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(In Japanese)免疫応答を回避するための薬剤

Patent code P150011964
Posted date May 7, 2015
Application number P2013-528956
Patent number P6067564
Date of filing Aug 3, 2012
Date of registration Jan 6, 2017
International application number JP2012069800
International publication number WO2013024710
Date of international filing Aug 3, 2012
Date of international publication Feb 21, 2013
Priority data
  • P2011-176686 (Aug 12, 2011) JP
Inventor
  • (In Japanese)阿部 敬悦
  • (In Japanese)川上 和義
  • (In Japanese)阿尻 雅文
  • (In Japanese)福本 学
  • (In Japanese)高見 誠一
  • (In Japanese)冨樫 貴成
  • (In Japanese)村垣 公英
  • (In Japanese)高橋 徹
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東北大学
Title (In Japanese)免疫応答を回避するための薬剤
Abstract (In Japanese)RolAタンパク質でナノ粒子の表面を修飾すると、ナノ粒子による骨髄樹状細胞の免疫刺激活性が減少するとともに、マクロファージによる貪食が減少することを見出した。本発明は、免疫応答回避機能を有する生体分子で修飾されたナノ粒子を提供する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

金属元素を構成元素として含有しているナノメーターサイズの超微粒子(例えば、金属酸化物ナノ粒子や金属水酸化物ナノ粒子)は、触媒、記憶材料、発光材料、蛍光材料、二次電池用材料、電子部品材料、磁気記録材料、研摩材料、オプトエレクトロニクス、医薬品、化粧品などの広範な分野での利用が期待されている。ナノメーターサイズの粒子を使用している材料は、その極度に小さなサイズに付随して生ずる興味深い特性を示すことが多いことが知られている。このような材料は工学的、電子的、機械的、および化学的特性の幾つかにおいて、既存のバルク材料とは異なる性質を示すことが報告されている。特に磁性ナノ粒子への注目が高まりを見せており、精力的に研究が行われつつある。磁性ナノ粒子を含めた金属元素含有ナノ粒子が示す特性の中で注目される魅力的な性質は、量子的な性質、磁気光学的な性質と密接に関連しており、広範な用途の産業および科学において注目されている。磁性ナノ粒子は、磁性流体や高密度記録材料、医療診断材料など多くの応用が期待されている。

磁性ナノ粒子は、それらが有望な用途を有していることから広範な分野で研究者にますます注目されてきている(非特許文献1から4)。マグネタイト(磁鉄鉱、Fe3O4)は、ヒトに対して化学的には無毒なものであることから、例えば、薬物や遺伝子デリバリーのキャリアーとしての用途、癌の温熱療法(hyperthermia therapy)における用途、バイオセンサーにおける用途、そして再生移植医療を含む組織工学(tissue engineering)における用途を包含する、Fe3O4の多くの医療用途が提案されており、研究されている(非特許文献5から8)。

このような医療応用を実現するためには、Fe3O4を十分に小さなものとし、水や血液中で凝集することなく良好に分散しているようにすることが求められている。加えて、マクロファージを含めた貪食細胞によって捕捉されることがないようにすること、すなわち、ヒトの体内における免疫学的な反応に対してステルス性を有するようにすることが求められている。Fe3O4ナノ粒子は、様々な方法で合成されてきており(非特許文献9)、それらの表面の性状は、リガンド交換法を含めたいくつかの手法で変えることができる(非特許文献10から15)。

貪食細胞によって捕捉されることなく、血中での半減期寿命を長くするため(非特許文献16)、ポリエチレングリコールなどの様々なポリマーでもって酸化鉄のナノ粒子を被覆することが試みられてきた(非特許文献17から20)。しかしながら、これらの方法では、その個々の方法を適用することが実用上困難であるのに加えて、溶媒間を移動する間の分散液の安定性が問題であった(非特許文献21)。

また、200nmより大きいナノ粒子は、脾臓の貪食細胞により捕捉されることが報告されている(非特許文献22)。

なお、本発明者らのグループは、金属酸化物ナノ粒子や金属水酸化物ナノ粒子を合成する手法として、亜臨界水や超臨界水といった高温高圧水下での水熱合成場を利用する技術を開発している(特許文献1から5)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、RolAタンパク質を含んでなる免疫応答を回避するための薬剤に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ナノメーターサイズの金属単体または金属化合物の表面にRolAタンパク質が修飾されている粒子を含んでなる、樹状細胞に対する免疫刺激の回避およびマクロファージによる貪食の回避のための組成物。

【請求項2】
 
RolAタンパク質がアスペルギル属糸状菌由来である、請求項1に記載の組成物。

【請求項3】
 
ナノメーターサイズの金属単体または金属化合物が3-(3,4-ジヒドロキシフェニル)プロピオン酸で修飾されたものである、請求項1または2に記載の組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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