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POLYMICROGYRIA MODEL ANIMAL

Patent code P160012686
File No. P14-026
Posted date Jan 6, 2016
Application number P2015-006388
Publication number P2016-131505A
Patent number P6562394
Date of filing Jan 16, 2015
Date of publication of application Jul 25, 2016
Date of registration Aug 2, 2019
Inventor
  • (In Japanese)河崎 洋志
  • (In Japanese)桝田 宏輔
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人金沢大学
Title POLYMICROGYRIA MODEL ANIMAL
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a novel polymicrogyria model animal.
SOLUTION: The invention is exemplified by a polymicrogyria model animal characterized in that it is created by introducing a gene of a fibroblast growth factor 8 (FGF8) into a brain cortex nerve cell of an unborn child of a higher mammal. The invention is useful in a preventive or therapy for a pathologic analysis, a polymicrogyria or an accompanying disease, or in a development for the preventive or curative medicine therefor.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

高等哺乳動物の脳内には、マウス等の下等哺乳動物(齧歯類)には見られない様々な構造が存在している。例えば、高等哺乳動物には、大脳の表面に脳回(脳表面のしわの隆起部分)と言われるものが存在する。この脳回は、高等哺乳動物に特徴的なものであり、進化的に高次脳機能の発達に重要な役割を果たしていると考えられている。

この脳回異常の一つに、多小脳回症がある。多小脳回症は、小さな脳回が過剰に形成された状態である。多小脳回症の具体的な症状としては、精神遅滞や痙攣発作が挙げられるが、多小脳回症の病態はほとんど解明されていない。
多小脳回症の病態がほとんど解明されていない理由として、遺伝学的解析が容易なマウスで多小脳回症モデルの作製が困難であることが挙げられる。マウスは脳回を持っていないことが一因で、当該作製が困難であると考えられる。

そこで、脳回を有する高等哺乳動物で多小脳回症モデル動物を作製することが考えられる。そして、そのために高等哺乳動物に多小脳回症を呈する何らかの遺伝子を導入することが考えられる。
高等哺乳動物への遺伝子導入に関しては、ウイルスベクターを霊長類哺乳動物であるマーモセットの受精卵に感染させることにより遺伝子改変動物を作製したことが報告されている(例、非特許文献1参照)。また、子宮内電気穿孔法と言われる遺伝子導入方法によって、遺伝子が導入された高等哺乳動物が作製されている(例、特許文献1参照)。子宮内電気穿孔法は、麻酔をかけた妊娠動物の腹壁を開き、子宮内の胎児の脳室内にプラスミドDNAを注入したのちに、子宮壁ごしに電気パルスをかけるものである。特許文献1に記載の方法では、発熱を防止するために十分な量の生理食塩水の存在下で、子宮にマウス等の場合よりも高電圧(100V~200Vの電圧)の電気パルスをかけることを特徴としている。

一方、線維芽細胞増殖因子8(Fibroblast Growth Factor-8:FGF8)遺伝子は、脳パターン形成遺伝子として知られている。しかしながら、FGF8遺伝子が多小脳回症モデル動物の作製に有用であることは知られていない。また、これまで物理的損傷を伴うこと無く生理的な多小脳回症モデル動物が作製されたことを報告する文献は見られない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、脳疾患モデル動物の技術分野に属する。本発明は、脳回異常モデル動物に関するものであり、具体的には、多小脳回症(polymicrogyria)モデル動物に関するものである。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
多小脳回症を有する高等哺乳動物モデルの作製方法であって、高等哺乳動物の胎児の大脳皮質神経細胞に線維芽細胞増殖因子8(Fibroblast growth factor 8:FGF8)遺伝子を導入する工程を含むことを特徴とする、多小脳回症モデル動物の作製方法。

【請求項2】
 
前記遺伝子を導入する工程が、子宮内の胎児の脳室にFGF8遺伝子を注入する工程、および発熱を防止するために十分な量の水の存在下で子宮に100V~200Vの電圧の電気パルスをかける工程を含むものである、請求項1に記載の多小脳回症モデル動物の作製方法。

【請求項3】
 
前記動物が、食肉類哺乳動物である、請求項1または2に記載の多小脳回症モデル動物の作製方法。

【請求項4】
 
請求項1~3のいずれか一項に記載の作製方法で作製された多小脳回症モデル動物を用いることを特徴とする、多小脳回症またはそれを伴う疾患の予防薬または治療薬をスクリーニングする方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2015006388thum.jpg
State of application right Registered
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