Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)神経分化促進剤

(In Japanese)神経分化促進剤

Patent code P160012712
File No. (S2012-0683-N0)
Posted date Jan 27, 2016
Application number P2014-512727
Patent number P6194517
Date of filing Apr 26, 2013
Date of registration Aug 25, 2017
International application number JP2013062490
International publication number WO2013162027
Date of international filing Apr 26, 2013
Date of international publication Oct 31, 2013
Priority data
  • P2012-103875 (Apr 27, 2012) JP
Inventor
  • (In Japanese)金田 勇人
  • (In Japanese)岡野 栄之
  • (In Japanese)島崎 琢也
Applicant
  • (In Japanese)学校法人慶應義塾
Title (In Japanese)神経分化促進剤
Abstract (In Japanese)本発明は、p38阻害剤を含む、神経幹細胞の神経分化促進剤を提供する。また、本発明は、神経幹細胞をp38阻害剤存在下で培養することを含む、神経幹細胞の神経分化促進方法を提供する。神経幹細胞は、グリア新生型又は神経新生型である。p38阻害剤は、p38をコードするDNA又はmRNAに生理学的条件下でハイブリダイズし、それによってその転写及び/又は翻訳を阻害する核酸、当該核酸の発現ベクター、低分子p38阻害剤等である。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

中枢神経系(CNS)の傷害及び疾患は、現代医学において新たな注目を集めている。誘導多能性幹細胞(iPSC)技術に代表される幹細胞生物学の最近の進歩は、移植医療及び個別化された薬のスクリーニングのための革新的な供給源として幹細胞に着目している。多分化能を持つ神経幹細胞(NSCs)は、CNS内の全ての型の神経細胞を生じるが、これはいまやiPSCsから容易に得ることができる。しかしながら、NSCsから均一な標的細胞集団を特異的且つ効率的に誘導することは、NSC発生及び分化を制御する複雑なメカニズムのため、依然として困難なままである。従って、NSCsから特定の細胞型を生みだす手段を更に同定することが、治療応用を容易にするために希求されている。

本発明者らは、NSC分化を司る分子メカニズムを研究するために、近年開発した胚性幹細胞(ESC)由来ニューロスフェア培養系を用いている(非特許文献1、特許文献1)。NSCsは、神経細胞及びグリア細胞へ分化する多能性を有しているが、脊椎動物のCNS発生の過程では、神経分化がグリア分化よりも大幅に先んじる。この神経分化からグリア分化へのスイッチは、NSCsの時期特異性の遷移(temporal identity transition)を要する(非特許文献2)。重要なことに、本発明者らが開発したニューロスフェア培養系は、この経時的遷移を含むインビボでの神経発生を再現することができる。この系を用いて、本発明者らはCoup-tfI 及び II(Coup-tfs;Nr2f1及びNr2f2としても知られる。)が、NSCsの時期特異性遷移の決定的な分子スイッチとして作用することを以前見出した(非特許文献1、特許文献1)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、神経幹細胞の神経分化を促進するための剤、及び神経幹細胞の神経分化を促進するための方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
(1) miR-17、miR-106a及びmiR-106bからなる群から選択されるmiRNA;
(2) (1)のmiRNAの前駆体;或いは
(3) (1)のmiRNA又は(2)の前駆体を発現し得る発現ベクター
を含む、神経幹細胞の神経分化促進剤。

【請求項2】
 
神経幹細胞がグリア新生型である、請求項1記載の剤。

【請求項3】
 
神経幹細胞が神経新生型である、請求項1記載の剤。

【請求項4】
 
神経幹細胞を、
(1) miR-17、miR-106a及びmiR-106bからなる群から選択されるmiRNA;
(2) (1)のmiRNAの前駆体;或いは
(3) (1)のmiRNA又は(2)の前駆体を発現し得る発現ベクター
存在下で培養することを含む、神経幹細胞の神経分化促進方法。

【請求項5】
 
神経幹細胞がグリア新生型である、請求項4記載の方法。

【請求項6】
 
神経幹細胞が神経新生型である、請求項4記載の方法。

【請求項7】
 
(1) miR-17、miR-106a及びmiR-106bからなる群から選択されるmiRNA;
(2) (1)のmiRNAの前駆体;或いは
(3) (1)のmiRNA又は(2)の前駆体を発現し得る発現ベクター
を含む、神経幹細胞の神経分化を促進することが必要とされる障害の予防又は治療剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
Please contact us by E-mail or facsimile if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close