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PEPTIDE FOR CANCER IMMUNOTHERAPY AND ITS USE UPDATE_EN

Patent code P130009193
File No. 2012-012,S2012-1192-N0
Posted date Apr 25, 2013
Application number P2012-212275
Publication number P2014-065680A
Patent number P6078844
Date of filing Sep 26, 2012
Date of publication of application Apr 17, 2014
Date of registration Jan 27, 2017
Inventor
  • (In Japanese)川嶋 秀紀
  • (In Japanese)正木 沙賀恵
  • (In Japanese)河村 麻理栄
Applicant
  • (In Japanese)公立大学法人大阪
Title PEPTIDE FOR CANCER IMMUNOTHERAPY AND ITS USE UPDATE_EN
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To discover a peptide useful for immunotherapy of kidney cancer, thereby providing an effective therapy and a method for early diagnosis.
SOLUTION: There is provided a peptide characterized in comprising an amino acid sequence of (1) or (2), and having an immune induction activity: ILCEAHCLKV-(1), VIEGDVVSAL-(2). The peptide is a protein capable of activating cytotoxic T cells recognizing kidney cancer antigen protein, and it is characterized in activating helper T cells, cytotoxic T cells, or antigen-presenting cells or dendritic cells pulsed in vitro, or an immune cell population comprising said cells by an in vitro stimulus.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

癌は、発生機序の解明や、診断法、治療法が進歩しつつあるが、多くの進行癌を治療できないのが現状である。これを改善するために、有効な早期診断法と治療法の開発が求められている。

腎臓癌には、特異的な腫瘍マーカーがないのが現状であるので、早期診断が困難である。

癌の治療法のひとつに免疫療法がある。従来の免疫療法は非特異的免疫療法を中心として行われてきたが、近年、T細胞が生体内での腫瘍拒絶に重要な役割を果たすことが明らかになり、細胞傷害性T細胞(CTL:Cytotoxic T Lymphocyte)を誘導しうるT細胞認識腫瘍抗原の単離とMHCクラスI拘束性エピトープの特定が求められている。しかし、多くの腫瘍抗原の単離として細胞傷害性T細胞を用いたcDNA発現クローニング法が行われてきたが、腫瘍の細胞株化と細胞傷害性T細胞の樹立が必要であることから、メラノーマ以外の癌腫からの腫瘍抗原の単離は困難であった。

ペプチドワクチンを利用した免疫療法は、肺癌に対するSART、MAGEペプチドワクチン療法や、脾臓癌に対するHLA-A24SARTペプチドワクチン療法や、血液悪性腫瘍・消化器・胸部・泌尿器・生殖器等の殆どの固形癌に対するWT1ペプチドワクチン療法など、多数の報告があり、腎臓癌に関連するものも下記の文献がある。

非特許文献1~3は、CA9ペプチドワクチン療法を開示している。ワクチン接種により特異的細胞傷害性T細胞は誘導できるものの、極めて限られた臨床効果であり、23例の患者のうち癌の部分的縮小を2名で認めたのみである。CA9は腎臓癌(淡明細胞癌)でほぼ100%の発現であるが、ワクチンとしての有用性は現時点では高くない。

非特許文献4は、変異VHLペプチドワクチン療法を開示している。腎臓癌患者では高率にVHL遺伝子の変異が認められる。この変異VHL遺伝子由来のペプチドを用いて腎臓癌患者リンパ球より、細胞傷害性T細胞の誘導が可能であると示されているが、臨床効果は不明である。

非特許文献5は、WT1ペプチドワクチン療法を開示している。WT1遺伝子由来で細胞傷害性T細胞の誘導可能なペプチドを用いたワクチン療法である。少数例の臨床試験の報告があるが、臨床効果は限定的である。

非特許文献6は、HIFPH3ペプチドによる細胞傷害性T細胞の誘導を開示している。HIFPH3は高率に腎臓癌に発現している。特異的細胞傷害性T細胞の誘導が証明されているものの、臨床での検討はこれからである。

関連する従来技術には、特許文献1~6もある。

特許文献1は、主に食道癌に関するものであるが、cDNAマイクロアレイを用いて食道癌の抗原を発見し、その抗原アミノ酸配列由来のペプチドを用いたワクチン療法を開示している。腎臓癌にも適用可能との記載もあるが、高いE:T比(大量のCTL)での癌細胞に対する細胞傷害活性である。

特許文献2~6も、腎臓癌またはワクチンに関連するものである。しかしながら、従来技術では、腎臓癌の免疫療法に有用なペプチドは発見されず、ワクチンや早期診断方法も得られていない。

このように臨床効果が限られている理由は、癌抗原に対する免疫が、実際には生体でうまく機能していないからであると考えられる。癌組織での発現量の多さでスクリーニングされた抗原は、実際には免疫療法の良いターゲットであるとは限らない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、腎臓癌の免疫療法に有用な腎臓癌特異的細胞傷害性リンパ球を誘導しうるペプチドと、そのペプチドの利用に関する。詳細には、腎臓癌に特異的な抗原蛋白質、その部分ペプチド、それらをコードするDNA、抗原蛋白質をエピトープとする抗体、誘導活性された免疫細胞、腎臓癌ワクチン、腎臓癌診断薬、腎臓癌発症素因評価方法、更には、腎臓癌等の免疫療法に有用な標的遺伝子の探索方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
下記(1)~(2)のいずれかのアミノ酸配列から成り、進行性腎臓癌特異的細胞傷害性T細胞を誘導する活性を有する
ことを特徴とするペプチド。
ILCEAHCLKV ‥‥‥(1)
VIEGDVVSAL ‥‥‥(2)

【請求項2】
 
請求項1に記載のペプチドが有効成分である
ことを特徴とする進行性腎臓癌ワクチン。

【請求項3】
 
請求項1に記載のペプチドを抗原として哺乳動物(ヒトを除外する)を免疫感作し、その哺乳動物(ヒトを除外する)から血液を採取し、採取した血液から抗体を分離精製する
ことを特徴とするポリクローナル抗体の製造方法。

【請求項4】
 
請求項1に記載のペプチドを抗原として哺乳動物(ヒトを除外する)を免疫感作し、その哺乳動物(ヒトを除外する)から抗体産生細胞を採取し、その抗体産生細胞とミエローマ細胞との細胞融合によりハイブリドーマを得て、そのハイブリドーマを培養し精製する
ことを特徴とするモノクローナル抗体の製造方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2012212275thum.jpg
State of application right Registered


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