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METHOD, DEVICE, PROGRAM, AND SYSTEM FOR EVALUATING LUNG CANCER PROGRESS DEGREE, AND INFORMATION COMMUNICATION TERMINAL DEVICE

Patent code P160013488
File No. N16062
Posted date Nov 4, 2016
Application number P2016-209657
Publication number P2018-072074A
Patent number P6403170
Date of filing Oct 26, 2016
Date of publication of application May 10, 2018
Date of registration Sep 21, 2018
Inventor
  • (In Japanese)山口 昌樹
  • (In Japanese)小泉 知展
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人信州大学
Title METHOD, DEVICE, PROGRAM, AND SYSTEM FOR EVALUATING LUNG CANCER PROGRESS DEGREE, AND INFORMATION COMMUNICATION TERMINAL DEVICE
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method, a device, a program, a system, and an information communication terminal device for evaluating the progress degree of lung cancer from temporal changes in data on the concentration of cytokine.
SOLUTION: At least two types of data on the concentration of cytokine acquired from a sample collected from an evaluation target is acquired over time (in other words, concentration data is intermittently collected or concentration data is continuously acquired by a sensor). By checking temporal changes in the thus acquired cytokine concentration data, the progress degree of lung cancer of an evaluation subject is evaluated.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

がん患者の死因の9割はがんの転移によるものであり,がんの転移を制圧するものはがんを制圧するといわれている。しかし,現在臨床で使用されているCTやMRIなどの形態情報に基づく診断機器や,PETなどの機能情報に基づく診断機器では,直径 1 cm 以下のリンパ節転移を正確に検出できるまでの精度を有していない。

がん転移はランダムに起こるわけではなく,乳がんは肺へ,大腸がんは肝臓へ等,ある程度の指向性がある。この臓器選択性を制御しているのがケモカインと呼ばれるサイトカインの一群である。ケモカインは細胞遊走を主要な作用としており,どの細胞(リンパ球) がどの臓器に移行するかは,ケモカインとその受容体により厳密に制御されている(非特許文献1)。また,Scopusなどの文献検索エンジンで調査すると,1977年以降,がんとサイトカインに関する21万編に及ぶ英文学術論文が発表されており,がんの発症とサイトカインの種類や濃度との間には,何らかの関連があるのではないかと考えられている。そしてさらには,体液中のサイトカインの濃度データをがん診断等利用する提案もなされている(例えば,特許文献1~4)。

また,ステージの進行に伴い濃度が上昇するサイトカインについての先行技術調査を行ったところ,Bodoらは,非特許文献2において,IL-6の濃度がステージとともに上昇したと述べている。さらに,Liuらは,非特許文献3においてcytokine-1 (MIC-1) の濃度がステージとともに上昇したと述べている。しかし,いずれも1種類のサイトカイン濃度のみに着目しており,複数のサイトカインレベルの関係については報告されていない。
一方,ステージの進行に伴い濃度が低下するサイトカインについての先行技術調査を行ったところ,Matanicらは非特許文献4においてFig.2を示し,非小細胞肺がん(NSCLC)の患者において,病気の進行中にサイトカインレベルの若干の低下が観察されたと述べているが,統計学的な解析に基づく有意性は示していない。また,Guadagniらは非特許文献5におけるFig.1において,IL-6のレベルがNSCLCのstage1-3と比較してstage4で低下しているように見えるようなデータを示しているが,統計学的な解析に基づく有意性は示していない。つまり,ステージの進行に伴い濃度が低下するサイトカインは存在するかもしれないが,医学的エビデンスが示されているとは言えない。

なお,サイトカインによるがんの評価ではないが,体液中における2種類以上のアミノ酸の濃度データを用いて膵臓がんを評価する提案がなされており,本件発明における評価の解析手法として関連しているため,参照した(特許文献5)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は,評価対象から採取されたサイトカインの濃度データの経時的な変化から肺がんの進行度合いの評価を行う肺がん進行度合いの評価方法,並びにそれに用いる評価装置,プログラム,評価システム及び情報通信端末装置に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
サイトカインの濃度データの経時的変化に基づき,肺がんの進行度合いを評価するために、評価対象から採取した唾液中の少なくとも2種類のサイトカインの濃度データを経時的に取得する肺がん進行度合いの評価方法。

