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ESOPHAGEAL CANCER ORTHOTOPIC TRANSPLANT MODEL ANIMAL commons

Patent code P100000915
Posted date Sep 28, 2010
Application number P2009-125089
Publication number P2010-268759A
Patent number P5595675
Date of filing May 25, 2009
Date of publication of application Dec 2, 2010
Date of registration Aug 15, 2014
Inventor
  • (In Japanese)大原 利章
  • (In Japanese)高岡 宗徳
  • (In Japanese)猶本 良夫
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人 岡山大学
Title ESOPHAGEAL CANCER ORTHOTOPIC TRANSPLANT MODEL ANIMAL commons
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an esophageal cancer orthotopic transplant model animal, more particularly, the esophageal cancer orthotopic transplant model animal usable for prognosis evaluation.
SOLUTION: The esophageal cancer orthotopic transplant model animal is prepared by using an injector-like device having a cylinder part, a mobile piston part, and an injection device in an esophagus of an immunologically compromised non-human animal, piercing an esophageal mucosa of the animal with the injection device and subcutaneously injecting tumor cells to the esophageal mucosa of the non-human animal from the cylinder part.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)



食道は、咽頭と胃の間をつなぐ長さ25cmぐらい、太さ2~3cm、厚さ4mmの管状の臓器をいう。食道の壁は外に向かって粘膜、粘膜下層、固有筋層、外膜の4つの層に分かれている。食道の内側は食べ物が通りやすいように粘液を分泌するなめらかな粘膜で覆われており、粘膜の下には筋層との間に血管やリンパ管が豊富な粘膜下層がある。食道癌は、食道に発生する上皮性由来の腫瘍(癌腫)である。食道癌の種類では扁平上皮癌と腺癌の2種に大別され、日本では全体の90%以上が扁平上皮癌といわれており、腺癌とあわせると、食道癌全体の95%以上を占めるといわれている。食道の内面を覆う粘膜から発生した癌は、大きくなると粘膜下層に広がり、さらにその下の筋層に入り込む。さらに大きくなると食道の壁を貫いて食道の外まで拡大する。





食道癌の初期症状は食道違和感等の不定愁訴に近く、またリンパ節転移が多いことと、食道は他の消化器臓器と異なり漿膜(外膜)を有していないため、比較的周囲に浸潤しやすいこと等から、進行が早く、発見が遅れやすい。食道癌は進行に伴って、腫瘍が食道内外に進展していくことにより、腫瘍の内腔占拠や食道壁外からの圧迫による食道狭窄を呈し、あるいは周囲神経への障害により嚥下能が低下し、摂食障害を来すことが発症後早期に不幸な顛末を迎える要因のひとつと考えられる。





食道癌に対しては、内視鏡治療、手術、放射線治療と抗がん剤の治療等様々な治療法が試みられている。その他に温熱療法や免疫療法などを行っている施設もあり、ある程度進行した癌では、外科療法、放射線療法、化学療法を組み合わせてこれらの特徴を生かした集学的治療も行われる。これらの治療法を前臨床段階で評価するにあたり、食道癌の臨床的特徴への効果を検証することは容易ではない。なぜなら、有用な動物モデルが広く一般に普及していないからである。食道癌同所性移植については、ラットに関する報告(非特許文献1)とマウスに関する報告(非特許文献2)があるが、いずれも繊細な外科的手技が必要であり、汎用性及び再現性の確立が困難である。また、予後評価可能な精度も認められない。

Field of industrial application (In Japanese)



本発明は、食道癌同所性移植モデル動物に関し、より詳しくは予後評価が可能な食道癌同所性移植モデル動物の作製方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
外套管、並びに、シリンダー部、注入用デバイス及び可動式ピストン部を有する注射器様の器具を用いて食道癌同所性移植モデル動物を作製する方法であって、以下の方法を含み、外科的に皮膚を切開することなく作製する、食道癌同所性移植モデル動物の作製方法:
1)免疫力が低下した非ヒト動物を背臥位にて固定する工程;
2)注入用デバイスが挿入された外套管の先端部を前記非ヒト動物の頸部に位置させて位置決めし、その後注入用デバイスを前記非ヒト動物の食道内に挿入し、注入用デバイスで上記非ヒト動物の食道粘膜を穿破し、次に腫瘍細胞を装填したシリンダー部と可動式ピストンからなる注射器様器具の一部を注入用デバイスに結合し、シリンダー部から注入用デバイスを介して前記非ヒト動物の食道粘膜皮下に腫瘍細胞を注入する工程。

【請求項2】
 
上記工程2)において、注入用デバイスが、注射針である、請求項1に記載の食道癌同所性移植モデル動物の作製方法。

【請求項3】
 
腫瘍細胞をマトリゲルと混合して注入する、請求項1又は2に記載の食道癌同所性移植モデル動物の作製方法。

【請求項4】
 
免疫力が低下した非ヒト動物がヌードマウスである、請求項1~3のいずれか1に記載の食道癌同所性移植モデル動物の作製方法。

【請求項5】
 
腫瘍細胞が、ヒト食道癌由来株化細胞である、請求項1~4のいずれか1に記載の方法。

【請求項6】
 
非ヒト動物1匹当たり106個~109個の腫瘍細胞を食道粘膜皮下へ注入する、請求項1~5のいずれか1に記載の方法。

【請求項7】
 
請求項1~6のいずれか1に記載の方法で作製され、腫瘍細胞が食道粘膜皮下に生着している食道癌同所性移植モデル動物。

【請求項8】
 
請求項7に記載の食道癌同所性移植モデル動物を用いることを特徴とする、薬剤の評価方法。
IPC(International Patent Classification)
Drawing

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JP2009125089thum.jpg
State of application right Registered
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