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(In Japanese)構音障害改善用鼻孔栓 achieved foreign

Patent code P110005362
Posted date Aug 18, 2011
Application number P2007-532025
Patent number P4815613
Date of filing Jun 8, 2006
Date of registration Sep 9, 2011
International application number JP2006311557
International publication number WO2007023607
Date of international filing Jun 8, 2006
Date of international publication Mar 1, 2007
Inventor
  • (In Japanese)皆木 省吾
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人岡山大学
Title (In Japanese)構音障害改善用鼻孔栓 achieved foreign
Abstract (In Japanese)鼻孔を閉塞して鼻孔からの呼気の漏洩を防止することにより機能性構音障害の低減を図るとともに、使用に際して不快感を覚えにくい鼻孔栓(A1)を提供する。
鼻孔内に挿入して鼻からの呼気の漏洩を抑制する鼻孔栓(A1)であって、呼吸における呼気の通過のみを抑制する弁ユニット(14)と、この弁ユニット(14)が装着されて鼻孔内に配置される弁ユニット(14)の支持体(11,12)とを備えた鼻孔栓(A1)とする。支持体(11,12)は鼻孔に内接する筒状体とし、弁ユニット(14)は支持体(11,12)内に着脱自在に装着する。弁ユニット(14)は、呼気によって鼻孔内の圧力が所定の圧力以上となった場合に、この圧力によって支持体(11,12)から離脱可能とする。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

通常、人が声を発する場合には、呼気に声帯で生成した振動に対応させた空気振動を生じさせ、口から呼気とともに発している。このとき、図29の人の鼻咽喉付近の構造を示す説明図に示すように、軟口蓋100は呼気が鼻腔200側に抜けることを防止して、呼気を主に口300から放出することにより、明瞭な音声を発せられるようになっている。

しかしながら、脳梗塞、脳出血、筋無力症、先天異常、発育異常あるいは外傷等によって鼻咽腔400の閉塞が不完全となった場合には、発声時に鼻腔200側に呼気の一部が抜けることによって明瞭な発声が困難となっていた。これが、機能性構音障害と呼ばれているものである。

このような場合には、鼻咽腔400の閉鎖を促すことによって機能性構音障害を低減できることが知られており、手術によって鼻咽腔400を狭窄する方法や、弛緩によって垂れ下がり状態となった軟口蓋100を持ち上げる軟口蓋拳上装置を口腔内に装着する方法、あるいは軟口蓋100の後方に栓塞子を附与するスピーチエイドなどが用いられることが多かった。図29中、500は耳管、600は鼻孔である。

なお、図29に示すように、気道700にカニューレ800が装着された場合には、カニューレ800部分から呼気が漏れ出すことにより口からの十分な量の呼気の放出が困難となって構音障害を生じさることがあり、このような場合には、カニューレ800にスピーキングバルブと呼ばれる逆止弁900を装着し、呼吸器からの吸気は通過させる一方で呼気の通過を防止して、呼気は口を通過させて放出することにより、構音障害を発生させにくくしている。この場合に用いられる逆止弁900として、フィルタ付弁や、気管瘻孔弁などが提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。

また、構音障害を低減させる方法として、特に、外傷性脳損傷の結果の筋弛緩による構音障害が生じていると思われる患者に対して、鼻孔600内に密に装着して鼻呼吸を完全に止める鼻孔塞子を用い、鼻孔からの呼気の漏れを止めることにより鼻腔200側への呼気の抜けを防止して発音治療を行った例が報告されている(例えば、非特許文献1参照。)

なお、鼻孔600に装着して使用する器具として、鼻孔600からの花粉の侵入を防止することを目的とした鼻栓が知られている(例えば、特許文献3参照。)。この鼻栓は、プラスチック繊維による多孔質膜と不織布によるフィルタを内蔵した鼻栓であって、呼吸を阻害しない程度の通気性を有しながら花粉などの微粒子の除去を可能としているものであり、呼気の抜けを防止可能とはなっておらず、構音障害の低減は不可能であった。
【特許文献1】
米国特許5259378
【特許文献2】
米国特許4538607
【特許文献3】
特開平09-239047
【非特許文献1】
1994年発行のJournal of Medical Speech-Language Pathology, Vol.2, No.2, 第149頁~第155頁記載の、Stewart DS and Rieger WJの論文「A Device for the Management of Velopharyngeal Incompetence」

