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LIPASE ACTIVITY INHIBITOR, AND METHOD FOR EXTRACTING AND PRODUCING IT meetings

Patent code P150012575
File No. S2014-0204-N0
Posted date Nov 20, 2015
Application number P2013-250309
Publication number P2015-107922A
Patent number P6494064
Date of filing Dec 3, 2013
Date of publication of application Jun 11, 2015
Date of registration Mar 15, 2019
Inventor
  • (In Japanese)小山 智之
  • (In Japanese)城▲崎▼ 美幸
  • (In Japanese)佐藤 拓己
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人東京海洋大学
Title LIPASE ACTIVITY INHIBITOR, AND METHOD FOR EXTRACTING AND PRODUCING IT meetings
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a lipase activity inhibitor containing a component derived from natural product as an active ingredient, to provide a fat absorption inhibitor by the lipase activity inhibition, and to provide applications to medicine and food and drink of the lipase activity inhibitor and the fat absorption inhibitor.
SOLUTION: The invention provides a lipase activity inhibitor and a fat absorption inhibitor containing zonarol which is purified from Dictyopteris undulata Holmes belonging to brown algae or Dictyopteris latiuscula, and represented by the following formula, and isozonarol, yahazunol, and ent-yahazunol of analogue compounds as active ingredients; and applications to medicine and food and drink thereof.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

近年、食生活の欧米化をはじめとした生活環境の変化や高齢化に伴い、虚血性心疾患、脳血管障害、慢性閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患が急増している。肥満や脂質異常症は動脈硬化の主たる原因疾患であり、これら疾患の改善または予防は動脈硬化性疾患を未然に防ぐ観点からも重要である。肥満症の治療に脂質吸収阻害活性を示す組成物の摂取は有効であり、脂質の消化酵素であるリパーゼを阻害することにより肥満改善作用を示すことが知られている。

肥満は、体質的因子、食餌性因子、精神的因子、中枢性因子、代謝性因子、運動不足などが要因となり、結果的にカロリー摂取が消費カロリーを上回り、脂肪が蓄積して起こると言われている。食餌中の脂質は、膵臓のリパーゼで分解されて小腸から吸収される。そこで脂質の吸収を抑制するべく、リパーゼ作用の活性阻害機能を有するリパーゼ阻害剤を用い、肥満を防止したり、或いは高脂血症状を抑制することが考えられている。

従来より、特に日常的に摂取しうる種々の天然物由来の成分で、強いリパーゼ阻害活性を有する成分、すなわち脂質吸収抑制活性を有する天然成分の探索が精力的に行われている。例えば、特開昭64-90131号公報には、シャクヤク、オウレン、オウバク、ボタンピ、ゲンノショウコ、チャ、クジンなどの生薬の溶媒抽出エキス、特開平3-219872号公報には、ピーマン、かぼちゃ、しめじ、まいたけ、ふじき、緑茶、紅茶及びウーロン茶の水抽出物、特開平5-255100号公報には、ドッカツ、リョウキョウ、ビンロウシ、ヨウバイヒ、ケツメイシの抽出物、特開2003-192605号公報には、ウルワシ、西洋サクラソウ等の抽出物、特開2005-60334号公報には、イタドリ、インゲン豆等の抽出物、特開2006-290807号公報には、ベニバナ抽出色素、特開2006-348054号公報には、サボンソウ、ウコギの抽出物、特開2007-284366号公報には、シソ乾燥物、抽出物、特開2010-208953号公報には、バニラ豆抽出物、特開2011-105703号公報には、スターフルーツ抽出物、をそれぞれ有効成分とするリパーゼ活性阻害剤が開示されている。

また、リパーゼ阻害活性を有する化合物を有効成分とするリパーゼ活性阻害剤として、特開2005-225863号公報には、SLS型トリアシルグリセロールを、特開2005-336117号公報には、ウーロンホモビスフラバン類を、特開2006-22095号公報には、チサイド、イソチイサイドを、特開2006-151875号公報には、非対称型トリアシルグリセロールを、特開2006-169199号公報には、グリセリルエーテルを、特開2009-114079公報には、エピテアフラガリン3-O-ガレートを、特表2007-536243公報には、インドール化合物をそれぞれ有効成分とするリパーゼ活性阻害剤が開示されている。

これまでに多くのリパーゼ活性阻害剤が開示されているが、天然物由来の成分は、安全性の面では、比較的安全であるが、物性や効果の面で需要性に乏しい面もあり、また、リパーゼ阻害活性を有する化合物を有効成分とするリパーゼ活性阻害剤は、効果の面では有効性を保持することができても、飲用等に際しての安全性の面で、障害となるものもあり、特に、細菌性リパーゼを阻害して疾患を抑制又は予防する薬剤への利用に向けられたものもある。
したがって、天然物由来の成分で安全性とリパーゼ阻害活性において有効なリパーゼ阻害活性成分の更なる探索が求められているところである。

