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CEREBRAL VASOSPASM INHIBITOR commons foreign

Patent code P110001805
Posted date Mar 17, 2011
Application number P2006-140773
Publication number P2007-308436A
Patent number P3882090
Date of filing May 19, 2006
Date of publication of application Nov 29, 2007
Date of registration Nov 24, 2006
Inventor
  • (In Japanese)西堀 正洋
  • (In Japanese)森 秀治
  • (In Japanese)高橋 英夫
  • (In Japanese)友野 靖子
  • (In Japanese)伊達 勲
  • (In Japanese)小野 成紀
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人 岡山大学
Title CEREBRAL VASOSPASM INHIBITOR commons foreign
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an inhibitor of cerebral vasospasm, effective for the cerebral vasospasm caused after subarachnoid hemorrhage, and having little side effects.
SOLUTION: The inhibitor of the cerebral vasospasm contains an anti-HMGB1 monoclonal antibody as an active ingredient. The inhibitor of the cerebral vasospasm is administered for several times after the subarachnoid hemorrhage.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


クモ膜下出血は主として40~60歳台の壮年層に発症し、主に動脈瘤の破裂により脳を取り囲んでいるクモ膜と脳の間に出血が生じた状態をいう。かかる出血により瞬時に頭蓋内圧が上昇して障害を与え、統計によれば約10%が発症直後に死亡、約25%が重篤となる。また、初回の発症で生存しても、約20%で2週間以内に再出血が起こるといわれている。このクモ膜下出血の治療としては、血腫の除去や、破裂した動脈瘤の再破裂の予防などが行われる。



この様にクモ膜下出血自体が非常に恐ろしい疾患であるが、クモ膜下出血の処置が終了した後にも、半数以上の患者で脳血管攣縮という特異な病態が生じる場合がある。この脳血管攣縮は、クモ膜下出血から3~14日後に発生し、1~2週間継続する脳主幹動脈の可逆的な狭窄である。これが原因で脳虚血が生じる結果、約40%の患者が死亡して約30%の人に重篤な後遺症が残り、社会復帰できるのは結局約30%にとどまることから、深刻な問題となっている。



ところが、この脳血管攣縮に関する研究は十分に進んでおらず、その予防法や治療法は確立されていない。例えば、クモ膜下出血から脳血管攣縮に至る機序は未だ明らかにされていないが、フリーラジカル、脂質過酸化反応、アラキドン酸カスケード、血管周囲神経の障害、内皮依存性弛緩反応の障害、血管壁の構造的変化などの複数の因子が複雑に関与しているといわれている。従って、上記因子の何れかを阻害することにより脳血管攣縮を予防または治療するのは困難であると考えられる。



現在、脳血管攣縮に対する全身的薬物療法としては、塩酸ファスジルやオザグレルナトリウムの投与が行われている。また、クモ膜下出血の手術中における組織プラスミノーゲンアクチベータの脳槽内投与も行われている。しかし、これらの効果は十分なものではなかった。



ところで、HMG1(High Mobility Group box 1。以下、「HMGB1」という)は、げっ歯類からヒトまで95%以上のアミノ酸配列が等しいタンパク質である。このHMGB1は正常細胞にも存在するが、敗血症(全身性炎症反応症候群)において放出される菌体内毒素であるLPS(リポ多糖)による刺激によって血中濃度が上昇し、最終的な組織障害をもたらす。よって、特許文献1記載の技術では、炎症性サイトカインカスケードの活性化を特徴とする症状を治療するために、HMGB1アンタゴニストを投与している。しかし当該特許文献1には、炎症性サイトカインカスケードにより媒介される疾患や症状が治療対象として多数例示されているものの、脳血管攣縮については記載も示唆もされていない。



また、特許文献2には、壊死組織により誘導される副作用の治療のための組成物として、HMGB1抗体等を含む組成物が開示されている。しかし、当該副作用としては、近傍の生存細胞の活性化、骨髄細胞の動員および活性化、内皮のバリア機能の喪失、浮腫のみが例示されており、脳血管攣縮については記載も示唆もされていない。
【特許文献1】
特表2003-520763号公報(特許請求の範囲、段落[0008]、[0009]、実施例)
【特許文献2】
特表2005-537253号公報(請求項11と14)

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、クモ膜下出血の後に発生する脳血管攣縮を抑制するための薬剤に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
抗HMGB1モノクローナル抗体を有効成分とすることを特徴とする脳血管攣縮抑制剤。

【請求項2】
 
クモ膜下出血後、複数回投与するものである請求項1に記載の脳血管攣縮抑制剤。

【請求項3】
 
抗HMGB1モノクローナル抗体を、1回当たり0.2~2mg/kg投与するものである請求項2に記載の脳血管攣縮抑制剤。

【請求項4】
 
クモ膜下出血後、持続的に投与するものである請求項1に記載の脳血管攣縮抑制剤。

【請求項5】
 
静脈注射投与するものである請求項1~4の何れかに記載の脳血管攣縮抑制剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
(In Japanese)特許内容に関しての問い合せ窓口は岡山大学連携機構知的財産部門です。
技術移転に関しては岡山TLOが窓口になります。


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