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有機金属錯体を用いたガス吸着材 コモンズ

国内特許コード P120008202
掲載日 2012年11月2日
出願番号 特願平11-121183
公開番号 特開2000-309592
登録番号 特許第4058579号
出願日 平成11年4月28日(1999.4.28)
公開日 平成12年11月7日(2000.11.7)
登録日 平成19年12月28日(2007.12.28)
発明者
  • 関 建司
  • 森 和亮
出願人
  • 学校法人神奈川大学
発明の名称 有機金属錯体を用いたガス吸着材 コモンズ
発明の概要 【課題】 安価であるとともに体積当たりのガス吸着能が高く、繰り返し特性の良好なガスの貯蔵技術を提供する。
【解決手段】化学式(1)
【化1】
〔式中、Rおよびnは明細書に定義されたとおりである。〕で表されるカルボン酸から選択される少なくとも1種の化合物と、銅、ロジウム、クロム、モリブデン、パラジウム及びタングステンから選択される少なくとも1種の金属と、前記金属に2座配位可能な有機配位子を含むカルボン酸金属錯体。
従来技術、競合技術の概要


従来、メタンを主成分とするガスの貯蔵にあたっては、吸蔵材として主に活性炭を使用することが提案されている。しかしながら、活性炭を使用する場合は、体積当たりのガスの吸着量が少ない。体積当たりのガスの吸着量を上げるために、活性炭を成型して吸蔵材とした場合においても、その吸着量の向上には限界があった。比表面積が大きく、比較的体積当たりのガス吸着能が高いもの(高比表面積活性炭)もあるが、これらは、その価格が高い。ガスの吸着、脱離状況について考察すると、活性炭の場合は、細孔径が様々であるため、ガスの吸着、脱離を繰り返すと、吸着、脱離性能が一定せず、繰り返し特性が悪いという問題があった。

産業上の利用分野


本発明は、新規なカルボン酸金属錯体及びその製造方法に関し、詳しくは、メタンを主成分とするガスの吸蔵材として好適なカルボン酸金属錯体、特にその結晶、及びその製造方法に関する。本発明は、ガス吸蔵材、ガス貯蔵方法及びガス貯蔵装置に関し、詳しくは、メタンを主成分とするガスを貯蔵するために好適なガス吸蔵材、ガス貯蔵方法及びガス貯蔵装置に関する。さらに、本発明は、ガス自動車に関し、詳しくは、メタンを主成分とするガスから駆動力を得るガス自動車に関する。



さらに、本発明は、吸着式ガス貯蔵タンク及びLNG貯蔵装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
安息香酸、ロジウム、及びピラジンを含むカルボン酸金属錯体。

【請求項2】
チャンネル構造を有する請求項1に記載のカルボン酸金属錯体。

【請求項3】
安息香酸と、ロジウム塩を有機溶媒に溶解して混合し、次いでピラジンと反応させ、カルボン酸金属錯体を析出させることを特徴とするカルボン酸金属錯体の製造法。

【請求項4】
ロジウム塩が酢酸塩、ギ酸塩、硫酸塩、硝酸塩及び炭酸塩から選択される1種以上である請求項3に記載のカルボン酸金属錯体の製造方法。

【請求項5】
請求項1又は2に記載のカルボン酸金属錯体からなるガス吸蔵材。

【請求項6】
請求項1又は2に記載のカルボン酸金属錯体を加圧成型してなるガス吸蔵材。

【請求項7】
請求項5又は6に記載のガス吸蔵材に、加圧条件下で、メタンを主成分とするガスを吸着して貯蔵するガス貯蔵方法。

【請求項8】
貯蔵対象のガスが出入り可能な出入口(5a)、(5b)と容器内のガスを加圧状態で保持可能な保持機構(6)とを備え、且つ常温に温度維持可能な圧力容器(4)を備えたガス貯蔵装置であって、前記圧力容器(4)内に請求項5又は6に記載のガス吸蔵材(8)を備え、メタンを主成分とするガスを貯蔵対象とするガス貯蔵装置。

【請求項9】
請求項8に記載のガス貯蔵装置(1)を備え、ガス貯蔵装置(1)から供給されるメタンを主成分とするガスから駆動力を得る内燃機関(3)を備えたガス自動車。

【請求項10】
請求項5又は6に記載のガス吸蔵材を含むことを特徴とする吸着式ガス貯蔵タンク。

【請求項11】
LNGタンクと請求項10に記載の吸着式ガス貯蔵タンクを安全弁を介して連設し、LNGタンクの圧力が所定値以上に高くなった場合に、一定量の蒸発ガス(BOG)が吸着式ガス貯蔵タンクに充填されるようにしてなるLNG貯蔵装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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