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METHOD AND KIT FOR SHORTENING TIME FOR BREEDING OF PLANT commons

Patent code P110003669
File No. A181P198
Posted date Jun 28, 2011
Application number P2006-023501
Publication number P2007-202441A
Patent number P5051415
Date of filing Jan 31, 2006
Date of publication of application Aug 16, 2007
Date of registration Aug 3, 2012
Inventor
  • (In Japanese)後藤 弘爾
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人科学技術振興機構
  • (In Japanese)岡山県
Title METHOD AND KIT FOR SHORTENING TIME FOR BREEDING OF PLANT commons
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To improve efficiency of breeding by shortening the time required for the breeding of a plant.
SOLUTION: The method for shortening the time for the breeding of the plant involves a step for grafting a nontransformed plant as a scion on a stock which is a transformed plant to which an FT gene is introduced, and a step for carrying out hybridization by using the scion. The kit for shortening the breeding of the plant has the transformed plant to which the FT gene is introduced.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


従前より、植物の品種改良の代表的な方法として、交配技術が用いられている。この交配技術は、選択した植物の品種間で交配させ、雑種第一代またはその後の世代に生じた個体の中から、目的の形質を備えたものを選抜し、新品種に育種する技術である。この交配に用いられる植物は、生殖活動(すなわち、受粉、接合、受精など)が可能になるまで栽培されていることが必要であり、育種に長期間を費やす品種も存在する。



一般に、植物には栄養生長期と生殖生長期とがあり、特に種子植物においては、生長相が栄養生長期から生殖生長期へ転換して花芽が形成される時期がある。この花芽が形成されることにより、植物は生殖活動が可能になる。この栄養生長期から生殖生長期への転換、すなわち、花成は、植物の繁殖に直結する現象であるため、植物の生活環における重要な現象である。花成を人為的に制御することができれば、育種の効率化が可能となり、その結果、上記交配技術による品種改良に費やす時間を短縮することができる。よって、植物における花成の制御機構の解明は、学術的に重要なテーマの一つであるだけでなく、産業的にも重要なテーマの一つである。



このような花成の制御機構に関する研究は、アブラナ科の野草であるシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)を用いて行われている。特に、シロイヌナズナから見出されたFLOWERING LOCUS T遺伝子(FT遺伝子)が導入された形質転換体植物においては、FT遺伝子の働きにより花成が促進される。このことより、FT遺伝子は花成のスイッチ遺伝子(すなわち、花成制御遺伝子)として知られている(特許文献1を参照のこと)。また、本発明者らは、FT遺伝子およびそのファミリーが細胞間でのタンパク質の移動を司るとともに自らも細胞間を移動することを見出している(特許文献2を参照のこと)。



日長中立性植物である野生型タバコ(SR1)では、長日条件下または短日条件下のいずれにおいても本葉の枚数が20枚程度に達することが開花に必要である。このような野生型タバコ(SR1)にアラビドプシス(シロイヌナズナ)由来のFT遺伝子を導入した場合、FT遺伝子を導入したFT形質転換体(35S::FT/SR1)では、長日条件下において本葉の枚数が5枚程度に達した段階で開花する。



上述したように、FT形質転換体(35S::FT/SR1)では、開花に必要な葉数が減少しているので、開花促進効果を有しているといえる。このように、人為的に花成の制御が可能な形質転換体植物が、様々な種において容易に作製され、しかも繁殖が可能となれば、品種改良技術の発達に大きく寄与するといえる。
【特許文献1】
特開2003-09872公報(平成15年1月14日公開)
【特許文献2】
特開2004-261122公報(平成16年9月24日公開)。

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、植物の品種改良を効率よく行うための方法及びキットに関するものであり、より詳細には、FT遺伝子が導入された形質転換体植物を用いる植物の品種改良の時間を短縮するための方法及びキットに関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
FT遺伝子が導入されている形質転換体植物である台木に非形質転換体植物を穂木として接ぎ木する工程および穂木が台木に接ぎ木された状態で交配する工程を包含することを特徴とする植物の品種改良の時間を短縮する方法。

【請求項2】
 
FT遺伝子を導入して形質転換体植物を作製する工程をさらに包含することを特徴とする請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
前記形質転換体植物および前記非形質転換体植物が同一種に由来することを特徴とする請求項1に記載の方法。

【請求項4】
 
前記非形質転換体植物が野生型であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
Reference ( R and D project ) CREST Plants Function and Their Control AREA
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