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(In Japanese)キトサン誘導体から得られるヒドロゲル meetings

Patent code P150011276
Posted date Feb 4, 2015
Application number P2012-555972
Patent number P5907489
Date of filing Feb 3, 2012
Date of registration Apr 1, 2016
International application number JP2012052487
International publication number WO2012105685
Date of international filing Feb 3, 2012
Date of international publication Aug 9, 2012
Priority data
  • P2011-022562 (Feb 4, 2011) JP
  • P2011-265167 (Dec 2, 2011) JP
Inventor
  • (In Japanese)武井 孝行
  • (In Japanese)川上 幸衛
  • (In Japanese)中原 秀樹
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人鹿児島大学
Title (In Japanese)キトサン誘導体から得られるヒドロゲル meetings
Abstract (In Japanese)生体に有害な添加剤を使用せず任意の形状に成形でき創傷被覆材として有用なキトサン由来のヒドロゲルを得る技術を提供する。
キトサンのグルコサミン単位のアミノ基にアルドン酸(例えばグルコン酸)が結合しているキトサン誘導体による。このキトサン誘導体含有水溶液は凍結および融解するだけで任意の形状のヒドロゲルを形成する。ポリビニルアルコールを混合することにより強度などの諸特性の向上したヒドロゲルが得られる。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

創傷被覆材には創傷治療を促進する性質が求められる。創傷部位に湿潤環境を提供できるヒドロゲル状の創傷被覆材は、創傷部位の肉芽組織形成および再表皮化を促し、治癒を促進することが報告されている。

キトサンは抗菌性ならびに創傷治癒効果を有する天然多糖類であり、その特性故、これまでキトサンは創傷被覆材材料として広く使用されてきた。しかしながら、キトサンは生理的pHにおいて難水溶性であるため、ヒドロゲル状のキトサン創傷被覆材を作製することは困難である。一方、生理的pHにおいて水溶性を示すキトサン誘導体が報告されているが、このキトサン誘導体からヒドロゲルを調製するためには、グルタルアルデヒドなどの架橋剤を使用しなければならなく、ゲル中に残存した架橋剤の生体毒性が問題である。

特表2009-520705号公報(特許文献1)には、キトサンとトレハロースのような二糖類またはグリセロールのようなポリオールとを混合することにより、熱でゲル化するキトサン組成物が記載されており、この熱ゲル化特性は凍結乾燥後も再構成される旨言及されている。特表2001-513367号公報(特許文献2)には、キトサン(誘導体)と、グリセロールのようなポリオールまたは糖の塩(例えば、一リン酸二塩基塩)とを混合することにより、30~60℃でゲル化する組成物が記載されている。特表2003-503367号公報(特許文献3)には、キトサンとポリエチレングリコールのようなポリアルキレンオキシドとから構成されるヒドロゲルが記載されている。特開2008-174671号公報(特許文献4)には、キトサンにフェノール性水酸基を導入したキトサン誘導体が開示され、これを該フェノール性水酸基が酸化される環境に供することによりゲル化する旨記載されている。特表2010-533154号公報(特許文献5)には、キトサンのカルボキシアルキルアミドから成り美容的および皮膚科的用途に向けられたヒドロゲルが記載されている。

上述の文献は、キトサンまたはキトサン誘導体を用いるヒドロゲルに関するものであるが、いずれも、単にヒドロゲルが形成されることを示しているにすぎず、個々の用途に適合した形状のキトサン由来のヒドロゲルを調製し得るような技術はどの文献にも開示されていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、新規なヒドロゲルに関し、特に、創傷被覆材等として有用なキトサン誘導体由来のヒドロゲルに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
キトサンのグルコサミン単位のアミノ基にアルドン酸が脱水縮合により結合して成るキトサン誘導体に由来するヒドロゲルの調製方法であって、前記キトサン誘導体を含有する水溶液を所定の形状の型に流し込む工程、前記型内で前記キトサン誘導体含有水溶液を凍結する工程、および、前記凍結したキトサン誘導体含有水溶液を融解して、前記所定の形状に応じた形状のゲルを得る工程、を含むことを特徴とするヒドロゲルの調製方法。

【請求項2】
 
キトサン誘導体として、脱アセチル化度75~85%のキトサンを使用して、アルドン酸のキトサンへの導入率が10~30%であるものを用いる請求項1に記載のヒドロゲルの調製方法。

【請求項3】
 
アルドン酸がグルコン酸である請求項2に記載のヒドロゲルの調製方法。

【請求項4】
 
アルドン酸がトレオン酸である請求項2に記載のヒドロゲルの調製方法。

【請求項5】
 
アルドン酸がキシロン酸である請求項2に記載のヒドロゲルの調製方法。

【請求項6】
 
前記キトサン誘導体を含有する水溶液にポリビニルアルコールが混合されている請求項1に記載のヒドロゲルの調製方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2012555972thum.jpg
State of application right Registered
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