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臍帯血造血幹細胞支持物 コモンズ

国内特許コード P160013566
整理番号 NU-669
掲載日 2016年12月22日
出願番号 特願2017-162233
公開番号 特開2018-035149
出願日 平成29年8月25日(2017.8.25)
公開日 平成30年3月8日(2018.3.8)
優先権データ
  • 特願2016-167355 (2016.8.29) JP
発明者
  • 中山 享之
  • 加藤 栄史
  • 村田 誠
出願人
  • 学校法人 愛知医科大学
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 臍帯血造血幹細胞支持物 コモンズ
発明の概要 【課題】造血微小環境の構築に有効な手段を提供し、臍帯血移植の成功率ないし治療成績の向上を図ることを課題とする。
【解決手段】脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する、臍帯血移植用細胞製剤が提供される。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


造血幹細胞移植は血液疾患(例えば各種白血病や再生不良性貧血)の治療として広く普及しつつある。現在のところ造血幹細胞のソースとしては骨髄、末梢血、臍帯血の3つがある。通常、様々な条件や制約などを総合的に考慮し、最適な移植術が決定される。臍帯血移植は他の二つの移植に比して実績は少ないものの、骨髄移植と比べ提供者の負担が少ない、凍結保存されているためすぐ移植できる、移植片対宿主病(GVHD)が少ない等の利点があるため、施行件数が増加している。しかしながら、臍帯血移植にも欠点が存在する。原因は解明されていないが生着不全や造血回復遅延が多く、患者は頻回の輸血が必要となり、時には出血や感染のため生命の危険にさらされる。そのため、細胞数が一定基準以下の臍帯血は利用されず、貴重な細胞ソースが無駄になっている。



一方、脂肪組織由来間葉系幹細胞(ADSC)は骨細胞、軟骨細胞、心筋細胞など、様々な細胞への分化能を有し、組織の再建や様々な疾患の治療への適用が検討されている。本発明者らの研究グループは、ADSCの新たな用途を見出すため、マウスADSCを樹立しその性質を検討した。骨髄移植マウスモデルを用いた解析では、ADSCを併用するとより早く生着し、しかも少ない造血幹細胞数で生着が可能となることが見出された(非特許文献1)。一方、ヒトADSCが末梢血由来造血幹細胞に対して支持能力を発揮することも判明した(非特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明は脂肪組織由来間葉系幹細胞の新規用途に関する。詳しくは、脂肪組織由来幹細胞の造血幹細胞移植への適用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する、臍帯血移植用細胞製剤。

【請求項2】
脂肪組織由来間葉系幹細胞がヒト細胞である、請求項1に記載の臍帯血移植用細胞製剤。

【請求項3】
臍帯血又は臍帯血中の造血幹細胞と混合された後に骨髄内に投与される、請求項1又は2に記載の臍帯血移植用細胞製剤。

【請求項4】
臍帯血移植用細胞製剤を製造するための、脂肪組織由来間葉系幹細胞の使用。

【請求項5】
臍帯血移植が必要な患者に対して、臍帯血又は臍帯血中の造血幹細胞とともに、治療上有効量の脂肪組織由来間葉系幹細胞を投与するステップを含む、臍帯血移植。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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