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DETECTION METHOD OF ATOPIC DERMATITIS AND SCREENING METHOD OF PREVENTION OR THERAPY AGENT meetings

Patent code P120007443
Posted date May 1, 2012
Application number P2009-174692
Publication number P2010-096748A
Patent number P5522717
Date of filing Jul 27, 2009
Date of publication of application Apr 30, 2010
Date of registration Apr 18, 2014
Priority data
  • P2008-241295 (Sep 19, 2008) JP
Inventor
  • (In Japanese)出原 賢治
  • (In Japanese)白石 裕士
  • (In Japanese)太田 昭一郎
  • (In Japanese)増岡 美穂
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人佐賀大学
Title DETECTION METHOD OF ATOPIC DERMATITIS AND SCREENING METHOD OF PREVENTION OR THERAPY AGENT meetings
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a detection method of atopic dermatitis using a marker and a screening method of a prevention or therapy agent for atopic dermatitis.
SOLUTION: The detection method of atopic dermatitis includes measuring an expression level of periostin gene or an amount of periostin protein in bio samples. The screening method of prevention or therapy agent for atopic dermatitis includes culturing a cell with an ability to produce periostin in the presence of a candidate substance and measuring an expression level of periostin gene or an amount of periostin protein.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

アトピー性皮膚炎は炎症を伴う皮疹を特徴とする皮膚科疾患であり、組織学的には表皮肥厚、角質増多、および線維化などを特徴とする。アトピー性皮膚炎の発生原因については明らかではないが、種々の化学物質による刺激や皮膚の擦過などの物理的刺激によりアトピー性皮膚炎が増悪することが知られている。日本において若年者のアトピー性皮膚炎の有病率は全人口の10数%に達する。

アトピー性皮膚炎に対する予防・治療は、ステロイド剤および免疫抑制剤といった免疫機能調節薬、抗ヒスタミン薬および抗アレルギー薬といった抗掻痒薬、あるいは保湿剤などの使用が中心となっており、少なくとも現時点では、特定の分子を標的としてアトピー性皮膚炎の病態の改善を目指す治療剤は使用されていない。

アトピー性皮膚炎の表皮肥厚、角質増多、および線維化に関連する分子を特定することができれば、特定した分子を利用してアトピー性皮膚炎を検出することが可能となる。

また、アトピー性皮膚炎の病態の中で、表皮肥厚および角質増多は皮膚のバリアー破壊を引き起こすことでアトピー性皮膚炎の増悪につながるとともに、美容上の問題ともなる。このため、アトピー性皮膚炎の表皮肥厚、角質増多、または線維化に関連する分子を標的としてアトピー性皮膚炎の予防・治療剤を開発することができれば、アトピー性皮膚炎の患者にとって有用となる。

ここで、特許文献1には、ペリオスチン遺伝子の発現レベルを指標として、アレルギー性疾患を検査することが記載されている。

また、非特許文献1には、ペリオスチン(骨芽細胞特異因子2)が、IL-4またはIL-13による刺激に応答して線維芽細胞で産生され、気管支喘息患者の肺線維症に関与する可能性があることが示されている。

非特許文献2~6には、ペリオスチンがインテグリンαVを介してシグナル伝達を行う可能性があることが示されている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、アトピー性皮膚炎の検出方法および予防・治療剤のスクリーニング方法などに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の検出方法。

【請求項2】
 
(i)被験者由来の生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量と、(ii)正常生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量との比較を行うことを含む、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
(i)被験者由来の生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が(ii)正常生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量よりも高いときに、アトピー性皮膚炎である、またはアトピー性皮膚炎が疑われると判断することを含む、請求項2に記載の方法。

【請求項4】
 
ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。

【請求項5】
 
(i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量と、(ii)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の非存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量との比較を行うことを含む、請求項4に記載の方法。

【請求項6】
 
(i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が(ii)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の非存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、請求項5に記載の方法。

【請求項7】
 
測定が免疫測定法によるものである、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。

【請求項8】
 
生体試料が皮膚組織である、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。

【請求項9】
 
インテグリンαV3とペリオスチンとを、候補物質の存在下で接触させた場合における、インテグリンαV3とペリオスチンとの結合量、thymic stromal lymphopoietin産生量または皮膚角化細胞の分化・増殖活性を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。

【請求項10】
 
(i)候補物質の存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量と、(ii)候補物質の非存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量との比較を行うことを含む、請求項9に記載の方法。

【請求項11】
 
(i)被検物質の存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量が、(ii)被検物質の非存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、請求項10に記載の方法。

【請求項12】
 
インテグリンαV3とペリオスチンとの接触がインテグリンαV3を発現する細胞とペリオスチンとの接触である、請求項9~11のいずれか1項に記載の方法。

【請求項13】
 
インテグリンαV3を発現する細胞が、インテグリンαV3を細胞表面に発現する細胞である、請求項12に記載の方法。

【請求項14】
 
インテグリンαV3を発現する細胞が内因性インテグリンαV3発現細胞である、請求項12または13に記載の方法。

【請求項15】
 
内因性インテグリンαV3発現細胞が皮膚角化細胞である、請求項14に記載の方法。

【請求項16】
 
(i)候補物質の存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性と、(ii)候補物質の非存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性との比較を行うことを含む、請求項9に記載の方法。

【請求項17】
 
(i)被検物質の存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性が、(ii)被検物質の非存在下でインテグリンαV3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、請求項16に記載の方法。

【請求項18】
 
(i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii) ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する、アトピー性皮膚炎の検出薬。

【請求項19】
 
(i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する、アトピー性皮膚炎の検出用キット。

【請求項20】
 
(i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞、および/または(ii)インテグリンαV3を発現する細胞を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング用キット。

【請求項21】
 
インテグリンαV3を発現する細胞が、インテグリンαV3を細胞表面に発現する細胞である、請求項20に記載のキット。

【請求項22】
 
インテグリンαV3とペリオスチンとの結合を阻害する抗インテグリンαV抗体を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療用医薬組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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