から選ばれる酸化物を加え混合した後、前記酸化物が沈殿されて得られた沈殿物上に濃縮させる異常型プリオン蛋白質の濃縮方法であって、
前記検体に、異常型プリオン蛋白質を含まない尿を、尿の混合割合が20~90%(容量)となるように加えることを特徴とする異常型プリオン蛋白質の濃縮方法。

【請求項2】
 
前記検体は、脳脊髄液、尿、血液から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の異常型プリオン蛋白質の濃縮方法。

【請求項3】
 
前記検体は、前記pH範囲に調整される前に蛋白質分解されることを特徴とする請求項1又は2に記載の異常型プリオン蛋白質の濃縮方法。

【請求項4】
 
前記酸化物は、前記検体1mLに対し0.5ng~1000mgであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の異常型プリオン蛋白質の濃縮方法。

【請求項5】
 
前記沈殿物は、前記酸化物が加え混合された後、遠心処理により分離されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の異常型プリオン蛋白質の濃縮方法。

【請求項6】
 
体液及び/又は生体組織破壊物を含む液体状の検体を、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の異常型プリオン蛋白質の濃縮方法により得られた前記沈殿物が分離除去されることを特徴とする異常型プリオン蛋白質の除去方法。

【請求項7】
 
前記酸化物はカラムに充填され、前記カラムの上から前記検体を含む溶液を流すことを特徴とする請求項6に記載の異常型プリオン蛋白質の除去方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2006071881thum.jpg
State of application right Registered
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