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METHOD OF CONTROLLING VEGETABLE DISEASE DUE TO MELOIDOGYNE SPP.

Patent code P09A015239
Posted date Mar 5, 2010
Application number P2007-332395
Publication number P2009-155229A
Patent number P5168687
Date of filing Dec 25, 2007
Date of publication of application Jul 16, 2009
Date of registration Jan 11, 2013
Inventor
  • (In Japanese)水久保 隆之
  • (In Japanese)津田 新哉
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
Title METHOD OF CONTROLLING VEGETABLE DISEASE DUE TO MELOIDOGYNE SPP.
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method of controlling vegetable diseases due to Meloidogyne spp. by using a biotic control technology.
SOLUTION: Non-pathogenic Hyphomycetes are applied to a vegetable or a soil for cultivate the vegetable. Or, a weak toxic vegetable virus is inoculated to a vegetable before applying the Hyphomycetes to the vegetable or the soil for cultivating the vegetable.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


ネコブセンチュウは、広い寄主範囲を持ち、露地根菜類から施設果菜類におよぶ広範な作物に著しい減収や枯死を起こすこと、侵入すると根絶が難しいことから、最も有害な病害虫の一つとされている。昭和34年から10年間実施された全国土壌検診事業は述べ6,400haの検診面積の53%に有害センチュウが高い密度で生息することを明らかにした。不可欠用途を除く土壌消毒用途の臭化メチルの2005年度以降の全廃によって、これまで意識せずに防除されていたネコブセンチュウ害は顕在化するとともに拡大しつつある。一方、作物防疫においても環境保全型農業技術、有機農業技術の導入が強く求められている。



従来のセンチュウ防除手段の主流は化学合成農薬である。専用、汎用の化学合成農薬が殺センチュウ剤として用いられている。これらは大きく粒剤とくん蒸剤に分けられ、前者では有機リン剤のホスチアゼート剤、後者ではD-D剤が広く普及している。物理的防除手段には、ハウスを密閉し耕土を加温する太陽熱土壌消毒、ハウス土壌に有機物を混和して密閉加温する還元土壌消毒、可動式ボイラーから給湯し直接作土を加熱する熱水土壌消毒、耕土の長期間湛水処理がある。耕種的防除技術には、栽培すると土壌中のセンチュウ密度を低下させるセンチュウ対抗植物やセンチュウ抵抗性品種の栽培が挙げられる。マリーゴールドの「アフリカントール」、野生エンバクの「ヘイオーツ」などが代表的なセンチュウ対抗植物である。また、既登録の生物農薬として出芽細菌のパストリア水和剤(パスツリア・ペネトランス剤)と糸状菌のネマヒトン(モナクロスポリウム・フィマトパガム剤)などが挙げられる。



有機リン酸系化学合成農薬は、作物への残留が社会問題化しており、クロルピクリン剤、D-D剤等の土壌くん蒸剤も人の健康に及ぼす影響、土壌微小生物相の破壊と撹乱、地下水汚染など環境負荷を起こす。化学合成農薬と物理的防除技術は、概して劇的な防除効果を示すものの、センチュウは耕土深層に残存しているため、栽培後のセンチュウ密度復活は速やかであり、却ってセンチュウ害を助長する(誘導多発性)。耕種的防除である対抗植物利用では、作物栽培の中断、除草の手間、他の病害虫の多発生などの問題を持つ。一般に抵抗性品種には市場性がないことが多く、センチュウ抵抗性品種がない野菜もある(例えばウリ科野菜)。また、抵抗性品種の連続的利用により、抵抗性品種に寄生するセンチュウ系統(抵抗性打破系統)が出現し、トマトでは抵抗性品種のセンチュウ抵抗性は既に打破されている。生物資材では、パストリア水和剤が産卵抑制作用、ネマヒトンが捕食作用の単独機作によってセンチュウを抑制するが、コストが極めて高く、劇的な防除効果に乏しい。



上述のセンチュウ防除手段は、化学的、物理的、生物的手法を問わず、センチュウの直接致死または不活化を狙ったものであり、センチュウ、またはセンチュウに寄生する植物病原菌(主として病原性糸状菌)に対する植物の防御反応の強化を視点としたものではない。また、フザリウム菌に代表される糸状菌感染による萎ちょう病、立枯病などの種々の植物病害の生物的防除手段として、非病原性のフザリウム菌を、注射等により強制的に植物組織内に導入する方法が報告されているが(特許文献1など)、これは、病原性糸状菌数の減少を目的としたものであって、センチュウに対する防除作用については知られていない。
【特許文献1】
特開平9-67218号

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、ネコブセンチュウによる植物病害を防除する方法に関する。より詳細には、非病原性糸状菌、または弱毒植物ウイルスおよび非病原性糸状菌を用いたネコブセンチュウによる植物病害を防除する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
植物がネコブセンチュウに感染した後、該植物又は該植物を栽培する土壌に受託番号FERM BP-5825で特定される非病原性フザリウム・オキシスポラム菌株を施用することを含む、ネコブセンチュウによる植物病害を防除する方法。

【請求項2】
 
植物又は植物を栽培する土壌に前記非病原性フザリウム・オキシスポラム菌株を施用する前に、弱毒植物ウイルスを植物に接種することを含み、該弱毒植物ウイルスがトマトモザイクウイルスL11A株又はトウガラシマイルドモットルウイルスNo.16株である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
受託番号FERM BP-5825で特定される非病原性フザリウム・オキシスポラム菌株を有効成分として含有する、ネコブセンチュウによる植物病害の防除剤であって、植物がネコブセンチュウに感染した後、該植物又は該植物を栽培する土壌に施用するものである、前記防除剤
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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25065_01SUM.gif
State of application right Registered


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