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高分子粒子およびその製造方法 コモンズ

国内特許コード P160013472
整理番号 N16024
掲載日 2016年11月4日
出願番号 特願2016-162554
公開番号 特開2018-030917
出願日 平成28年8月23日(2016.8.23)
公開日 平成30年3月1日(2018.3.1)
発明者
  • 鈴木 大介
  • 呉羽 拓真
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 高分子粒子およびその製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】
pMEAを含む材料からなる粒子、および前記粒子がゲル材料と複合化した新規複合材料、およびこれらの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、ポリアクリル酸メトキシエチルからなる粒子であって、その直径が、100nm以上、300nm以下であることを特徴とする粒子である。
本発明に係る粒子によれば、良好な生体適合性を有しながら、特異吸着能を有し、生体サンプル、血液等において所望の物質を分離し、かつこれを遠心分離等で回収可能な、高分子粒子を提供することができる。また、本発明の別形態に係る粒子の製造方法によれば、前記粒子を水系重合によって効率的に製造することができる。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


高分子材料は、古くから様々な用途に利用され、各用途に合わせた新たな材料が開発されている。近年では、人工血管、人工皮膚といった医療材料として利用する合成高分子材料の研究が活発に進められている。これらの材料は、生体内で血液と接触させながらの利用が想定されるため、抗血栓性のような生体適合性(血液適合性)が要求される。



ポリアクリル酸メトキシエチル(以下、pMEAという。)は、その表面に特定の構造を有する水分子(中間水)を有することで、血漿タンパク質の吸着・変性を抑制し、血小板の粘着・活性化を抑制することが知られており、生体材料への応用が期待されている(非特許文献1、2)。pMEAの生体材料への適用例として、留置チューブ、人工心肺等の被覆剤等への適用が報告されている(例えば、特許文献1-2)。

産業上の利用分野


本発明は、高分子粒子に関し、特に、血液適合性を有する高分子微粒子およびその製造方法、さらに当該粒子と異なる高分子との複合粒子、さらにその使用方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ポリアクリル酸メトキシエチルからなる粒子であって、その直径が、100nm以上、300nm以下であることを特徴とする粒子。

【請求項2】
アクリル酸メトキシエチルと水とを混合し、モノマー水溶液を製造する工程と、前記モノマー水溶液を攪拌しながら加熱する工程と、重合開始剤を添加する工程と、を備えることを特徴とする請求項1記載の粒子の製造方法。

【請求項3】
前記重合開始剤が、過硫酸カリウム、過酸化水素から選択される開始剤であることを特徴とする請求項2記載の製造方法。

【請求項4】
前記攪拌する際の速度が、100-300rpmであることを特徴とする請求項2または3記載の製造方法。

【請求項5】
前記加熱する際の加熱温度が、摂氏60-80度であることを特徴とする請求項2または3記載の製造方法。

【請求項6】
前記モノマー水溶液中の酸素を窒素バブリングにより除去する工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項2-5のいずれか一項記載の製造方法。

【請求項7】
請求項1記載の粒子が、ゲル状高分子に分散してなることを特徴とする複合粒子。

【請求項8】
前記ゲル状高分子が、メタクリル酸オリゴエチレングリコール類であることを特徴とする請求項7記載の複合粒子。

【請求項9】
アクリル酸メトキシエチルとエチレングリコールジメタクリレートと架橋剤と、水を混合し、混合モノマー水溶液を製造する工程と、前記混合モノマー水溶液を攪拌しながら加熱する工程と、重合開始剤を添加する工程と、を備えることを特徴とする請求項7または8記載の複合粒子の製造方法。

【請求項10】
前記重合開始剤が、過硫酸カリウム、過酸化水素から選択される開始剤であることを特徴とする請求項9記載の製造方法。

【請求項11】
前記攪拌する際の速度が、100-300rpmであることを特徴とする請求項9または10記載の製造方法。

【請求項12】
前記加熱する際の加熱温度が、摂氏60-80度であることを特徴とする請求項9または10記載の製造方法。

【請求項13】
請求項1、7、8のいずれか一項記載の粒子を含むことを特徴とする液体試料中成分の吸着分離用吸着材。

【請求項14】
前記液体資料が血液であることを特徴とする請求項13記載の吸着材。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016162554thum.jpg
出願権利状態 公開
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