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クロマチン構造制御剤

国内特許コード P160012724
整理番号 (S2014-0471-N0)
掲載日 2016年1月27日
出願番号 特願2015-024352
公開番号 特開2015-164420
登録番号 特許第6551825号
出願日 平成27年2月10日(2015.2.10)
公開日 平成27年9月17日(2015.9.17)
登録日 令和元年7月12日(2019.7.12)
優先権データ
  • 特願2014-022956 (2014.2.10) JP
発明者
  • 川上 浩良
  • 朝山 章一郎
  • 小▲鯖▼ 翔
  • 浅羽 祐太郎
  • 野口 太甫
  • 大内 みさき
  • 草津 舞
出願人
  • 東京都公立大学法人
発明の名称 クロマチン構造制御剤
発明の概要 【課題】クロマチン構造の制御能に優れたクロマチン構造制御剤を提供する。
【解決手段】特定の両性高分子、特定のポリアニオン高分子、または特定の複合体キャリアを含むクロマチン構造制御剤。当該両性高分子は、側鎖にカルボキシル基を有するアニオン性高分子における該カルボキシル基末端の一部にカチオン基を導入してなる両性高分子(たとえばエチレンジアミン修飾ポリアクリル酸、マルトテトラオース修飾ポリアクリル酸等)であり、当該ポリアニオン高分子はβ-CD修飾ポリアニオン高分子である。複合体キャリアは、ベクター又は阻害剤が生分解性高分子粒子内に封入されてなり、該生分解性高分子表面がカチオン性高分子で被覆され、該表面に存在するカチオンによりDNAと複合化される構造を有するものであるクロマチン構造制御剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

我々の遺伝情報を担うゲノムDNAは、ヒストンと呼ばれる塩基性タンパク質に巻き付いたクロマチンと呼ばれる構造を取ることにより、10μmの1つの細胞核内に2mものDNAが収納されている。遺伝子発現制御において重要な役割を果たしているクロマチンの高次構造は、ヒストンやDNA修飾により制御されており、ユークロマチンとして知られている凝縮度の低い転写許容領域と、ヘテロクロマチンとして知られている凝縮度の高い転写抑制領域に分別される(図1参照)。

難治性疾患の場合、クロマチン構造の凝縮が観察されるケースが多く、クロマチン構造の弛緩技術を開発することができれば難治性疾患の新たな治療法の提案に繋がる。また、クロマチン構造が弛緩することによりDNAへのアクセシビリティが向上するため、効率的な遺伝子治療や抗がん治療への応用も期待できる。

このような観点から本発明者らは、特許文献1及び非特許文献1において、クロマチン構造を制御し得る高分子化合物について提案してきた。

産業上の利用分野

本発明はクロマチン構造を弛緩させてDNAやヒストンの修飾・保護を容易にするクロマチン構造制御剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
クロマチン構造制御剤であって、以下のi)からiv)
i)ヒストンアセチル化阻害剤;
ii)ヒストン脱アセチル化阻害剤;
iii)ヒストンメチル化阻害剤;および
iv)ヒストン脱メチル化阻害剤;
からなる群より選択される阻害剤、生分解性高分子粒子、カチオン性脂質またはカチオン性高分子、および外来的に発現させる遺伝子を含むDNA、を含む複合体キャリアを含み、
ここで当該複合体キャリアは、当該阻害剤が当該生分解性高分子粒子内に封入されてなり、該生分解性高分子粒子表面がカチオン性脂質またはカチオン性高分子で被覆され、そして該表面に存在するカチオンにより該DNAと複合化される構造を有する、
前記クロマチン構造制御剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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