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SOILBORNE DISEASE CONTROL AGENT AND SOILBORNE DISEASE CONTROL METHOD USING THE SAME

Patent code P150011897
File No. S2013-1344-N0
Posted date Apr 17, 2015
Application number P2013-173440
Publication number P2015-039359A
Patent number P6232602
Date of filing Aug 23, 2013
Date of publication of application Mar 2, 2015
Date of registration Nov 2, 2017
Inventor
  • (In Japanese)前田 広人
  • (In Japanese)吉川 毅
  • (In Japanese)坂口 繁明
  • (In Japanese)魏 弘毅
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人鹿児島大学
Title SOILBORNE DISEASE CONTROL AGENT AND SOILBORNE DISEASE CONTROL METHOD USING THE SAME
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To develop and provide: a safe, non-damaging microbial pesticide having a high controlling effect against soilborne diseases caused by phytopathogenic filamentous fungi that imposes little burden on the environment; and a method for effectively controlling soilborne disease using this microbial pesticide.
SOLUTION: This invention provides a soilborne disease control agent against phytopathogenic filamentous fungi containing photosynthetic bacteria and bacteria of the genus Bacillus as active ingredients. Also provided is a method for controlling soilborne disease by applying this control agent to the soil or the like.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

土壌伝染性病害は、土壌を介して伝播する農業上重要な伝染性の植物病害である。例えば、紫紋羽病菌(Helicobasidium mompa)を原因菌とする紫紋羽病は、草木植物及び木本植物を問わず、イネ科を除くほとんどの植物に感染し、病原性を示す多犯性の土壌伝染性病害である。日本や韓国等の東アジアを中心に発生し、農作物の極端な品質低下、収量減少等の多大な損害を与えている。また、紫紋羽病菌は、土壌中での生存期間が5~20年にも及び、一度この菌に汚染されると無発病状態に改善するまで少なくとも5年以上、イネ科の輪作を行うか休閑地にする必要がある。

土壌伝染性病害の防除対策として、従来法では簡便で万能的な効果を示す臭化メチルを中心に、クロルピクリンやダゾメット等によって土壌消毒する化学的防除法が行われてきた。しかし、臭化メチルは2005年に原則使用廃止となり、2013年には全廃となった。そこで、臭化メチルに代わる新たな防除方法が検討されたが、クロルピクリンやダゾメット等を用いた化学防除方法は、臭化メチルと比較すると効果や使用面において問題が多く、臭化メチルの代替剤としては不十分であった。また、近年、化学農薬による防除法は、環境への負荷が大きい上に、作業者や食品への安全性という点で問題視されている。さらに、化学農薬は、土壌への施用によって標的とする土壌伝染性病害の原因菌以外の有用な微生物相にも重大な影響を及ぼし得る。それ故、化学的防除法に替わる安全で持続可能な土壌伝染性病害の防除法の開発が求められている。

上記のような状況の中で、植物の病原菌に対して拮抗作用を有する微生物(拮抗微生物)を病害の抑制に利用する微生物資材の研究が進められている。拮抗微生物とは、特定の微生物の増殖や活動を抑制する微生物の事である。無農薬農業等の生態系活用型(又は、環境保全型)農業への移行が求められている昨今において、拮抗微生物を微生物農薬として利用して、病原菌の増殖や活動を抑制し、結果的に植物に対する病害を軽減する技術は夢の技術といっても過言ではなく、その開発が切望されている(特許文献1)。

例えば、枯草菌バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)は、植物に病害をもたらす、ある種の病原菌と拮抗することが知られており、ナスやトマトの灰色かび病の防除剤として、日本では既に農薬登録されている。

また、特許文献2には、バチルス・サブチリス等のバチルス属に属する細菌の培養物から、胞子を乾燥重量で50重量%以上含むように調製した胞子画分を含有する農園芸植物の病害防除技術が開示されている。

さらに、特許文献3には、放線菌アミコラトプシス属(Amycolatopsis) A1菌株からなり、植物に対して病原性が無く、農業分野への適応が容易で、植物体に高い定着性を示し、糸状菌病害防除に優れた防除効果を発揮する糸状菌病害防除剤が開示されている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、土壌伝染性病害の原因となる植物病原糸状菌に対して拮抗作用を有する微生物を有効成分とする土壌伝染性病害防除剤、及びそれを用いて土壌伝染性病害の発病を予防又は防除する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
Bacillus AUT-8株(受託番号NITE BP-01678)又はBacillus AUT-9株(受託番号NITE BP-01679)から選択されるバチルス属細菌及び受託番号FERM BP-19432のロドシュードモナス属細菌を有効成分として含む、植物病原糸状菌に対する土壌伝染性病害防除剤。

【請求項2】
 
ロドシュードモナス属細菌及びバチルス属細菌の混合比率が1:1~10000:1である、請求項1に記載の土壌伝染性病害防除剤。

【請求項3】
 
植物病原糸状菌がヘリコバシディウム属(Helicobasidium)菌、ロゼリニア属(Rosellinia)菌、フザリウム属(Fusarium)菌、ピシウム属(Pythium)菌、ピレノカエタ属(Pyrenochaeta)菌、モノスポラスカス(Monosporascus)菌、バーティシリウム属(Verticillium)菌、リゾクトニア属(Rhizoctonia)菌、プラスモディオフォラ属(Plasmodiophora)菌、フィトソフラ属(Phitophthora)菌、及びスクレロチウム属(Sclerotium)菌からなる群から選択される、請求項1又は2に記載の土壌伝染性病害防除剤。

【請求項4】
 
土壌伝染性病害が、紋羽病、根こぶ病、苗立枯病、萎凋病、根腐病、白絹病、及びフィトソフラ疫病からなる群から選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載の土壌伝染性病害防除剤。

【請求項5】
 
請求項1~4のいずれか一項に記載の土壌伝染性病害防除剤を土壌又は培地に施用する、土壌伝染性病害防除方法。

【請求項6】
 
前記土壌が対象植物の栽植用土壌である、請求項5に記載の土壌伝染性病害防除方法。

【請求項7】
 
対象植物の植え付け前に施用する、請求項6に記載の土壌伝染性病害防除方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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