Top > Search of Japanese Patents > GLIAL CELL-ACTIVATION INHIBITION COMPOSITION

GLIAL CELL-ACTIVATION INHIBITION COMPOSITION

Patent code P110005762
File No. P09-034
Posted date Sep 13, 2011
Application number P2009-267902
Publication number P2011-111405A
Patent number P5572845
Date of filing Nov 25, 2009
Date of publication of application Jun 9, 2011
Date of registration Jul 11, 2014
Inventor
  • (In Japanese)小泉 修一
  • (In Japanese)松川 隆
  • (In Japanese)藤下 加代子
  • (In Japanese)菅原 健
  • (In Japanese)柴田 圭輔
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人山梨大学
Title GLIAL CELL-ACTIVATION INHIBITION COMPOSITION
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a glial cell-activation inhibition composition or the like which can inhibit excess activation of glial cells and is practical.
SOLUTION: The glial cell-activation inhibition composition contains a processed aconite root. As such glial cells, microglia and astrocytes can be suitably illustrated.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)



ブシ(附子;aconiti tuber)は、キンポウゲ科トリカブト属(Aconitium)に属する植物の塊根から抽出した生薬であり、強心作用、鎮痛作用を有することが知られる。しかし、ブシはそのままでは毒性が強いため、弱毒化するために修治(加熱・加圧)という処理が通常行われる。ブシに含まれるアコニチンやメサコニチン等の毒性物質は、修治処理を経るとそれぞれベンゾイルアコニン、ベンゾイルメサコニンに変化して毒性が著しく低下する。





グリア細胞(神経膠細胞)とは、中枢神経系を構成する細胞のうち、神経細胞ではない細胞の総称であり、アストロサイト、ミクログリア、オリゴデンドロサイト、上衣細胞、シュワン細胞、衛星細胞等を含む。これまではグリア細胞はシグナル伝達に関与していないと考えられていたため、中枢神経系の研究では、神経細胞のメカニズムを解明することに主眼が置かれ、グリア細胞の役割等についてはほとんど研究が進んでいなかった。しかし、近年ではグリア細胞に関する研究が徐々に進み、グリア細胞の様々な役割が明らかとなってきている。グリア細胞の役割として、例えば、神経細胞の位置を固定したり、神経栄養因子の合成及び分泌をしたり、ミエリンの構成要素となったり、過剰に放出されたカリウム等のイオンの再取り込みをしたり、神経伝達物質を細胞内に回収することで伝達時間を限定させたり、血管内皮と共に血液脳関門を形成し、フィルタの役割を果たすといった、神経細胞の周辺組織の恒常性を維持する機能を果たす他、多様な神経伝達物質の受容体を発現して、より積極的なシグナル伝達にも寄与することが知られてきている。





グリア細胞が関与するシグナル伝達のシグナル物質の例として、ATPが挙げられる。神経細胞が傷害を受けると、神経細胞から大量のATPが放出され、このATPを感知したミクログリアは傷害部位へと遊走し、様々な液性因子を産生して神経機能の修復へ寄与する。ただし、修復不可能な場合は、ミクログリアは貪食作用を発揮して死細胞を除去する。





一方で、グリア細胞は、例えば、脊髄の外傷、脳卒中による神経障害、てんかん、神経障害性疼痛、血管閉塞性の眼疾患、神経変性疾患等において、過剰に活性化していることも知られている。グリア細胞が過剰に活性化されると、グルタミン酸、一酸化窒素、炎症性サイトカインといった各種の傷害因子を産生し、神経細胞の機能が障害される(非特許文献1~3)。そのため、グリア細胞の過剰な活性化は、前述の外傷や疾患の原因や増悪の要因と考えられている。





しかし、グリア細胞の過剰な活性化を抑制し得る実用的な薬剤はこれまで知られていなかった。

Field of industrial application (In Japanese)



本発明は、グリア細胞の活性化抑制組成物等に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
んかん、血管閉塞性の眼疾患、アルツハイマー病及び筋萎縮性側索硬化症(ALS)からなる群から選択される疾患を有する対象に投与するためのグリア細胞の活性化抑制組成物であって、修治ブシを含有するグリア細胞の活性化抑制組成物。

【請求項2】
 
グリア細胞が、ミクログリア又はアストロサイトであることを特徴とする請求項1に記載のグリア細胞の活性化抑制組成物。

【請求項3】
 
アストロサイトの活性化が、pERK発現量増加を伴った活性化であることを特徴とする請求項2に記載のグリア細胞の活性化抑制組成物。

【請求項4】
 
ミクログリアの活性化抑制が、アストロサイトの脱活性化による二次的な変化であることを特徴とする請求項2に記載のグリア細胞の活性化抑制組成物。

【請求項5】
 
んかん、血管閉塞性の眼疾患、アルツハイマー病及び筋萎縮性側索硬化症(ALS)からなる群から選択される疾患を有する対象に投与するためのグリア細胞の活性化抑制剤の調製における、修治ブシの使用。

【請求項6】
 
修治ブシを含有する、グリア細胞の活性化が関与する疾患の治療薬であって、前記疾患が、てんかん、血管閉塞性の眼疾患、アルツハイマー病及び筋萎縮性側索硬化症(ALS)からなる群から選択される疾患である、治療薬。

【請求項7】
 
患が、アルツハイマー病又は筋萎縮性側索硬化症(ALS)である請求項6に記載の治療薬。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
Please feel free to contact us by email or facsimile if you have any interests in this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close