TOP > 国内特許検索 > 逆浸透複合膜

逆浸透複合膜 コモンズ

国内特許コード P160013484
整理番号 N16043
掲載日 2016年11月4日
出願番号 特願2016-192224
公開番号 特開2018-051498
出願日 平成28年9月29日(2016.9.29)
公開日 平成30年4月5日(2018.4.5)
発明者
  • 遠藤 守信
  • 野口 徹
  • 犬飼 茂樹
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 逆浸透複合膜 コモンズ
発明の概要 【課題】本発明は、耐ファウリング特性に優れた逆浸透複合膜を提供する。
【解決手段】逆浸透複合膜100は、多孔性支持体102上に、架橋ポリアミドとカーボンナノチューブとを含む逆浸透膜104を設けている。逆浸透膜104は、カーボンナノチューブの含有量が15質量%以上30質量%以下である。逆浸透複合膜100は、クロスフローろ過方式により、温度23℃、10mMの塩化ナトリウム水溶液を操作圧力0.7MPaで、逆浸透複合膜に3日間以上供給し、かつ、透過流束の変化率が±5%以内に6時間にわたって維持されるまで供給したときの透過流束を初期透過流束としたとき、この塩化ナトリウム水溶液に1000ppmの塩化カルシウム及び100ppmの炭酸水素ナトリウムを投入したpH7.8の被処理水を、温度23℃、操作圧力0.7MPaで、さらに逆浸透複合膜に4日間供給したときの透過流束が初期透過流束の85%以上100%以下である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


世界的な水不足と水の汚染に対応するため、逆浸透膜(RO膜)を用いた水処理技術が注目されている。その中でも1nm以下の孔径により塩分などのイオン成分も除去できる芳香族ポリアミドを用いた逆浸透膜が海水淡水化プラントで最も普及している。



逆浸透膜を利用した水処理は、逆浸透膜への汚れの付着によるファウリングによって透過流束が経時的に低下する。そのため、逆浸透膜を定期的に洗浄し、透過流束を回復しなければならない。



また、カーボンナノチューブを用いた逆浸透膜も提案されている(非特許文献1~3)。しかしながら、いずれの提案も現在市販されている逆浸透膜の性能に及ぶものでは無く、耐ファウリング特性の向上も認められない。

産業上の利用分野


本発明は、カーボンナノチューブを用いた逆浸透複合膜に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
多孔性支持体上に、架橋ポリアミドとカーボンナノチューブとを含む逆浸透膜を設けた逆浸透複合膜であって、
前記逆浸透膜は、カーボンナノチューブの含有量が15質量%以上30質量%以下であり、
クロスフローろ過方式により、温度23℃、10mMの塩化ナトリウム水溶液を操作圧力0.7MPaで、前記逆浸透複合膜に3日間以上供給し、かつ、透過流束の変化率が±5%以内に6時間にわたって維持されるまで供給したときの透過流束を初期透過流束としたとき、
前記塩化ナトリウム水溶液に1000ppmの塩化カルシウム及び100ppmの炭酸水素ナトリウムを投入したpH7.8の被処理水を、温度23℃、操作圧力0.7MPaで、さらに前記逆浸透複合膜に4日間供給したときの透過流束が前記初期透過流束の85%以上100%以下である、逆浸透複合膜。

【請求項2】
請求項1において、
前記逆浸透膜の算術平均高さ(Sa)が45nm以上80nm以下である、逆浸透複合膜。

【請求項3】
請求項1または2において、
前記逆浸透膜の表面にはカーボンナノチューブが露出していない、逆浸透複合膜。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項において、
前記カーボンナノチューブの平均長さが、1μm以上10μm以下である、逆浸透複合膜。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項において、
前記カーボンナノチューブの平均直径が、5nm以上30nm以下である、逆浸透複合膜。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2016192224thum.jpg
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close