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AGENT FOR PREVENTING BACTERIAL WILT, AND METHOD FOR PREVENTING BACTERIAL WILT foreign

Patent code P120008092
File No. 10141
Posted date Oct 29, 2012
Application number P2011-102153
Publication number P2012-231731A
Patent number P5812466
Date of filing Apr 28, 2011
Date of publication of application Nov 29, 2012
Date of registration Oct 2, 2015
Inventor
  • (In Japanese)山田 隆
  • (In Japanese)藤江 誠
  • (In Japanese)川崎 健
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人広島大学
Title AGENT FOR PREVENTING BACTERIAL WILT, AND METHOD FOR PREVENTING BACTERIAL WILT foreign
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an agent for preventing bacterial wilt, which can prevent the onset of bacterial wilt caused by various different bacterial wilt strains, i.e., the onset of bacterial wilt in various different plant varieties; and a method for preventing bacterial wilt using the agent for preventing bacterial wilt.
SOLUTION: The agent for preventing bacterial wilt is characterized by comprising a bacterial wilt bacterium (Ralstonia solanacearum) infected with a φRSM1-type linear phage and/or a φRSM3-type linear phage as an active ingredient. The method for preventing bacterial wilt is characterized by comprising a step of inoculating a plant with the agent for preventing bacterial wilt. The plant is preferably any one plant selected from tomato, potato, green pepper, eggplant, tobacco, hot pepper, Japanese basil, Japanese radish, strawberry, banana, marguerite, chrysanthemum and sunflower.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

青枯病(立枯病)は、ナス科植物をはじめ200種以上の植物に感染し枯死させる農業上深刻な被害をもたらす病害である。病気の進行が急激の場合には青みが残ったまま枯れることもあり、この名がついたと言われている。青枯病になった植物の地際部の茎を切断し、その茎を水につけると、乳白色の粘液(細菌粘塊)を出すのが特徴である。

青枯病対策の主農薬には、クロロピクリンまたは臭化メチルが提案されているが、いずれも劇薬である。臭化メチルについては、その上オゾン層破壊物質であり、平成17年に使用中止となっている。一般に、比較的温暖地域で発生する青枯病であるが、地球温暖化傾向が拍車をかけ、青枯病菌の蔓延と農作物生産低下により、既に世界的に年間9.5兆円程度の損失が生じている。

前述のように、青枯病は比較的温暖地域で発生する。しかし、米国では低温適応したrace3biovar2phylotype IIの青枯病菌株によるジャガイモの青枯れが既に大きな脅威となっており、日本への侵入も時間の問題とされている。そのため、青枯病菌を効果的に予防または防除等するための代替手段が日本だけでなく、世界レベルで開発、研究されている。

例えば、特許文献1には、ナス科植物の土壌病害防除方法が記載されている。具体的には、シュドモナス・ソラナシアラム(Pseudomonas solanacearum、現在の学名はRalstonia solanacearumであり青枯病菌と同意)菌株M4Sの生菌、および、当該菌と病原性のシュドモナス・ソラナシアラムとの両者を溶菌するバクテリオファージを固定化し、得られた固定化物を土壌に施用する方法が記載されている。また、特許文献2には、青枯病菌に対して溶菌性を示すバクテリオファージ自身を植物または土壌に散布する、青枯病菌の防除方法が記載されている。さらに、当該バクテリオファージを土壌に添加することによる土壌の改良方法も記載されている。

一方、特許文献3、および、非特許文献1ないし非特許文献3には、青枯病菌に特異的に感染するバクテリオファージについて詳細に記載されている。例えば、青枯病菌を溶菌しない特性を持っている、φRSM1型線状ファージ、φRSM3型線状ファージおよびφRSS1型線状ファージの詳細について記載されている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、バクテリオファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)を利用する青枯病予防剤、および当該青枯病予防剤を用いる青枯病の予防方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
φRSM1型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)およびφRSM3型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)を有効成分とすることを特徴とする、青枯病予防剤。

【請求項2】
 
前記φRSM1型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)の菌株は、M4S、Ps29、Ps65またはPs74のいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載の青枯病予防剤。

【請求項3】
 
前記φRSM3型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)の菌株は、C319、Ps72またはPs74のいずれかであることを特徴とする、請求項1または2に記載の青枯病予防剤。

【請求項4】
 
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の青枯病予防剤を植物に接種する工程を含むことを特徴とする、青枯病の予防方法。

【請求項5】
 
前記植物は、トマト、ジャガイモ、ピーマン、ナス、タバコ、トウガラシ、シソ、ダイコン、イチゴ、バナナ、マーガレット、キクまたはヒマワリのいずれかであることを特徴とする、請求項4に記載の青枯病の予防方法。

【請求項6】
 
前記植物は、トマト、ジャガイモ、ピーマン、ナスまたはタバコのいずれかであることを特徴とする、請求項5に記載の青枯病の予防方法。

【請求項7】
 
前記青枯病の予防方法は、植物個体重量あたり前記φRSM1型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)およびφRSM3型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)を105~108cells/g接種することを特徴とする、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の青枯病の予防方法。

【請求項8】
 
前記青枯病の予防方法は、植物個体重量あたり前記φRSM1型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)およびφRSM3型線状ファージが感染している青枯病菌(Ralstonia solanacearum)を106~107cells/g接種することを特徴とする、請求項7に記載の青枯病の予防方法。

【請求項9】
 
前記青枯病予防剤は、前記植物の茎に接種することを特徴とする、請求項4ないし8のいずれか1項に記載の青枯病の予防方法。

【請求項10】
 
前記青枯病予防剤は、前記植物の茎の地上部1~4cmの位置に接種することを特徴とする、請求項9に記載の青枯病の予防方法。

【請求項11】
 
前記青枯病予防剤は、前記植物の発芽後2~4週間の時期に接種することを特徴とする、請求項4ないし10のいずれか1項に記載の青枯病の予防方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered


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