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MONOCLONAL ANTIBODY THAT RECOGNIZES SUGAR CHAIN EPITOPE SPECIFIC TO CHOLANGIOCARCINOMA

Patent code P110002232
File No. S2009-0129-N0
Posted date Apr 7, 2011
Application number P2009-025607
Publication number P2010-180168A
Patent number P5716257
Date of filing Feb 6, 2009
Date of publication of application Aug 19, 2010
Date of registration Mar 27, 2015
Inventor
  • (In Japanese)阪口 薫雄
  • (In Japanese)桑原 一彦
  • (In Japanese)荒木 令江
  • (In Japanese)坂本 珠美
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人 熊本大学
  • (In Japanese)株式会社トランスジェニック
Title MONOCLONAL ANTIBODY THAT RECOGNIZES SUGAR CHAIN EPITOPE SPECIFIC TO CHOLANGIOCARCINOMA
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a novel monoclonal antibody capable of recognizing a sugar chain epitope of mucin MUC5AC specific to cholangiocarcinoma and capable of detecting, specifically with respect to cholangiocarcinoma, MUC5AC in the serum of a patient suffering from cholangiocarcinoma.
SOLUTION: The monoclonal antibody recognizes a sugar chain epitope specific to cholangiocarcinoma, of mucin MUC5AC in a cholangiocarcinoma cell.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


モノクローナル抗体 は、癌の早期診断、特異的診断、スクリーニング、及び癌治療の分子標的の同定のために広く使用されている。最近、モノクローナル抗体のヒト化が実現可能となり、各種のヒト化モノクローナル抗体が、悪性腫瘍や自己免疫疾患の治療において使用されている(例えば、CD3 (Orthoclone OKT3)、糖タンパクIIb/IIIa受容体 (ReoPro), ERBB2 (Herceptin), CD20 (Rituxan), CD25 (Zenapax and Simulect), RSVgpF (Synagis), TNF-α(Remicade), 及びIL-6Rなど)。モノクローナル抗体の応用のためには、各種腫瘍の癌特異的抗原を特異的に認識するモノクローナル抗体を樹立することが必要である。抗体の特異性は、モノクローナル抗体の臨床応用にとって重要な問題である。癌細胞の表面や癌患者の血清中に特異的に発現する新規分子を同定するために多くの研究がなされているが、それらの多くは、癌特異的マーカーと思われる分子やエピトープを効率的に同定するものではない(非特許文献1)



プロテオミクス研究により、癌細胞では糖タンパク質の糖鎖の発現に変動が生じ、糖鎖領域上のエピトープが臨床診断や薬剤治療の分子標的の候補となり得ることが示されている(非特許文献2)。モノクローナル抗体は糖タンパク質上の任意のエピトープを認識できるが、免疫応答は、ハプテン-キャリアモデルで提唱されているようにT細胞とB細胞の共同によって末梢リンパ器官で増強される(非特許文献3)。抗原は、末梢リンパ器官(即ち、脾臓、リンパ節、及びパイアー斑)の胚中心領域において抗原特異的B細胞の増殖を誘導する。抗原誘導されたB細胞は細胞分裂を経て、特異的に活性化されて胚中心領域を包囲しているT細胞との相互作用を通じて活性化誘導シチジンデアミナーゼAIDを誘導する(非特許文献4)。B細胞は、シトシン(C)からウリジン(U)、及びグアニン(G)からアデニン(A)への転位変異を起こすAIDの作用により免疫グロブリンV領域(Ig-V)遺伝子の体細胞超変異(SHM)を受け、その後、ウラシルDNAグリコシラーゼ(UNG)と変異性(error-prone)DNAポリメラーゼによって、GからA、及びAからGへのトランスバーション変異を受ける(非特許文献5)。Ig-V領域のSHMを誘導するこのプロセスは、T細胞依存性免疫応答においてIgV領域の親和性成熟としてT細胞に依存している(非特許文献6)。T細胞の活性化には、樹状細胞やマクロファージのような抗原提示細胞が必要である。これらの細胞は、外来抗原の食細胞作用を有し、抗原を処理して小さなペプチド片(10~12アミノ酸)に切断し、それらは最終的に、抗原特異的T細胞のα及びβ鎖のT細胞抗原受容体に対する主要組織適合性抗原複合体(MHC)のクラスII分子の割れ目に存在する。最も効率的なT細胞とB細胞の共同がB細胞抗原受容体のエピトープを有する抗原に対して起こり、T細胞抗原受容体が認識できるようになる。しかし、特に非常に大きな糖鎖部分を有する糖タンパク質抗原の場合、抗原提示細胞は、MHCクラスII分子上に糖エピトープを提示しない。従って、そのような抗原はT細胞の十分な活性化を喚起せず、T細胞に依存しない免疫応答として知られる抗原反応性B細胞クローンを活性化できない。従って、非常に大きな糖鎖部分を有する糖タンパク質は、通常の方法では優れたモノクローナル抗体を作ることは非常に困難であることが予想される。



以前に、本発明者らは、免疫応答中にGCのB細胞で選択的に上昇するGC関連核タンパク質(GANP)を命名される分子を同定した(非特許文献7)。GANPは210-kDaの核タンパク質であり、Saccharomyces mRNA輸送分子SAC3(非特許文献8)、MCM3-相互作用/アセチル化領域(非特許文献9)、及びRNAプライマーゼ領域(非特許文献10)と構造が類似している。GANPの欠損により、T細胞依存性抗原(TD-Ag)で免疫した際、Ig-V領域のSHMの生成に重大な欠損が生じた (非特許文献11)。対照的に、マウスでGANPを過剰発現すると (GANPTGマウス)、抗体のSHMと親和性成熟の増大が誘導された(非特許文献12)。GANPTG マウスは、モデルハプテン抗原エピトープであるニトロフェニル(非特許文献13)、及びHIVのV3ループ上のNL4-3ペプチドエピトープ(非特許文献14)に対する親和性が2倍高いモノクローナル抗体(KD = 1.1 x 10-11 M)を生成した。GANPの作用は、ニワトリDT40細胞及びDaudiヒトB細胞株でインビトロで培養した細胞株によって確認した。GANPTG マウスは、T細胞依存性免疫応答の下でペプチド抗原に対する高親和性モノクローナル抗体を作成するためのシステムとして有用である。

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、胆管癌特異的糖鎖エピトープを認識するモノクローナル抗体に関する。より詳細には、本発明は、患者血清を用いて胆管癌を診断することができ、かつ胆管癌細胞の増殖を阻害できることを特徴とする、胆管癌特異的糖鎖エピトープを認識するモノクローナル抗体に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
受領番号FERM AP-21750(受託番号FERM P-21750)又は受領番号FERM AP-21751(受託番号FERM P-21751)を有するハイブリドーマが産生するモノクローナル抗体。

【請求項2】
 
受領番号FERM AP-21750(受託番号FERM P-21750)又は受領番号FERM AP-21751(受託番号FERM P-21751)を有するハイブリドーマ。

【請求項3】
 
請求項1に記載のモノクローナル抗体を含む、胆管癌の診断薬。

【請求項4】
 
請求項1に記載のモノクローナル抗体と被験者由来の試料とを接触させて、該試料中におけるムチンMUC5ACの胆管癌特異的糖鎖エピトープの存在の有無を検出することを含む、胆管癌細胞の検出方法。

【請求項5】
 
被験者由来の試料が血清又は血漿である、請求項4に記載の胆管癌細胞の検出方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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