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FISH FARMING METHOD

Patent code P120007857
Posted date Aug 9, 2012
Application number P2010-215522
Publication number P2012-065634A
Patent number P5522395
Date of filing Sep 27, 2010
Date of publication of application Apr 5, 2012
Date of registration Apr 18, 2014
Inventor
  • (In Japanese)中村 將
  • (In Japanese)パンデット・ナラヤン・プラサッド
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人琉球大学
Title FISH FARMING METHOD
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a technique to make a fish body of cultured fish larger by a simple means.
SOLUTION: In a method of fattening fish by the extinction or reduction of germ cells, a fertilized egg at two days before hatch or a fish larva within 160 days old is raised for 40-60 days under a water temperature of 36-42°C, and then additionally raised at a temperature of 24-30°C.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

近年、乱獲などによる世界的な魚類資源の減少が大きな問題として取り上げられており、魚類の養殖技術に注目が集まっている。

魚類の養殖飼育は、古くから淡水魚について行われており、その一つとしてティラピアの養殖が挙げられる。ティラピアの養殖は、魚類中第2番目の規模であり、年間250万トンが生産されている。

このティラピアは、もともとアフリカと中近東に分布したが、食用にするため世界各地の河川に導入された。雑食性で淡水、汽水の様々な環境に適応するが、冷たい水には棲まない魚類である。ティラピアという名称は、最初に日本に導入されたナイルティラピア、カワスズメ(モザンビークティラピア)およびジルティラピアの3種が、いずれも当時はティラピア(Tilapia)属に分類されていたことに由来するが、現在ではそのうちの2種はオレオクロミス(Oreochromis)属に分類が変更されているため、現在では、ティラピアはこの両属を含むスズキ目シクリッド科に属する魚類の通称ということができる。

ティラピアの導入は、アジアから南北アメリカまで世界全域に及んでおり、日本でも第二次世界大戦後の食糧危機においてタンパク源として注目された。このうち食用として普及したのはナイルティラピア(Oreochromis niloticus)で、流通名は「イズミダイ」又は「チカダイ」と呼ばれ養殖されている。鯛に味や食感が似ている、または外観がクロダイに似ている、流通名として高級感がある、などといった理由で付けられた名前で、鯛類とは全くの別種である。

ティラピアの優秀な適応力、繁殖力は、漁業目的では喜ばしいものだったが、在来魚を駆逐する外来生物になると各地で生態系の脅威にもなっている。例えば、沖縄本島の河川や愛知県の荒子川などでは、異常繁殖(数万匹も)しているため、外来種に指定されている。

ところで、魚類の養殖飼育においては、稚魚の生存率が高いことや、飼育管理が容易であることが求められるが、基本的には養殖された魚類が商品となることを考えれば、早く魚体が大きくなり、飼育期間が短いことが経済的には重要である。また、ティラピアのように繁殖力の旺盛な魚類については、養殖場から出さないことや、養殖場外へ出ても増殖しないように配慮することも必要である。

前記のような、早く魚体を大きくするための方法としては、いくつかの方法が知られている。例えば、早期にGABA等の薬品処理により、ゴナドトロピン遊離ホルモンシステムの成立を混乱させ、魚の性的な成熟を抑制する方法が知られている(特許文献1)。また、魚の受精卵を熱処理することで3倍体の魚とし、その不妊化により魚体を大きくする方法や(非特許文献1)、紫外線処理により不妊化させる方法も知られている(非特許文献2)。

しかしながら、特許文献1に開示の方法は、薬品を用いるものであるため、安全性面での不安が残る方法である。また、非特許文献1や2に開示の方法は、魚の受精卵の段階で特殊な処理を施すことが必要であり、一般の養殖業者において簡単に実施できるものではなかった。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、魚類の飼育方法に関し、更に詳細には、従来のような染色体3倍体化によらず、稚魚の段階で温熱環境下で飼育することにより不妊化させ、飼育魚の魚体を増大化させる魚類の飼育方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
孵化前2日から孵化後160日後の稚魚を、36~42℃の水温下で、40~60日間飼育した後、更に24~30℃の温度で飼育することを特徴とするスズキ目シクリッド科魚類の生殖細胞の死滅化ないしは縮小化による肥育方法。

【請求項2】
 
24~30℃の温度での飼育を、3~24ヶ月間行う請求項1記載のスズキ目シクリッド科魚類の生殖細胞の死滅化ないしは縮小化による肥育方法。

【請求項3】
 
不妊魚を得るものである請求項1または2記載のスズキ目シクリッド科魚類の生殖細胞の死滅化ないしは縮小化による肥育方法。

【請求項4】
 
一般飼育に比べ、同じ期間で体重が1.3~2倍大きい魚を得るものである請求項1ないし3の何れかの項に記載のスズキ目シクリッド科魚類の生殖細胞の死滅化ないしは縮小化による肥育方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2010215522thum.jpg
State of application right Registered
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