TOP > 国内特許検索 > 反射光計測を用いた移動体の到達時間予測装置
衝突・到達時間を得る従来技術として2種類ある。第一技術として、3次元距離センサより得られた情報と速度計を用いて測定された速度情報に基づき衝突までの到達時間を計算することがある。この技術は、3次元計測装置、速度計などの機器が必要で高コストである。一方、これらの機器を利用しない第二技術として、カメラより得られる画像情報を利用する方法も考案されている(非特許文献1)。このような従来の画像情報を用いた衝突・到達時間計算方法では、撮影された画像からなんらかの移動体の特徴を抽出し、その移動体の大きさの変動を元に計算が行われる。移動体の特徴の抽出は複雑な解析が必要である。
本発明は、自動車、自動2輪車、自転車、電車等(以下、車両)の移動体のヘッドライト・テールランプなどの光源から道路面や壁面などの対象に照射された光を、車両に搭載または人が携帯したカメラなどのセンサで計測することにより、光源を搭載した移動体が対象に到達するまでの時間を演算し車両の運転者または携帯した人に提示する反射光計測を用いた移動体の到達時間予測装置に関するものである。
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