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(In Japanese)生理活性物質徐放制御組成物

Patent code P150012055
Posted date Jun 18, 2015
Application number P2013-544237
Patent number P6099098
Date of filing Nov 9, 2012
Date of registration Mar 3, 2017
International application number JP2012079062
International publication number WO2013073454
Date of international filing Nov 9, 2012
Date of international publication May 23, 2013
Priority data
  • P2011-251957 (Nov 17, 2011) JP
Inventor
  • (In Japanese)中路 正
  • (In Japanese)北野 博巳
  • (In Japanese)グジュラル チラグ ハッシャラン シング
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人富山大学
Title (In Japanese)生理活性物質徐放制御組成物
Abstract (In Japanese)
【課題】
 生体内にて必要な時機に生理活性物質を放出開始するように制御できる生理活性物質徐放制御組成物の提供を目的とする。
【解決手段】
 生理活性物質を担持した生分解性物質からなる内層と、当該内層とは異なる生分解性物質からなる外層とからなる。
【選択図】
 図1
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

これまでにドラッグデリバリーシステム(DDS)の研究が盛んに行われていて、近年では非特許文献1に示すようにタンパク質薬剤の徐放研究結果も報告されている。

しかし、これまでの徐放研究は薬物を長時間かけて徐々に放出するものであって、薬物の放出開始時期も含めて生体内にてin situに徐放制御できるものは報告されていない。

例えば現在、幹細胞の移植による難治疾患の治療が有望視されており、様々な研究がおこなわれている。

中でも、中枢神経疾患の一つであるパーキンソン病は、薬剤などで病態の進行を食い止めることは可能と言われているが、完治は、神経幹/前駆細胞の移植による治療でしか不可能であろうと言われており、細胞移植医療の実現に大きな期待が寄せられている。

しかしながら、この幹細胞移植による治療において、大きな問題として挙げられるのが、幹細胞を移植しても、損傷した組織には、幹細胞を制御できるだけの能力がなく、移植細胞が制御されないため、損傷組織の再生には至らないという問題である。

そこで、様々な方法が模索されているものの、有効な手法の確立には至っていない。

一方で、幹細胞の分化制御において、複数の因子が段階的に作用することで効率良く分化誘導されることが、分子生物学的知見から周知の事実となっている。

つまり、ある分化状態において、Aという因子が作用し、その次にBという因子が作用するといった具合に、段階的に且つ時機を規定して複数の因子を作用させることが、幹細胞の効率的な分化誘導には必要不可欠である。

しかし、従来のタンパク質DDSは、機能因子の作用時機を規定できるようなシステムの構築には至っていない。

この理由として、これまで、内包したタンパク質を目的の場所に運搬して目的の細胞の近くで徐放させることのみが目的事項とされ、作用させる時機を規定しようという考え方自体が要求されていなかったことも理由として挙げられる。

本発明者らは、移植した幹細胞を効率良く分化誘導させ組織を再生できる材料を創製することにより、パーキンソン病治療のための神経幹/前駆細胞移植医療が実現に向けて大きく前進すると考え、in situで分化誘導制御できるタンパク質運搬材料の創製を課題として研究を行い、本発明に係る組成物創製に至った。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は生理活性物質の生体内における運搬及び放出をin situに制御できる生理活性物質徐放制御組成物に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
生理活性物質を担持した生分解性物質からなる内層と、当該内層とは異なる生分解性物質からなる外層とからなり、
前記生理活性物質はタンパク質であり、
前記内層の生分解性物質がコラーゲン又はヒアルロン酸であり、
前記担持手段は生理活性物質であるタンパク質を、内層との分子間相互作用の強いコラーゲン結合性ペプチド又はヒアルロン酸結合性ペプチドを融合させたキメラタンパク質にすることで生理活性物質と内層との会合定数が108~1010M-1の範囲であることを特徴とする生理活性物質徐放制御組成物。

【請求項2】
 
前記外層は内層の生分解に伴い、内層に担持された生理活性物質が外部に透過するものであることを特徴とする請求項1記載の生理活性物質徐放制御組成物。

【請求項3】
 
前記内層は略球状のコアであり、前記外層がコアの被覆層である粒子形状になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の生理活性物質徐放制御組成物。

【請求項4】
 
前記粒子の大きさが平均で5~60μmの範囲であることを特徴とする請求項3記載の生理活性物質徐放制御組成物。

【請求項5】
 
前記外層の生分解性物質が非晶質性の生分解性高分子であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の生理活性物質徐放制御組成物。

【請求項6】
 
前記非晶質性の生分解性高分子が乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA),ポリ乳酸(PLA),ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)のいずれかである請求項5記載の生理活性物質徐放制御組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2013544237thum.jpg
State of application right Registered
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