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(In Japanese)ビダラビンによる心房細動治療

Patent code P150012033
Posted date Jun 15, 2015
Application number P2013-537448
Patent number P6028983
Date of filing Aug 1, 2012
Date of registration Oct 28, 2016
International application number JP2012069540
International publication number WO2013051330
Date of international filing Aug 1, 2012
Date of international publication Apr 11, 2013
Priority data
  • P2011-222421 (Oct 7, 2011) JP
Inventor
  • (In Japanese)石川 義弘
  • (In Japanese)奥村 敏
  • (In Japanese)吹田 憲治
Applicant
  • (In Japanese)公立大学法人横浜市立大学
Title (In Japanese)ビダラビンによる心房細動治療
Abstract (In Japanese)新規な不整脈治療薬を提供する。
ビダラビン、医薬的に許容されるその塩又は溶媒和物を含む抗不整脈薬。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

虚血性心疾患や高血圧の治療薬として頻用されてきたベータ遮断薬はVaughan Williams分類II群薬として分類され抗不整脈作用が存在することも古くから知られていたが、抗不整脈薬としてはナトリウムチャンネル阻害薬が第1選択薬として長らく頻用されてきた。

しかしながら1991年大規模臨床試験であるCAST(Cardiac Arrhythmia Suppression Trial)の結果から心筋梗塞後の心室性不整脈患者へのナトリウムチャンネル阻害薬の投与は心室性期外収縮数は減少させるが、患者の生命予後はかえって悪化させることが明らかになった。それに代わって注目されるようになったのがベータ遮断薬であり、抗不整脈薬のなかで患者の生命予後を唯一改善する薬物であり、心筋梗塞や心不全におけるベータ遮断薬の突然死予防効果が証明され (BHAT, MIAMI I, CIBIS II, MERIT-HF, US Carvedilol HF study)、 致死性不整脈発生の予防効果が期待されている。ベータアドレナリン受容体は、細胞膜に存在するアデニル酸シクラーゼ酵素を活性化して細胞内サイクリックAMP(cAMP)濃度を上昇させることで心機能や心拍数を調節している。すなわち、ベータ遮断薬は、交感神経過剰刺激状態でのアデニル酸シクラーゼ酵素の活性およびその下流のcAMP-PKAシグナルを抑制することでL型カルシウムチャンネル、筋小胞体ホスホランバン、リアノジン受容体の過剰なリン酸化(活性化)が抑制し、細胞内カルシウムの過剰な上昇が抑制され抗不整脈効果を発揮すると考えられているが、詳細は不明である。またベータ遮断薬を抗不整脈薬として用いる場合の副作用として運動耐容能を低下させたり、呼吸器の抑制作用も臨床上、とくに高齢不整脈患者への投与には大きな問題となっている。またナトリウムチャンネル阻害薬ならびにベータ遮断薬は心機能抑制作用があり心不全患者や心血管術後の患者に発症した不整脈に対しては慎重投与が必要である。

このようなベータ遮断薬による呼吸器系への副作用は、ベータアドレナリン受容体には3種類のサブタイプしかなく、発現の臓器特異性が比較的低いことがその原因として挙げられる。一方、アデニル酸シクラーゼは9つのサブタイプが知られており、心臓型と呼ばれるサブタイプは心臓特異的に発現し、肺にはほとんど発現が認められない。また心臓型アデニル酸シクラーゼの遺伝子改変マウスの解析結果より同マウスはベースラインの心機能に影響を与えない(非特許文献4~7)。すなわち心臓型のアデニル酸シクラーゼを選択的に抑制することで、呼吸器への副作用がなく心不全合併症例に対しても既存のベータ遮断薬やナトリウムチャンネル阻害薬に見られる副作用に懸念することなく不整脈治療効果が期待できる。

心臓型アデニル酸シクラーゼを標的にした薬剤はすでに臨床応用されているものがある(非特許文献1)。心臓型アデニル酸シクラーゼの阻害薬としていくつかの化合物がすでに報告されているが(非特許文献2及び3)、臨床応用は始まっておらず、新規化合物も報告されていない。AC5ノックアウトマウスではL型チャンネルのカルシウム電流が低下している、イソプロテレノール刺激による上昇が抑制されていることが報告されている(非特許文献4)が、心臓型アデニル酸シクラーゼの阻害薬が抗不整脈薬として有用であるという報告はない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、抗ヘルペス薬であるビダラビンの一過性心房細動抑制作用に関し、より詳細には、不整脈治療薬としてのビダラビンの使用に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ビダラビン、医薬的に許容されるその塩又は溶媒和物を含む抗不整脈薬。

【請求項2】
 
1日あたり5~15 mg/kg(体重)のビダラビン、医薬的に許容されるその塩又は溶媒和物が投与されるように用いられる、請求項1記載の抗不整脈薬。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2013537448thum.jpg
State of application right Registered
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