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光走査装置 実績あり

国内特許コード P110002860
整理番号 V206P002
掲載日 2011年6月8日
出願番号 特願2001-115628
公開番号 特開2002-311359
登録番号 特許第4757397号
出願日 平成13年4月13日(2001.4.13)
公開日 平成14年10月23日(2002.10.23)
登録日 平成23年6月10日(2011.6.10)
発明者
  • 小俣 公夫
  • 井口 敏
  • 新田 勇
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 小俣 公夫
  • 井口 敏
  • 新田 勇
発明の名称 光走査装置 実績あり
発明の概要 【課題】大サイズの版材を扱えるスポット径の小さな、高精度で高速な出力機等を構成できる走査装置の提供
【解決手段】 独立して制御可能で、走査ユニット本体部と結像レンズ部とが互いに交換可能な走査ユニットを複数組み合わせて、印刷用の刷版を出力する出力機用の走査装置を構成することができる。走査ユニットであるユニット1210~ユニット4 240を水平に、隣接する走査線同士が重なることができるように設置している。隣接する走査線が重なる部分(オーバーラップ印字領域)412,414,416の部分の結像走査面には、走査線を検知できるセンサ422,424,426を設置している。
従来技術、競合技術の概要


印刷業界では現在、CTPと称し、組み版編集機等からのデータを直接印刷用の版材(オフセットプレート等)の上に焼き付け、フィルムなどの版下用感材を不要にするシステムが普及し始めている。
これらのCTP用出力機における露光は、版材と走査の光源との相対運動により、
1)内面ドラム方式
ドラムの内面に版材を固定し、ドラムの内部で中心軸方向に移動しつつ高速回転する走査用ミラーでレーザーから出たレーザー光を版材方向に向けて走査する方法
2)外面ドラム方式
ドラムの外面に版材を固定し、ドラムの回転とドラム自体の回転軸方向への移動、もしくは、回転軸に平行に移動していくレーザー光とで走査する方法
3)平面走査方式
1つの走査用ミラーでレーザー光を走査するとともに、版材を固定して走査するレーザ光を平面に平行に移動するか、走査するレーザ光を固定して版材を平面的に移動する方式
などに分類されている。これらの方式で用いられているレーザ光走査モジュールは1つであることが多い。



図1に示すような構成の複数の走査モジュールを用いる走査装置100も存在している。この図に示す走査装置100では、走査パスは複数の走査線117,127,137で構成されている。これらの走査線には、各走査モジュール110,120,130が割り当てられている。走査モジュール110,120,130は、それぞれ、走査するための走査用ミラー(ポリゴン・ミラー)113、123,133およびレンズ・ユニット114,124,134で構成されている。この走査モジュールは、偏向ユニット111,121,131で印字データにより入射するレーザ光を変調してから、ミラー112,122,132で、走査ミラー113,123,133に入射して、レンズ・ユニット114,124,134を介して走査面で、走査線117,127,137となる。走査線117,127,137は、この順で走査されて、走査パスを形成する。走査線の印字面における開始点と終了点の交差を検出するセンサー118,128,138,148があり、ある走査線の終了点と次の走査線の開始点との交差が監視されて、偏向ユニット111,121,131により、1つの線となるように制御されている。この交差を検出するセンサー118,128,138,148は、図1に示されているように、各走査モジュールの間で印字面より手前に設置されている。

産業上の利用分野


本発明は、印刷用途に使用する、印刷用の刷版を出力するコンピュータ・トウ・プレート(以下CTPと略称する)出力機や、プリント基板用CAD出力をフィルム上に出力するプロッターや、印刷用版下を出力する写真植字機などに用いる光走査装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
走査ユニットを複数配置した光走査装置において、
前記走査ユニットは、走査ユニット本体部と結像レンズ部と走査ユニット本体部同士、結像レンズ部同士で交換可能に構成され、
前記走査ユニット本体部は、画像信号で変調されるレーザー光源と、前記レーザー光源からの光をコリメートするためのレンズと、該レンズから射出する光束を走査する走査ミラーと、該走査ミラーを回転させるモーターと、該モーターの回転スピードを検出する回転センサーと、前記走査ミラー位相を検出するミラー面検出センサーと、走査開始点・終了点を検出する原点センサーとを有し、
前記結像レンズ部は、前記走査ミラーからの光束を結像するためのレンズを有し、
前記複数の走査ユニットに対して、各走査ユニットに対応する画像信号を分割して送信する画像処理手段を含む、前記各センサーからの信号により走査を制御する制御部とを備え、
前記走査ユニットは、副走査方向(走査方向と直角)にずらして配置し、
前記結像レンズ部は、印字媒体に垂直に結像するテレセントリックな結像を行い、
前記複数の走査ユニットは、前記制御部に制御されて同時に走査を行うことを特徴とする光走査装置。

【請求項2】
前記走査ユニット本体部の画像信号で変調されるレーザー光源は複数であり、
前記画像処理手段は、前記複数のレーザー光源に応じて画像信号を分割し、
前記複数の走査ユニットは、前記制御部に制御されて、同時に複数の走査線により走査することを特徴とする請求項1記載の光走査装置。

【請求項3】
前記走査ユニット本体部は、さらに前記原点センサー用のレーザー光源を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。

【請求項4】
前記制御部は、前記複数の走査ユニットごとに、前記走査開始点・終了点を検出する原点センサーからの信号によりビデオクロック周波数を可変に発生するビデオクロック発生回路を備え、
レーザー走査線の長さを調整することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の光走査装置。

【請求項5】
前記複数の走査ユニットごとに、前記レーザー走査線の傾きを調整するためのあおり機構と、前記レーザー走査線の上下の位置を調整するための光軸高さ調整機構とを有する姿勢制御機構を備える
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の光走査装置。

【請求項6】
前記複数の走査ユニットは、互いに走査できる領域が重なるように配置するとともに、走査ユニット間の走査が重なる領域又は等価の位置に、つなぎ点の開始と終了の走査を検出するセンサーを配置し、
前記制御部は、前記センサーからのつなぎ点の開始と終了の検出信号により、各走査ユニットの走査のつながり位置を制御する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の光走査装置。

【請求項7】
前記制御部は、前記走査ユニットごとに、前記レーザー走査線の左右方向の位置を調整するためのビデオクロック遅延回路を備え、
各走査ユニットの走査のつながり位置を前記ビデオクロック遅延回路の遅延量を制御することにより行うことを特徴とする請求項6記載の光走査装置。

【請求項8】
前記制御部は、前記走査ユニットごとに、そのユニットで印字する画像信号を格納するメモリを有しており、該メモリの容量は、走査が重なる部分の画像信号も格納することができる容量であり、
前記画像処理手段は、各ユニットへの画像信号を分割して送出するときに、印字を行わない信号を付加でき、前記付加した印字を行わない信号により、各走査ユニットの走査のつながり位置を制御する
ことを特徴とする請求項6記載の光走査装置。

【請求項9】
前記制御部は、前記走査線のつながり位置を変化させるよう制御することにより、レーザー走査線のつなぎ位置を目立たなくする
ことを特徴とする請求項6~のいずれかに記載の光走査装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2001115628thum.jpg
出願権利状態 登録
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