一方で、海藻類が各種生理学的機能成分を含み、該生理学的機能成分についての報告がなされている。例えば、シワヤハズ、フクリンアミジ、サナダグサのような海藻類のクロロホルム抽出脂溶性物質が、Jurkat細胞に対する殺細胞作用を有することが報告されている(「日本歯科大学紀要 一般教育系」、Vol.35 Page. 41-49, 2006)。また、日本産の褐藻類(アカモク、サナダグサ、シワヤハズナラサモ)、及び紅藻類(コトジツノマタ、ユカリ)の祖抽出物のヒツジ赤血球に対する溶血作用について(「日本歯科大学紀要 一般教育系」、Vol.40 Page. 41-45, 2011)、ミツデソゾ、シワヤハズの抽出液の抗腫瘍活性について(「海と台地」、Vol. Page. 23-26,1996)報告されている。

また、特開平10-330219号公報には、カイメンソウ属、サンゴモ属、ヤハズグサ属(シワヤハズ)等の海藻の抽出物がメラニン生成抑制作用を有することが、特許第3825882号公報には、ヤハズグサ属(シワヤハズ)、ホンダワラ属、フクリンアミジ属等の海藻の抽出物が、真皮線維芽細胞の賦活作用を有することが、特開2007-45811号公報には、シワヤハズのようなアミジグサ科の褐藻類の抽出物の脂溶性画分が、船舶に付着する珪藻の付着防止作用を有することが、特開2010-100598号公報には、シワヤハズの成分が、NO(一酸化窒素)産生抑制作用を有することが、特開2013-35808号公報には、イソガワラ目、アミジグサ目(シワヤハズ)等の褐藻類が、LTBP-4(トランスフォーミング増殖因子)産生促進作用を有することが、それぞれ開示されている。

更に、シワヤハズから、ゾナロールや、イソゾナロールを単離することが報告されており(J. Org. Chem. 1973, Jun 29;38(13)2383-6)、シワヤハズから抽出・単離されるゾナロール、イソゾナロールの生理作用についても報告されている。例えば、シワヤハズ中のゾナロールの抗炎症作用について(「日本水産学会大会講演要旨集」、Vol.2009、春季Page.128, 2009)、シワヤハズ抽出物であるゾナロールの抗酸化作用について(「化学系学協会北海道支部冬季研究発表会講演要旨集」、Vol.2010,Page. 155,2010), シワヤハズから抽出されるゾナロール、イソゾナロールのエゾアワビに対する摂食阻害作用について(「日本水産学会誌」、Vol.59, No.2,Page.339-343,1993)報告されている。また、シワヤハズから、ヤハズノール等を分離し、その構造を決定した報告もなされている(Bull. Chem.. soc. Jpn,Vol. 52, No.2, Page. 629-630, 1979)。

以上のとおり、海藻類に含有される各種の生理学的機能成分の生理学的作用について、報告及び開示がなされているが、シワヤハズから抽出・単離されるゾナロール、イソゾナロールのリパーゼ阻害活性及び脂肪吸収抑制作用については、報告及び開示はない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、褐藻類に属するシワヤハズ又はヤハズグサから抽出、分離されるゾナロール、イソゾナロール、ヤハズノール、及び、エント-ヤハズノールを有効成分とするリパーゼ活性阻害剤、及び該成分のリパーゼ活性阻害による脂肪吸収阻害活性を有する脂肪吸収阻害剤、或いは、ゾナロール、イソゾナロール、ヤハズノール、及び、エント-ヤハズノールの1又は2以上を含有するシワヤハズ、又はヤハズグサからの抽出物を有効成分とするリパーゼ活性阻害剤、及び脂肪吸収阻害剤に関する。また、該リパーゼ活性阻害剤、脂肪吸収阻害剤の医薬及び飲食品への用途を提供することに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
下記式(1)
【化1】
 
(省略)
(1)
で表されるゾナロール、及び
下記式(2)
【化2】
 
(省略)
(2)
で表されるイソゾナロールから選択される1又は2の化合物、又はその製剤上許容される塩を有効成分として含有するリパーゼ活性阻害からなる脂肪吸収阻害剤。

【請求項2】
 
ゾナロール、及び、イソゾナロールから選択される1又は2の化合物を含有する有効成分が、褐藻類に属するシワヤハズ又はヤハズグサの溶媒抽出物であることを特徴とする請求項1に記載の脂肪吸収阻害剤。

【請求項3】
 
褐藻類に属するシワヤハズ又はヤハズグサの溶媒抽出物が、シワヤハズ又はヤハズグサの溶媒抽出物の脂溶性画分であることを特徴とする請求項2に記載の脂肪吸収阻害剤。

【請求項4】
 
請求項1に記載のゾナロール、又は、イソゾナロールが、シワヤハズ又はヤハズグサを溶媒抽出し、該溶媒抽出物を更に精製して、分離したゾナロール、又は、イソゾナロールであることを特徴とする請求項1に記載の脂肪吸収阻害剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered


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