TOP > 国内特許検索 > 光ルーティング方法およびその装置
近年,光通信ネットワークにおいては,インターネットの普及により急激に通信トラフィックが増加しており,更なる通信の高速化が求められている。 そのため,光通信で伝送されてくる光信号の転送経路の選択を行うルーティングにおいては,伝送されてきたパケット信号に含まれるヘッダ信号を高速に認識し転送経路を決定するために,光信号を電気信号に変換して信号処理することなく,光信号を光のままで信号処理をする光信号処理を行う技術が開発されている。 例えば,小西等の論文,"Optics Letters vol.26,1445(2001)"において時空間変換を適用した手法が開示されている。 また,I.Glesk,P.Prucnal,and K.I1 Kang等の論文,"Optics Express,1,126(1997),或いは北山,和田等の論文"IEEE Photon.Technol.Letters,11,1689(1999)"等において位相シフタを適用した手法が提案されている。
本発明は,光信号で構成されたパケット信号の転送経路の選択を光信号処理のみを用いて行う光ルーティング方法およびその装置であって,特に多数の転送経路を選択することが可能なものに関する。
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