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、鼻孔内に挿入して鼻からの呼気の漏洩を抑制することにより機能性構音障害を低減させる鼻孔栓に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
鼻孔内に挿入して鼻からの呼気の漏洩を抑制する鼻孔栓であって、
呼吸における呼気の通過のみを抑制する弁ユニットと、
この弁ユニットが装着されて前記鼻孔内に配置される前記弁ユニットの支持体と
を備えた鼻孔栓。

【請求項2】
 
前記支持体は鼻孔に内接する筒状体とし、前記弁ユニットは、前記支持体内に着脱自在に装着したことを特徴とする請求項1記載の鼻孔栓。

【請求項3】
 
前記弁ユニットは、前記呼気によって前記鼻孔内の圧力が所定の圧力以上となった場合に、この圧力によって前記支持体から離脱可能としたことを特徴とする請求項2記載の鼻孔栓。

【請求項4】
 
左側鼻孔に挿入する第1の支持体と、右側鼻孔に挿入する第2の支持体と、前記第1の支持体と前記第2の支持体とを連結する連結バーとを備え、
この連結バーは、前記第1の支持体を前記左側鼻孔に挿入するとともに前記第2の支持体を前記右側鼻孔に挿入した際に、人中に接する位置に設けたことを特徴とする請求項3記載の鼻孔栓。

【請求項5】
 
左側鼻孔に挿入する第1の支持体と、右側鼻孔に挿入する第2の支持体と、前記第1の支持体と前記第2の支持体とを連結する連結バーとを備え、
いずれか一方の支持体に装着した前記弁ユニットを他方の前記弁ユニットよりも前記支持体から離脱させやすくしたことを特徴とする請求項3記載の鼻孔栓。

【請求項6】
 
前記弁ユニットは、通気用開口を設けた弁座と、前記通気用開口を閉塞する弁体とを備え、この弁体は、前記通気用開口を部分的に閉塞することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の鼻孔栓。

【請求項7】
 
前記弁ユニットは、複数の通気用開口を設けた弁座と、前記通気用開口を閉塞する弁体とを備え、この弁体は、一部の前記通気用開口のみを閉塞することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の鼻孔栓。

【請求項8】
 
前記弁ユニットには、所定流量の空気を流通させる通気路を設けたことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の鼻孔栓。

【請求項9】
 
前記支持体には所定流量の空気を流通させる通気路を設けたことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の鼻孔栓。

【請求項10】
 
前記弁ユニットは、両端が開口した筒状のフレームと、このフレームの一方の開口端側に設けて前記開口端を閉塞する平板状の弁座と、前記フレームの内側に面した前記弁座の側面に設けて前記弁座に設けられた通気用開口を閉塞する弁体とを備えるとともに、
前記弁座における前記弁体の配設面側には、前記フレームの内周面に設けた突部と係合するフックを備えたガイドアームを前記フレームの長手方向に沿って設け、前記フレームで前記ガイドアームを規制して前記弁座を前記フレームの長手方向に進退可能とし、
前記呼気によって前記鼻孔内の圧力が所定の圧力以上となった場合に、この圧力によって前記弁座を前記フレームから進出させて隙間を形成し、前記圧力を開放可能としたことを特徴とする請求項1記載の鼻孔栓。

【請求項11】
 
前記支持体は、鼻中隔に設けた貫通孔に挿通させて一方の端部を左側鼻孔内に配置するとともに他方の端部を右側鼻孔内に配置する棒状体とし、
前記弁ユニットは、前記支持体の端部に装着される弾性体で構成した弁座と、この弁座に設けた通気用開口を閉塞する弁体を備え、
前記呼気によって前記鼻孔内の圧力が所定の圧力以上となった場合に、この圧力によって前記弁座を弾性変形させて前記弁座と前記鼻孔との間に隙間を形成し、前記圧力を開放可能としたことを特徴とする請求項1記載の鼻孔栓。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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