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(In Japanese)多孔質体の製造方法、細胞又は組織供給用支持体の製造方法、及び組織供給体の製造方法 foreign

Patent code P130009554
File No. 2519
Posted date Jul 10, 2013
Application number P2011-527723
Patent number P5789799
Date of filing Aug 23, 2010
Date of registration Aug 14, 2015
International application number JP2010064193
International publication number WO2011021712
Date of international filing Aug 23, 2010
Date of international publication Feb 24, 2011
Priority data
  • P2009-192600 (Aug 21, 2009) JP
Inventor
  • (In Japanese)玉田 靖
  • (In Japanese)小島 桂
  • (In Japanese)富田 直秀
  • (In Japanese)平方 栄一
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人京都大学
  • (In Japanese)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
Title (In Japanese)多孔質体の製造方法、細胞又は組織供給用支持体の製造方法、及び組織供給体の製造方法 foreign
Abstract (In Japanese)薄膜面と多孔質面とを有する多孔質体からなる、再生医療に利用可能な細胞・組織供給用支持体。この多孔質面に培養された細胞・組織を有する細胞・組織供給体を製造する。この多孔質体の多孔質面に細胞を播種し、培養して組織を形成・再生させる。シルクタンパク質水溶液に対して水溶性有機溶媒を添加したものを、底面又は上面を粗面化したモールド内に入れ、これを凍結させ、次いで融解して薄膜面と多孔質面とを有する多孔質体を製造する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

近年の医療技術の著しい進歩により、形態や機能を失った組織、臓器、器官の治療のために、臓器移植等を含めた再生医療が次世代治療として重要であることが認識されている。例えば、機能不全に陥った心臓に対し、ドナー不足という問題がある心臓移植に代わる治療法として、様々な幹細胞を利用した細胞移植が試みられている。

近年、体外で心筋組織を3次元的に構築した上で移植を行う組織移植の手法が試みられている。例えば、各種の細胞シートや3次元構造体を製造することが知られている(例えば、特許文献1参照)。

再生医療の要となるのは、細胞、細胞足場材料、成長因子等の液性因子の3本柱であるとされている。足場材料としては、コラーゲンやポリ乳酸を主体とした3次元多孔質体(スポンジ)が利用されている(例えば、特許文献2参照)。これらの材料により、軟骨等の再生に成功した報告がされているが、適応できるのは小さな領域の損傷に限られるという欠点がある。これは、再生の初期に多量の細胞が必要であるが、多量の細胞を供給できないこと、この材料の縫合が出来ず、欠損部への十分な固定ができないこと、また、強度や弾性率という力学物性の適合性が十分でないことに起因する。

一方で、新たな足場材料としてシルクタンパク質を主体とする多孔質体が報告されている。しかし、従来のシルクタンパク質多孔質体では、公知の凍結乾燥を主とした製造プロセスで製造されるので、十分な力学強度や弾性を得ることが出来ず、やはりその適応は限られる。これに対し、十分な力学的強度を有するハイドロゲルの作製方法が知られており(例えば、特許文献3参照)、この方法で作製されたハイドロゲルの中では、細胞が分化状態を保ちながら増殖することが見出され、極めて少ない初期播種細胞数においても良好な再生組織が形成されることが確認されている(例えば、非特許文献1参照)。従って、特許文献3に開示されたハイドロゲルは、従来にない優れた組織再生の足場材料となり得る。しかし、これは、生体分解性ではあるが、コラーゲン等のように生体吸収性ではないため、現時点においては再生医療等への応用範囲も限られていた。

また、臨床でのより実際的な使用を考えた場合、損傷組織の修復再生期間の創傷面の保護効果、創傷部への確実な縫合固定、創傷面への力学的負荷の低減、さらに重篤な損傷部位で広範囲にわたり正常細胞や組織が欠如した場合にも、組織再生を可能とすることが望まれる。また、損傷組織の修復再生期間の間の創傷面の対面側の組織の保護も望まれる。しかるに、このような機能を有する細胞又は組織支持体は、開発されていないのが現状である。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、多孔質体の製造方法、細胞又は組織供給用支持体の製造方法、及び組織供給体の製造方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
シルクタンパク質水溶液に対して0.05~10容量%の水溶性有機溶媒を添加したものを、粗面化した底面又は上面を有するモールド内に入れ、これを一定時間凍結させ、次いで融解して、粗面化されていない面の側で得られた薄膜面と粗面化された面の側で得られた多孔質面とを有するシルクタンパク質からなる多孔質体を製造することを特徴とする多孔質体の製造方法。

【請求項2】
 
前記粗面化した面が、濾紙、不織布、又は粗面フィルムを貼り付けることにより形成された面か、又は機械的処理や化学的処理により形成された面であることを特徴とする請求項1記載の多孔質体の製造方法。

【請求項3】
 
シルクタンパク質水溶液に対して0.05~10容量%の水溶性有機溶媒を添加したものを、粗面化した底面又は上面を有するモールド内に入れ、これを一定時間凍結させ、次いで融解して、粗面化されていない面の側で得られた薄膜面と粗面化された面の側で得られた多孔質面とを有する多孔質体からなる細胞又は組織供給用支持体を製造することを特徴とする細胞又は組織供給用支持体の製造方法

【請求項4】
 
前記粗面化した面が、濾紙、不織布、又は粗面フィルムを貼り付けることにより形成された面か、又は機械的処理や化学的処理により形成された面であることを特徴とする請求項3記載の細胞又は組織供給用支持体の製造方法

【請求項5】
 
シルクタンパク質水溶液に対して0.05~10容量%の水溶性有機溶媒を添加したものを、粗面化した底面又は上面を有するモールド内に入れ、これを一定時間凍結させ、次いで融解して、粗面化されていない面の側で得られた薄膜面と粗面化された面の側で得られた多孔質面とを有するシルクタンパク質である多孔質体の多孔質面に細胞を播種し、培養して組織を形成させることを特徴とする組織供給体の製造方法

【請求項6】
 
前記粗面化した面が、濾紙、不織布、又は粗面フィルムを貼り付けることにより形成された面か、又は機械的処理や化学的処理により形成された面であることを特徴とする請求項5記載の組織供給体の製造方法
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2011527723thum.jpg
State of application right Registered
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