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液晶性を備えたセルロース誘導体、及び、液晶性を備えたセルロース誘導体の製造方法、並びに、同セルロース誘導体を含有する樹脂材料 コモンズ

国内特許コード P170013610
整理番号 OU-0200
掲載日 2017年1月18日
出願番号 特願2013-179176
公開番号 特開2015-048365
登録番号 特許第6395356号
出願日 平成25年8月30日(2013.8.30)
公開日 平成27年3月16日(2015.3.16)
登録日 平成30年9月7日(2018.9.7)
発明者
  • 氏家 誠司
出願人
  • 国立大学法人 大分大学
発明の名称 液晶性を備えたセルロース誘導体、及び、液晶性を備えたセルロース誘導体の製造方法、並びに、同セルロース誘導体を含有する樹脂材料 コモンズ
発明の概要 【課題】樹脂材料の原料となりうる比較的容易に合成可能な液晶性を備えたセルロース誘導体を提供する。また、液晶性を備えたセルロース誘導体の製造方法についても提供する。
【解決手段】本発明に係る液晶性を備えたセルロース誘導体では、一般式[I]で現される分子構造を含むこととした。また、本発明に係る液晶性を備えたセルロース誘導体の製造方法では、ヒドロキシプロピルセルロースを有機溶媒中に溶解させる溶液調製工程と、この溶液に、イソシアン酸フェニル化合物、2-メタクリロイルオキシエチルイソシアナートから選ばれる少なくともいずれか1つを混合し反応させる反応工程と、前記反応工程を経た混合溶液に、水及び塩水を添加して、ヒドロキシプロピルセルロース誘導体を沈殿させる沈殿工程と、沈殿物を回収して乾燥させる乾燥工程と、を有することとした。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、配向性を示す高分子化合物を主成分として含有させた液晶性を備える樹脂材料が知られている。



このような高分子化合物としては、例えば、セルロースエステルが知られている。



セルロースエステルを主成分として含有する樹脂材料は、各セルロースエステルの分子の伸延方向を、おおよそ一定の方向に配向させた状態でフィルム状に成形することにより、偏光フィルムとして利用されている。

産業上の利用分野


本発明は、液晶性を備えたセルロース誘導体、及び、液晶性を備えたセルロース誘導体の製造方法、並びに、同セルロース誘導体を含有する樹脂材料に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式[I]:
【化1】


で現される分子構造(但し、一般式[I]中のR1の全てが水素原子以外であるもの、及び、一般式[I]中の全てのR2
【化2】


であるものを除く。)を含む液晶性を備えたセルロース誘導体。

【請求項2】
ヒドロキシプロピルセルロースを誘電率が15~25の有機溶媒中に溶解させてヒドロキシプロピルセルロース溶液を調製する溶液調製工程と、
前記ヒドロキシプロピルセルロース溶液に、イソシアン酸4-ニトロフェニル、イソシアン酸p-トリル、イソシアン酸4-クロロフェニルから選ばれる少なくともいずれか1つであるイソシアン酸フェニル化合物又は同イソシアン酸フェニル化合物と2-メタクリロイルオキシエチルイソシアナートを混合し、この混合溶液中にて前記イソシアン酸フェニル化合物、2-メタクリロイルオキシエチルイソシアナートと前記ヒドロキシプロピルセルロースとを反応させ、同ヒドロキシプロピルセルロースの単位ユニット中に存在するヒドロキシル基の一部に置換基を導入する反応工程と、
前記反応工程を経た混合溶液に、水及び塩を添加して、ヒドロキシプロピルセルロース誘導体を沈殿させる沈殿工程と、
前記沈殿工程にて沈殿させたヒドロキシプロピルセルロース誘導体を回収して乾燥させる乾燥工程と、を有する一般式[I]:
【化3】


で現される分子構造(但し、一般式[I]中のR1の全てが水素原子以外であるもの、及び、一般式[I]中の全てのR2
【化4】


であるものを除く。)を含む液晶性を備えたセルロース誘導体の製造方法。

【請求項3】
請求項1に記載の液晶性を備えたセルロース誘導体を主成分として含有する樹脂材料。

【請求項4】
前記液晶性を備えたセルロース誘導体同士を架橋する架橋剤を含有させたことを特徴とする請求項に記載の樹脂材料。

【請求項5】
フィラーを含有させたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の樹脂材料。

【請求項6】
請求項3~5に記載の樹脂材料により成形された樹脂成型品。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013179176thum.jpg
出願権利状態 登録
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