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METHOD FOR PRODUCING AROMATIC IODINE COMPOUND

Patent code P110003981
File No. RX08P14
Posted date Jul 5, 2011
Application number P2007-061068
Publication number P2008-222613A
Patent number P4239206
Date of filing Mar 9, 2007
Date of publication of application Sep 25, 2008
Date of registration Jan 9, 2009
Inventor
  • (In Japanese)吉田 潤一
  • (In Japanese)菅 誠治
  • (In Japanese)片岡 和英
  • (In Japanese)緑川 晃二
  • (In Japanese)萩原 祐二
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人京都大学
  • (In Japanese)国立研究開発法人科学技術振興機構
  • (In Japanese)日宝化学株式会社
Title METHOD FOR PRODUCING AROMATIC IODINE COMPOUND
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for producing an aromatic iodine compound having improved regioselectivity in the iodination reaction of an aromatic compound.
SOLUTION: The method for producing an aromatic iodine compound comprises a process for reacting an iodinating agent with an aromatic compound having one or more substituent groups and two or more hydrogen atoms in the nucleus in the presence of a specific ether compound.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

核にヨウ素原子が結合した芳香族ヨウ素化合物は、各種有機合成の中間体として幅広い需要がある。このような芳香族ヨウ素化合物の製造方法の一つに、ヨウ素カチオンをヨウ素化剤として用いる方法が報告されている(特許文献1および非特許文献1から3参照)。非特許文献1、2には、アセトニトリル中で、ヨウ素分子の電気分解を行い、得られたヨウ素カチオンを種々の芳香族化合物と反応させたことが開示されている。

このようなヨウ素化反応では、芳香族化合物に結合している置換基の種類に応じて、ヨウ素原子の結合位置が決定され、メタ配向をとる場合と、オルト‐パラ配向をとる場合とがある。ここで、メタ配向とは、置換基に対してメタ位にヨウ素原子が結合する特性をいい、オルト‐パラ配向とは、置換基に対して、オルト位またはパラ位のいずれかにヨウ素原子が結合する特性をいう。オルト‐パラ配向を示す場合には、オルト位にヨウ素が結合した生成物と、パラ位にヨウ素が結合した生成物とが混在して得られることとなる。

上記のようにオルト‐パラ配向を示すヨウ素化反応では、出発物質である芳香族化合物の置換基に種類に応じて、オルト位にヨウ素が結合した生成物と、パラ位にヨウ素が結合した生成物とが、略1:1の比で得られことがある。

しかしながら、近年、このようなヨウ素化反応において、ヨウ素原子の結合位置の選択性(以下、「位置選択性」ともいう。)を向上させることが望まれている。特許文献1および非特許文献3には、ヨウ素の位置選択性を向上させることを目的とした製造方法が開示されている。具体的には、特許文献1には、炭素電極を用いて、ヨウ素分子を電解酸化し、トルエンをヨウ素化したときに、ヨウ素がパラ位に結合した化合物が、オルト位にヨウ素が結合した化合物と比して多く得られることが報告されている。また、非特許文献3には、3つのエーテル結合を有するオルソギ酸メチルエステルを含む溶液中でトルエンをヨウ素化することで、オルト位にヨウ素が結合した生成物およびパラ位にヨウ素が結合した生成物を得ることができ、その比が3:7であったことが報告されている。
【特許文献1】
欧州特許第0376858号明細書(1990(平成2)年7月4日公開)
【非特許文献1】
L.L.Miller,E.P.Kujawa,C.B.Cambell,「Iodation with electrolytically generated iodine(I)」J.Am.Chem.Soc.,92,2821,(1970)
【非特許文献2】
L.L.Miller,B.F.Watkins,「Scope and mechanism of aromatic iodination withelectrolytically generated iodine(I)」 J.Am.Chem.Soc.,98,1515,(1976)
【非特許文献3】
T.Shono,Y.Matsumura,S.Katoh,K.Ikeda,T.kamada,「Aromatic iodination by positve iodine active species generated by anodic oxidation in orthoformate」Tetrahedron Letters,30,1649,(1989)

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、芳香族ヨウ素化合物の製造方法に関し、特に、ヨウ素の結合位置の選択性が向上した芳香族ヨウ素化合物の製造方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
下記一般式(1)
【化1】
 
(省略)
(式(1)中、mは2~6の整数であり、nは1以上の整数であり、R1、R2は、同一または異なっていてもよく、水素原子または炭素数1から10のアルキル基であり、R3、R4は、同一または異なっていてもよく、水素原子または炭素数1~10のアルキル基である)で示される非環式エーテル化合物および環式エーテル化合物の少なくとも1種の存在下で、ヨウ素化剤と、1つ以上の置換基および2つ以上の水素原子を核に有する芳香族化合物と、を反応させる工程を含むことを特徴とする芳香族ヨウ素化合物の製造方法。

【請求項2】
 
前記環式エーテル化合物は、環をなす炭素数が3~12であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。

【請求項3】
 
前記ヨウ素化剤として、ヨウ素カチオンを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。

【請求項4】
 
前記反応させる工程において得られた反応液から、固体状の反応生成物を分離し、該反応生成物を再結晶させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。

【請求項5】
 
前記反応させる工程において得られた反応液に蒸留処理を施すことで、反応生成物を単離する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。

【請求項6】
 
1以上の置換基を有する芳香族化合物を貯蔵したタンクと、下記一般式(1)
【化2】
 
(省略)
(式(1)中、mは2~6の整数であり、nは1以上の整数であり、R1、R2は、同一または異なっていてもよく、水素原子または炭素数1から10のアルキル基であり、R3、R4は、同一または異なっていてもよく、水素原子または炭素数1~10のアルキル基である)で示される非環式エーテル化合物および環式エーテル化合物の少なくとも1種を貯蔵したタンクと、ヨウ素化剤を貯蔵したタンクと、を含むことを特徴とする芳香族ヨウ素化合物を製造するためのシステム。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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