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(In Japanese)光クロスリンク能を有する光応答性人工ヌクレオチド

Patent code P160012837
File No. J1019-01WO
Posted date Mar 10, 2016
Application number P2009-542477
Patent number P4940311
Date of filing Nov 19, 2008
Date of registration Mar 2, 2012
International application number JP2008003376
International publication number WO2009066447
Date of international filing Nov 19, 2008
Date of international publication May 28, 2009
Priority data
  • P2007-299914 (Nov 19, 2007) JP
Inventor
  • (In Japanese)藤本 健造
  • (In Japanese)吉村 嘉永
  • (In Japanese)鳥羽 慎也
  • (In Japanese)新田 ゆかり
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人科学技術振興機構
Title (In Japanese)光クロスリンク能を有する光応答性人工ヌクレオチド
Abstract (In Japanese)本発明は、ソラレンでは光架橋できない配列に対して架橋可能であって、ソラレンより長波長の光を用いて光架橋可能な光反応性架橋剤を提供する。本発明は、式Iで表される基と、式IIで表される基とが結合してなる化合物を提供する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


分子生物学の分野の基本的な技術に、核酸の連結がある。核酸の連結は、例えば、ハイブリダイゼーションと組みあわせて、遺伝子の導入や、塩基配列の検出のために使用される。そのために、核酸の連結は、分子生物学の基礎研究だけではなく、例えば、医療分野における診断や治療、あるいは治療薬や診断薬等の開発や製造、工業及び農業分野における酵素や微生物等の開発や製造に使用される極めて重要な技術である。



核酸の連結は、例えば、DNAリガーゼ等を使用して従来から行われている。しかし、このような生体内の酵素反応を取り出した反応は、特別な条件設定を行わなければならず、さらに、使用される酵素類が比較的高価で、安定性に乏しい等の欠点を有する。このような欠点を克服するために、酵素類を使用しない核酸の連結の技術が研究されてきた。



酵素類を使用しない核酸の連結の技術として、核酸と反応性のある有機化合物を使用する方法がある。近年、光反応を利用した核酸連結技術が、反応の時間的空間的な制御が自由であること、一般的な有機化学反応よりも緩和な条件で反応可能であること等の利点から、注目されるようになってきた。
このような光連結技術として、5-シアノビニルデオキシウリジンを使用した光連結技術(特許文献1:特許第3753938号公報、特許文献2:特許第3753942号公報)が知られている。



核酸の連結と近似した重要な技術に、核酸の架橋がある。例えば、DNAやRNAの架橋反応は、細胞内の遺伝情報の流れを遮断して、遺伝子発現の阻害に使用される。DNAの架橋剤としては、光反応によって架橋を生じる光架橋剤(光クロスリンク剤)としてソラレンという化合物が古くから用いられている。光架橋剤であるソラレンを医薬品として服用して光照射を行う治療方法は、皮膚疾患である乾癬の標準的な治療方法の一つとして普及している。



しかし、ソラレンの光架橋反応は、核酸二本鎖中の5’-TA-3’配列に対して優先的に起こるために、使用できる対象が限定されているという問題がある。また、ソラレンの光連結波長は350 nmで、光開裂波長は250 nmであることから、ソラレンを光架橋剤として使用する場合には、短波長の光源を使用する必要があり、光照射によりDNAや細胞に損傷を与えやすいという問題がある。
【特許文献1】
特許第3753938号公報
【特許文献2】
特許第3753942号公報

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、核酸類と架橋可能な光反応性の核酸塩基類似構造を有する光反応性架橋剤、及び該構造を塩基部分として備えた光クロスリンク能を有する光応答性人工ヌクレオチドに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
次の式I:
【化1】
 


(ただし、式I中、Raは、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素であり、
R1及びR2は、それぞれ独立に、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素である。)
で表される基と、次の式II:
式II Rb-
(ただし、Rbは、水素、糖(糖は、リボース、及びデオキシリボースを含む)、多糖類(多糖類は、核酸のポリリボース鎖、及びポリデオキシリボース鎖を含む)、ポリエーテル、ポリオール、ポリペプチド鎖(ポリペプチド鎖は、ペプチド核酸のポリペプチド鎖を含む)、又は水溶性合成高分子である。)
で表される基とが結合してなる、次の式V:
【化2】
 


で表される化合物からなる、光反応性架橋剤。

【請求項2】
 
Rbが、次の式III又は式IV:
【化3】
 


【化4】
 


で表される基である、請求項1に記載の化合物。

【請求項3】
 
請求項2に記載の化合物からなる、光反応性架橋剤。

【請求項4】
 
塩基部分が、請求項1に記載の式I(ただし、式I中、Raは、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素であり、
R1及びR2は、それぞれ独立に、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素である。)で表される基であるヌクレオシド。

【請求項5】
 
請求項4に記載のヌクレオシドからなる、光反応性架橋剤。

【請求項6】
 
塩基部分が、請求項1に記載の式I(ただし、式I中、Raは、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素であり、
R1及びR2は、それぞれ独立に、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素である。)で表される基であるヌクレオチド。

【請求項7】
 
請求項6に記載のヌクレオチドからなる、光反応性架橋剤。

【請求項8】
 
塩基部分が、請求項1に記載の式I(ただし、式I中、Raは、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素であり、
R1及びR2は、それぞれ独立に、シアノ基、アミド基、カルボキシル基、C2~C7のアルコキシカルボニル基、又は水素である。)で表される基である核酸類(ただし、核酸類には、核酸及びペプチド核酸が含まれる)。

【請求項9】
 
請求項8に記載の核酸類からなる、光反応性架橋剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2009542477thum.jpg
State of application right Registered
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