【請求項2】
 
前記サイトカインの濃度データにはIP-10,IL-1ra,IL-1β,IL-6,IL-7,IL-8,IL-9,IL-10,IL-12p70,IL-13,G-CSF,TNF-α,MIP-1α,MIP-1β,VEGF,MCP-1,PDGF-BB,IFN-γ及びEotaxinの少なくとも2種のサイトカインの濃度データが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の肺がん進行度合いの評価方法。

【請求項3】
 
評価対象における肺がん進行度を評価する装置であって,
制御部と記憶部とを備え,
前記制御部は,あらかじめ前記記憶部に記憶された唾液中のサイトカインの濃度データの経時的変化と,評価対象の唾液から取得した少なくとも2種類のサイトカインの濃度の経時的変化とを比較することにより肺がんの進行度合いを評価する評価手段を備えることを特徴とする肺がん進行度合い評価装置。

【請求項4】
 
制御部と記憶部とを備えた情報処理装置において実行させるための評価対象における肺がん進行度を評価する肺がん進行度合い評価プログラムであって,
前記制御部において実行させるための,あらかじめ前記記憶部に記憶された唾液中のサイトカインの濃度データの経時的変化と,評価対象の唾液から取得した少なくとも2種類のサイトカインの濃度の経時的変化とを比較することにより肺がんの進行度合いを評価する評価ステップを含むことを特徴とする肺がん進行度合い評価プログラム。

【請求項5】
 
制御部と記憶部とを備え,評価対象における肺がん進行度を評価する肺がん進行度合い評価装置と,制御部を備え,唾液中のサイトカインの濃度値に関する前記評価対象のサイトカインの濃度データを提供する情報通信端末装置と,がネットワークを介して通信可能に接続された肺がん進行度合い評価システムであって,
前記情報通信端末装置の前記制御部は,
前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカインの濃度データを前記肺がん進行度合い評価装置へ送信するサイトカイン濃度データ送信手段と,前記肺がん進行度合い評価装置から送信された評価対象における前記肺がん進行度に関する評価結果を受信する評価結果受信手段と,を備え,
前記肺がん進行度合い評価装置の前記制御部は,前記情報通信端末装置から送信された前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカインの濃度データを受信するサイトカイン濃度データ受信手段と,前記サイトカイン濃度データ受信手段で受信した前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカインの濃度データの経時的変化に基づいて前記肺がん進行度を評価する評価手段と,前記評価手段で得られた前記評価結果を前記情報通信端末装置へ送信する評価結果送信手段と,を備えることを特徴とする肺がん進行度合い評価システム。

【請求項6】
 
評価対象における肺がん進行度を評価する肺がん進行度合い評価装置とネットワークを介して通信可能に接続された制御部とを備え,唾液中のサイトカインの濃度値に関する前記評価対象のサイトカインの濃度データを提供する情報通信端末装置であって,
前記制御部は,前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカインの濃度データを前記肺がん進行度合い評価装置へ送信するサイトカイン濃度データ送信手段と,
前記肺がん進行度合い評価装置から送信された前記評価対象における前記肺がん進行度に関する評価結果を受信する評価結果受信手段と,を備え,
前記評価結果は,前記肺がん進行度合い評価装置が,前記情報通信端末装置から送信された前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカインの濃度データを受信し,受信した前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカイン濃度データの経時的変化に基づき肺がんの進行度合いを評価した結果であることを特徴とする情報通信端末装置。

【請求項7】
 
唾液中のサイトカインの濃度値に関する評価対象のサイトカインの濃度データを提供する情報通信端末装置とネットワークを介して通信可能に接続された制御部と記憶部とを備え,前記評価対象における肺がん進行度を評価する肺がん進行度合い評価装置であって,
前記制御部は,
前記情報通信端末装置から送信された前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカインの濃度データを受信するサイトカイン濃度データ受信手段と,
前記サイトカイン濃度データ受信手段で受信した前記評価対象の少なくとも2種類の前記サイトカイン濃度データの経時的変化に基づき肺がんの進行度合いを評価する評価手段と,
前記評価手段で得られた,前記評価対象における前記肺がん進行度に関する評価結果を前記情報通信端末装置へ送信する評価結果手段と,を備えることを特徴とする肺がん進行度合い評価装置。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2016209657thum.jpg
State of application right Registered
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