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(In Japanese)プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1による流産、早産治療薬 meetings

Patent code P150012051
Posted date Jun 18, 2015
Application number P2013-544140
Patent number P5924625
Date of filing Nov 15, 2012
Date of registration Apr 28, 2016
International application number JP2012007348
International publication number WO2013073191
Date of international filing Nov 15, 2012
Date of international publication May 23, 2013
Priority data
  • P2011-249523 (Nov 15, 2011) JP
Inventor
  • (In Japanese)金山 尚裕
  • (In Japanese)梅村 和夫
  • (In Japanese)岩城 孝行
  • (In Japanese)浦野 哲盟
  • (In Japanese)伊熊 ことみ
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人浜松医科大学
Title (In Japanese)プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1による流産、早産治療薬 meetings
Abstract (In Japanese)本発明は、血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター活性または濃度を測定することを特徴とする、早産または流産の発症危険度を診断する方法に関する。詳しくは、プラスミノゲンアクチベータインヒビター活性または濃度が正常妊婦のものよりも低いときに早産または流産を起こす危険性が高いと判断することを特徴とする、早産または流産の発症危険度を診断する方法、早産または流産の発症危険度診断用キット、およびプラスミノゲンアクチベータインヒビター-1を含む早産または流産を予防するための医薬組成物に関する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

早産および流産の主たる原因として、絨毛膜下血腫が知られている。現在、絨毛膜下血腫に対しては、超音波断層法による画像診断が行われているが、血液学的診断法や治療法は確立されていない。したがって、いったん絨毛膜下血腫が発生し進行すると、早産および流産は回避することができなかった。

プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1(Plasminogen activator inhibitor-1(PAI-1))は、セリンプロテアーゼインヒビター(serine protease inhibitor(SERPIN))スーパーファミリーの一つであり、ウロキナーゼ型プラスミノゲンアクチベータおよび組織型プラスミノゲンアクチベータの主要な生理的な制御因子である。PAI-1のレベルの上昇が動脈血栓(非特許文献1)やガン患者の予後不良(非特許文献2)等いくつかの病態に関連することが多くの研究によって示されているが、PAI-1欠損の症例数が少ないことから、PAI-1欠損に関する知見は未だに限られている。本発明者らは、近年、ヒトにおいて遺伝的に同定された完全なPAI-1欠損のケースについて報告した(非特許文献3)。係る患者は大出血する傾向を示したが、これはこれまでの報告においてPAI-1欠損患者にも見られた傾向である(非特許文献4)。

出血の素因となり得る遺伝子の変化は、妊娠中の合併症に関連する。そのような関連の最も顕著な実例は、先天性の無フィブリノゲン血症や先天性の凝固因子XIII(FXIII)欠損であり、これらは治療しないままでいると、性器出血や妊娠6~8週での自然流産を引き起こす(非特許文献5および6)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター活性または濃度を測定することを特徴とする、早産または流産の発症危険度を診断する方法に関する。詳しくは、プラスミノゲンアクチベータインヒビター活性または濃度が正常妊婦のものよりも低いときに早産または流産を起こす危険性が高いと判断することを特徴とする、早産または流産の発症危険度を診断する方法、早産または流産の発症危険度診断用キット、およびプラスミノゲンアクチベータインヒビター-1を含む早産または流産を予防するための医薬組成物に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
被検者より単離された血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター活性または濃度を測定する工程と、
被検者より単離された血漿にカルシウムイオンを添加しない場合のユーグロブリン溶解時間と被検者より単離された血漿にカルシウムイオンを添加した場合のユーグロブリン溶解時間との比率(RegularECLT/Ca添加ECLT)を求める工程と、
前記活性または前記濃度が正常妊婦血漿における値よりも低く、かつ、前記比率が5.0以下であるかどうかを決定する工程と、
を含む、早産または流産の発症危険度を判定するための方法。

【請求項2】
 
血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター濃度を、プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1に結合する抗体を用いた免疫学的な測定方法によって測定する、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター濃度をELISA法によって測定する、請求項2に記載の方法。

【請求項4】
 
血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター濃度をAlphaLISA法によって測定する、請求項2に記載の方法。

【請求項5】
 
早産または流産が、絨毛膜下血腫または胎盤剥離に起因する早産または流産である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。

【請求項6】
 
プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1に結合する抗体、α-トロンビン、およびカルシウムイオンを含む水溶液を含む、早産または流産の発症危険度診断用キットであって、
被検者より単離された血漿中のプラスミノゲンアクチベータインヒビター活性または濃度が正常妊婦血漿における値よりも低く、かつ、被験者から単離された血漿にカルシウムイオンを添加しない場合のユーグロブリン溶解時間とカルシウムイオンを添加した場合のユーグロブリン溶解時間との比率が5.0よりも低い場合に早産または流産の発症の危険性が高いと診断するための診断キット。

【請求項7】
 
早産または流産が、絨毛膜下血腫または胎盤剥離に起因する早産または流産である、請求項6に記載のキット。

【請求項8】
 
プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1を含む医薬組成物であって、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法により、または請求項6若しくは7に記載の診断キットにより早産または流産を起こす危険性が高いと診断された患者において早産または流産を予防するための医薬組成物。

【請求項9】
 
早産または流産が、絨毛膜下血腫または胎盤剥離に起因する早産または流産である、請求項8に記載の医薬組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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