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MODIFIER FOR WHEAT-PROCESSED PRODUCT AND METHOD FOR PRODUCING WHEAT-PROCESSED PRODUCT

Patent code P120007070
File No. J122
Posted date Mar 26, 2012
Application number P2010-042526
Publication number P2011-177059A
Patent number P5370970
Date of filing Feb 26, 2010
Date of publication of application Sep 15, 2011
Date of registration Sep 27, 2013
Inventor
  • (In Japanese)高野 克己
  • (In Japanese)野口 智弘
Applicant
  • (In Japanese)学校法人東京農業大学
Title MODIFIER FOR WHEAT-PROCESSED PRODUCT AND METHOD FOR PRODUCING WHEAT-PROCESSED PRODUCT
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a production technology of wheat-processed product, which acquires recombinant Ero1 from gene information and applies gluten formation brought about by reproduction of PDI by Ero1 and bakery improvement action.
SOLUTION: The modifier for wheat-processed product includes recombinant Endoplasmic Reticulum Oxidoreductase 1 (rEro1) produced from a transformed cell transformed with a polynucleotide composed of a base sequence represented by sequence number 1, protein disulfide isomerase (PDI) and flavine adenine dinucleotide (FAD) as main components.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

小麦粉は水を加えて練ることで他の穀類には見られない独特の粘弾性を示す生地を形成することから、パンや麺、菓子など様々な食品に加工されている。この生地独特の物性は小麦特有の貯蔵タンパク質であるグリアジンとグルテニンが水和することで形成するグルテンの性質によるもので、その性質は小麦粉中のこれらタンパク質の量によって左右されるといわれている。

グルテンの形成には様々な結合や分子間相互作用が関与すると考えられるが、特にジスルフィド結合(SS結合)によるタンパク質分子間の架橋形成が最も重要であるとされている。SS結合が生地混捏時のような非加熱条件で形成するためには何らかの酸化機構の存在が推定される。本発明者らの一連の研究で、小麦粉生地形成にSS結合形成を触媒する酵素であるプロテインジスルフィドイソメラーゼ(Protein Disulfide Isomerase:以下「PDI」という。)の関与が示唆されている。

しかしながら、PDIは小麦の開花時に活性のピークを迎えた後は活性が低くなり、小麦種子中には微量にしか存在しない。また、小麦からPDIを抽出する工程も複雑であることに加え、それ自体不安定で容易に失活することから、PDIを取得するためには多大なコストと時間を要していた。

このような問題を解決するために、例えば、国際公開WO98/35049号公報には、酵母由来のプロテインジスルフィドイソメラーゼをコードする遺伝子で酵母を形質転換し、形質転換した宿主細胞を培地のpHを中性近傍に保ちながら培養することにより、宿主細胞外へプロテインジスルフィドイソメラーゼを活性な状態で分泌させる、酵母PDIの製造方法が提案されている(特許文献1)。

酸化型のPDIはタンパク質にSS結合を形成させ、グルテンの物性発現に関与すると考えられるが、この触媒反応によって自らは還元型PDIとなる。小麦粉生地中においてSS結合の形成が滞りなく進行するためには、還元型PDIを酸化型PDIへと再生する必要がある。この再生に関与する酵素として、エンドプラズミックレティキュラムオキシドレダクターゼ1(Endoplasmic Reticulum Oxidoreductase1:以下「Ero1」という。)が知られているが、Ero1についてはこれまでにヒトや酵母等での報告はみられるものの、高等植物においてはイネのみであり小麦でのEro1の報告はない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、小麦加工製品の改質剤及び小麦加工製品の製造方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
配列番号:1で表わされる塩基配列からなるポリヌクレオチドで形質転換した形質転換細胞から産生されたリコンビナントエンドプラズミックレティキュラムオキシドレダクターゼ1(rEro1)と、
プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)と、
フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)と、
を主成分とする、小麦加工製品の改質剤。

【請求項2】
 
前記プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)が、配列番号:2で表される塩基配列からなるポリヌクレオチドで形質転換した形質転換細胞から産生されたリコンビナントプロテインジスルフィドイソメラーゼ(rPDI)である、請求項1に記載の小麦加工製品の改質剤。

【請求項3】
 
前記小麦加工製品が、パン類である、請求項1又は2に記載の小麦加工製品の改質剤。

【請求項4】
 
配列番号:1で表わされる塩基配列からなるポリヌクレオチドで形質転換した形質転換細胞から産生されたリコンビナントエンドプラズミックレティキュラムオキシドレダクターゼ1(rEro1)と、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)と、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)と、を主成分とする小麦加工製品の改質剤を小麦粉に添加して生地を形成する、小麦加工製品の製造方法。

【請求項5】
 
前記プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)が、配列番号:2で表される塩基配列からなるポリヌクレオチドで形質転換した形質転換細胞から産生されたリコンビナントプロテインジスルフィドイソメラーゼ(rPDI)である、請求項4に記載の小麦加工製品の製造方法。

【請求項6】
 
前記小麦加工製品が、パン類である、請求項4又は5に記載の小麦加工製品の製造方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2010042526thum.jpg
State of application right Registered
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