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(In Japanese)ホスファチジルセリンの定量方法及び定量用キット

Patent code P150011218
Posted date Jan 28, 2015
Application number P2012-545787
Patent number P5800830
Date of filing Nov 24, 2011
Date of registration Sep 4, 2015
International application number JP2011077049
International publication number WO2012070617
Date of international filing Nov 24, 2011
Date of international publication May 31, 2012
Priority data
  • P2010-263706 (Nov 26, 2010) JP
Inventor
  • (In Japanese)森田 真也
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人滋賀医科大学
Title (In Japanese)ホスファチジルセリンの定量方法及び定量用キット
Abstract (In Japanese)開示されているのは、試料中のホスファチジルセリンの定量方法であって、(1)試料にホスホリパーゼD及びL-アミノ酸オキシダーゼを作用させる工程、並びに(2)前記(1)工程で生成するH2O2量を測定し、予め求めた検量線からホスファチジルセリンを定量する工程を有することを特徴とする方法、並びにホスホリパーゼD、又はホスホリパーゼC及びホスホモノエステラーゼを含むホスファチジルセリンの定量用キットである。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

ホスファチジルセリンは、グリセロリン脂質の一種である。PSとは、構造上、グリセロール骨格の3位にリン酸セリンが結合し、1位と2位にさまざまな鎖長・二重結合数のアシル鎖が結合したものを指す(図1)。PSは、原核細胞ならびに真核細胞の細胞膜を構成するリン脂質成分の一つである。細胞膜における総リン脂質に対してPSの占める割合は、概して小さいが、細胞のさまざまな機能において重要な役割を担っている。ホスファチジルセリンは、血液凝固反応の補助因子として働くことが知られており、アポトーシスを誘発した細胞においてホスファチジルセリンの細胞表面への露出が観察される。ヒトならびに動物の血中において、PSはリポタンパク質の構成成分として存在している。

そのため、PSの機能の研究等のために優れたPSの定量法が要望されている。現在までに用いられているPSの分析法としては、TLC-リン定量法(例えば、非特許文献1)、HPLC、質量分析(例えば、非特許文献2)、及び蛍光標識アネキシンV染色が挙げられる。

TLC-リン定量法は、従来、広く用いられてきたが、検出感度が低く、操作に時間と手間がかかり、多数の試料を扱うには不向きであった。

HPLCと紫外吸収検出器を組み合わせたPSの分析では、PSのアシル鎖の二重結合を検出するため、アシル鎖の種類に依存しないPS総量の正確な測定は行えない。また、HPLCと蒸発光散乱検出器を組み合わせたPSの分析では、PSのアシル鎖に依存せずにPSを定量できるが、培養細胞などに含まれる少量のPSを定量するには検出感度が不十分である。

質量分析を用いたPSの分析では、検出感度は高いが、PS分子のアシル鎖の違いも区別して検出してしまうため、PS総量の測定は非常に困難である。

蛍光標識アネキシンV染色は、アネキシンVとPSの特異的結合を利用して、細胞表面に現れたPSを染色することで、アポトーシスの判定に用いられている。しかし、PSに対する定量性は無い。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明はホスファチジルセリン(phosphatidylserine、以下PSということもある)の定量方法、及びホスファチジルセリンの定量用キットに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
試料中のホスファチジルセリンの定量方法であって、
(1)試料にホスホリパーゼD及びL-アミノ酸オキシダーゼを作用させる工程、並びに
(2)前記(1)工程で生成するH2O2量を測定し、予め求めた検量線からホスファチジルセリンを定量する工程
を有し、上記(2)工程におけるH2O2量の測定を、H2O2にペルオキシダーゼを作用させることにより生成する化合物の蛍光強度、吸光度又は発光量を測定することにより行うことを特徴とする、方法。

【請求項5】
 
前記(1)工程においてホスホリパーゼDに代えて、ホスホリパーゼC及びホスホモノエステラーゼを使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。

【請求項7】
 
(I)ホスホリパーゼD、又はホスホリパーゼC及びホスホモノエステラーゼ、(II)L-アミノ酸オキシダーゼ、並びに(III)ペルオキシダーゼを含むホスファチジルセリンの定量用キット。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2012545787thum.jpg
State of application right Registered


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