Top > Search of Japanese Patents > EPITHELIAL-TO-MESENCHYMAL TRANSITION INHIBITOR AND CANCER METASTASIS THERAPEUTIC AGENT

EPITHELIAL-TO-MESENCHYMAL TRANSITION INHIBITOR AND CANCER METASTASIS THERAPEUTIC AGENT commons

Patent code P160013517
File No. DP1675
Posted date Nov 25, 2016
Application number P2015-053282
Publication number P2016-172701A
Patent number P6530206
Date of filing Mar 17, 2015
Date of publication of application Sep 29, 2016
Date of registration May 24, 2019
Inventor
  • (In Japanese)吉川 研一
  • (In Japanese)谷口 浩章
  • (In Japanese)橋本 周
  • (In Japanese)松田 修
  • (In Japanese)岸田 綱郎
  • (In Japanese)太田 太恵子
Applicant
  • (In Japanese)学校法人同志社
Title EPITHELIAL-TO-MESENCHYMAL TRANSITION INHIBITOR AND CANCER METASTASIS THERAPEUTIC AGENT commons
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a molecule that exhibits EMT inhibitory effect as an active ingredient of a pharmaceutical composition for treating and/or preventing cancer metastasis.
SOLUTION: The present invention provides an agent for inhibiting the transition from an epithelial cell (excluding gastric adenocarcinoma-derived cell) to a mesenchymal cell, comprising a nucleic acid having a base sequence encoding Prdm16, or a pharmaceutical composition for preventing and/or treating the metastasis of cancer (excluding gastric adenocarcinoma), comprising a nucleic acid having a base sequence encoding Prdm16.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

Prdmファミリーは、神経、造血、及び生殖系の幹細胞の運命決定因子として同定されたSETドメインを保有する転写因子群に属し、その作用機構の解明が待たれている(非特許文献1~3)。

近年、Prdm16を筋肉細胞および白色脂肪細胞に発現させることによって褐色脂肪細胞への分化誘導が可能になることが明らかになったが、その分子機構については不明である(非特許文献4、5)。

悪性腫瘍は、日本での死因のトップとなっている。なかでも、原発腫瘍が原因である死亡よりも転移癌による死亡が大半を占めている。近年の研究において、上皮間葉転換(上皮間葉移行とも呼ばれ、本明細書ではEMTと呼ぶことがある。)が、癌の転移に認められる現象として知られる。

上皮系の癌細胞が間葉系の細胞に形質転換することによって、斯かる癌細胞が運動性と他の臓器への浸潤性を獲得し、血管に侵入することで癌の転移が生じるといったメカニズムが考えられている。そして、このようなEMTはTGFβシグナルカスケードがポジティブに作動することによって生じることも知られている。

TGFβシグナルカスケード(Smadシグナルカスケードとも呼ばれる)は、TGFβs、BMPs、GDFs、各種アクチビン、各種インヒビン、ノダル等のTGFβスーパーファミリーに属するリガンドが、セリン/スレオニン型のTGFβレセプタースーパーファミリーに属する各種レセプターに結合することによって惹起され、細胞内でSmadファミリータンパク質群のリン酸化を経て、核内に情報が伝達されるシグナルカスケードである。このようなTGFβシグナルカスケードは、細胞の分化/増殖に関与することから、特に厳密に制御されていることが知られている。

例えば、GPCRやRTKを上流に持つMAPKシグナルカスケード、βカテニン/Wntシグナルカスケード、PI3K/Aktシグナルカスケード等といった、他の様々なシグナルカスケードとクロストークしながら、TGFβシグナルカスケードは厳密に制御される。

よって、TGFβシグナルカスケードの一部を遮断したとしても、上記する様々なクロストークカスケードを迂回して本来のTGFβシグナルカスケードが進行する事も知られている。

非特許文献6には、転写共役制御因子であるSKI(c-skiとも呼ばれる)と転写因子であるMEL1(Prdm16とも呼ばれる)が、胃腺癌に由来するMKNs細胞内にて強調的にTGFβシグナルカスケードを阻害することが開示されている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、上皮細胞から間葉細胞への転換阻害剤、及び癌の転移を予防及び/又は治療するための医薬組成物に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
配列番号1に示す塩基配列からなる核酸又は
配列番号1に示す塩基配列において1または数個の塩基が欠失、置換又は付加してなる核酸であって、上皮細胞から間葉細胞への転換を阻害する転写因子の機能を有する核酸を含む、上皮細胞(胃腺癌由来細胞を除く)から間葉細胞への転換阻害剤。

【請求項2】
 
上皮細胞が、乳腺上皮細胞、肝上皮細胞、及び癌組織に由来する細胞からなる群より選択される上皮細胞である、請求項1に記載の阻害剤。

【請求項3】
 
上皮細胞が、癌組織に由来する細胞である、請求項1又は2に記載の阻害剤。

【請求項4】
 
上皮細胞が、大腸癌、肝臓癌、肺癌、及び乳癌からなる群より選択される癌組織に由来する細胞である、請求項1~3の何れか1項に記載の阻害剤。

【請求項5】
 
配列番号1に示す塩基配列からなる核酸又は
配列番号1に示す塩基配列において1または数個の塩基が欠失、置換又は付加してなる核酸であって、上皮細胞から間葉細胞への転換を阻害する転写因子の機能を有する核酸を含む、上皮間葉転換を発症機序とする癌(胃腺癌を除く)の転移を予防及び/又は治療するための医薬組成物。

【請求項6】
 
癌の転移が、大腸癌、肝臓癌、肺癌、及び乳癌からなる群より選択される癌からの転移である、請求項5に記載の医薬組成物。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
(In Japanese)ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close