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EXPRESSION INHIBITOR OF PHOSPHATIDYLSERINE ON CELL SURFACE foreign

Patent code P150011847
Posted date Apr 8, 2015
Application number P2014-097202
Publication number P2015-214499A
Patent number P6344968
Date of filing May 8, 2014
Date of publication of application Dec 3, 2015
Date of registration Jun 1, 2018
Inventor
  • (In Japanese)日臺 智明
  • (In Japanese)北野 尚孝
  • (In Japanese)真宮 淳
Applicant
  • (In Japanese)学校法人日本大学
Title EXPRESSION INHIBITOR OF PHOSPHATIDYLSERINE ON CELL SURFACE foreign
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an expressional inhibitor and the like of phosphatidylserine (PS) on a cell surface which can effectively inhibit expression of PS, which is unevenly distributed in an inner lipid membrane of a cell membrane, on an outer lipid membrane (so-called abduction).
SOLUTION: An expression inhibitor of PS on a cell surface of the invention comprises a peptide comprising a portion in which a trypsin domain (heavy chain) portion and a light chain portion are removed from the full length of a blood coagulation factor IX, derivatives thereof, or salts thereof.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

止血凝固に携わる凝固第9因子(F9)は古くから知られる必須の血液凝固因子であり、血友病の原因タンパク質として周知である。F9は、血液凝固反応の過程において、凝固第11因子と凝固第7因子により、重鎖(トリプシンドメイン)と軽鎖との間に存在する中間部(Activation peptide(F9-AP))が切断され、活性化される。切断後も重鎖と軽鎖はジスルフィド結合によりつながっており、1つの分子として、血液凝固反応を促進する(非特許文献1)。しかしながら、中間部であるF9-APの機能についての報告はほとんどない。

ところで、抗リン脂質抗体症候群(Anti-phospholipid antibody syndrome; APS)は、リン脂質に対する自己抗体によって発症する自己免疫疾患の一種である。APSでは、リン脂質の中でもホスファチジルセリン(PS)やカルジオリピンなどが、細胞表面等に表出して抗原となり発症する場合が多く、習慣性流産や血栓症(脳梗塞、肺梗塞など)を引き起こす。全国で10000人程度の患者がいると推定されており、若年性脳梗塞を起こす第一の要因である。特に問題となるのは、劇症型のAPSであり、全身に微小血栓形成を生じて多臓器不全をきたし、生命予後も悪い。

従来、APSの治療に当たっては、抗凝固療法、大量ステロイド療法、血漿交換、血漿吸着などが併用されているが、確立した治療法は存在しない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、細胞膜の内側に偏在しているホスファチジルセリン(PS)の細胞表面への表出抑制剤等に関する。詳しくは、細胞膜の内側に偏在しているPSの細胞膜の外側(細胞表面)への表出を抑制する活性を有するペプチドを含む、前記表出抑制剤等に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
血液凝固第9因子の全長からトリプシンドメイン部分と軽鎖部分とを除いた部分を含むペプチド、又はその塩を含むことを特徴とする、ホスファチジルセリンの細胞表面への表出抑制剤。

【請求項2】
 
以下の(a)若しくは(b)のペプチド、又はその塩を含むことを特徴とする、ホスファチジルセリンの細胞表面への表出抑制剤。
(a) 配列番号10に示されるアミノ酸配列を含むペプチド。
(b) 配列番号10に示されるアミノ酸配列と90%以上の同一性を有するアミノ酸配列を含み、かつ、ホスファチジルセリンの細胞表面への表出抑制活性を有するペプチド。

【請求項3】
 
非ヒト被験動物に請求項1又は2記載の表出抑制剤を投与することを特徴とする、ホスファチジルセリンの細胞表面への表出抑制方法。

【請求項4】
 
請求項1~3のいずれか1項に記載の表出抑制剤を含む、ホスファチジルセリンの細胞表面への表出抑制用の医薬組成物。

【請求項5】
 
抗リン脂質抗体症候群の治療又は予防に用いるものである、請求項4記載の組成物。

【請求項6】
 
過剰な血栓もしくは塞栓形成に起因する疾患の治療又は予防に用いるものである、請求項4記載の組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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